学校行事

指導力の向上を目指して

 子ども達が,学校生活を楽しく充実させるために先生方は,日々努力を重ねています。その中でも,特に重要なのは
「楽しく・分かりやすく」学習を進める「指導力」です。
 並木小学校では「算数の授業」を通して,指導力の向上を目指しています。その成果を市内の先生方にも見てもらい,さらなる向上のために「公開授業研究会」を行っています。今回は,2回目の研究会です。今日は,1年生と5年生の先生が授業をして,参観と協議を行いました。
 1年生は「3+9」のような「たす数が大きいたし算」の仕方を学びます。
   
自分の考えがまとまったら,友達に考えを紹介して,いろいろな考えがあることを確認します。
   
意見交換が終わったら,みんなの前で発表します。大きな声で分かりやすく話すことも大切な学習です。
   
学習して分かったことをみんなで確認して,今日の学習を終わります。「学習の振り返り」も忘れません。
   
学習を終えた子ども達の表情はとても満足そうでした。緊張していた先生も,ホッと一息です。お疲れ様でした。

 5年生は「図形の角を調べよう」の学習です。「五角形・六角形の内角の和」の求め方を学びます。
「あれあれ,これも五角形?」「そうなんです。」「5本の直線で囲まれていれば,五角形なのです。」
 
今までに習ったことを利用して,問題を解いていきます。対角線を引いて,三角形や四角形に分けて考えています。
 
 考えが整理できたら,友達同士の意見交換をします。自由に歩き回って多くの人と意見を交わします。
意見交換が終わったら,代表がみんなの前で説明します。真剣に発表を聴く子ども達は,学習に集中しています。
     
最後に分かったことを確認して,今日の学習はお仕舞いです。充実した子ども達の満足そうな表情が印象的でした。
  
 授業が終わった後は,いつものように講師の先生を囲んで,協議会を行います。低学年と高学年に分かれて,
成果と課題を整理しながら話し合います。子ども達に負けない活気のある協議が,さらなる向上につながっています。
      
次回「第3回公開授業研究会」は,平成30年11月21日(水)に行います。
実施学年は,2年生・4年生・こだま学級です。