学校行事

さようなら!わんぱく丸

 並木小学校のシンボル的存在だった「わんぱく丸」が,老朽化のために撤去となりました。並木っ子にとっては,
とても愛着のある存在なので,残念で仕方ありませんでしたが,安全を最優先としました。

撤去される当日の朝,白い大きな帆が,青く澄んだ冬空に映え,最後の勇姿を見せてくれました。
 
いよいよ解体作業の始まりです。ショベルカーやトラックが,わんぱく丸を囲みます。
 
白い大きな帆や滑り台が,取り外されていきます。あっという間に,デッキだけの状態になってしまいました。
  
   
残るのは,大切な「舵(かじ)」だけとなりました。「寂しいな!せめて『わんぱく丸の舵』だけでも・・・」
   
舵も切り取られ,デッキもなくなり,「わんぱく丸」は並木小学校の校庭から,すっかりその姿を消してしまいました。
     
なくなったはずの「わんぱく丸の舵」が,玄関前に置かれていました。6年生が感謝を込めて,綺麗に磨いてくれました。
 
「わんぱく丸」は消えてしまいましたが,「舵」と「思い出」は,いつまでも,並木小とみんなの心に残っています。

 「長い間,私達を見守ってくれて,ありがとう!『わんぱく丸』との思い出は,決して忘れません。」
初代「わんぱく丸」は,永遠の航海に旅立ちました。いつの日にか,新しい「わんぱく丸」が航海を終えて,
並木小学校に戻ってくることを,並木っ子は待っています。