学校行事

並木小学校の研究の成果を

 昨日,「第3回 算数科公開授業研究会(最終回)」を行いました。市内の多くの先生方が,並木小学校の算数の
学習を見てくださいました。こだま1組「いくらになるかな」の学習は,買い物をして,代金とおつりの計算をします。
 
決められたお金を持って,買い物をします。お菓子や果物,野菜など,買いたい物がたくさん並んでいます。
 
買い物が終わったら,代金とおつりを計算して,先生の待つレジで精算します。グループで協力して,おつりの額を確認します。
   
最後に,買い物で「何を買ったのか」「代金やおつりはいくらだったか」をみんなの前で報告します。
 
余ったお金でもう一度買い物をする子ども達の目は,キラキラと輝き,とても楽しそうでした。


2年1組「九九をつくろう」の学習は,「七の段の九九」をつくります。7個入りのお菓子が出てくると喚声が上がります。
 
予想を立てて,図や式・言葉で考えをノートに整理します。書けたら手を上げて,先生に見せて,発表の準備です。
   
自分の意見が整理できたら,友達の考えを聞いて,同じところや違うところを確認し合います。
 
友達との意見交換が終わったら,みんなの前で説明して,質問や付け足しをしながら意見を整理します。
  
最後に,学習のまとめをします。黒板もノートもぎっしりと綺麗に整理されていて,充実した学習の成果が分かります。
    

4年2組「どのように変わるか調べよう」の学習は,1辺が1cmの正方形を2段・3段・・・と階段状に重ねたときの
周りの長さの関係を「ことばの式」や「の式」で表す方法を考えます。
 
関係のきまりを見つけるためには「表にまとめればよいだろう」という予想にもとづいて調べていきます。
   
きまりが発見できたら,友達同士意見交換をして,各班で考えを整理してまとめます。
 
各班からの発表を整理して,みんなで2つの関係を表す式を確認していきます。
「正方形の段の数×4=周りの長さ」「「×4=」などの式が完成しました。
   


今回の研究会では,授業後の協議会に他の学校の先生方も加わってもらい,意見交換をしました。
 
教育長も協議の様子を参観され,熱心に意見を交わす先生方の様子に感心されていました。
 
 並木小学校の先生方は,毎年いろいろな研修会や研究会を行いながら,子ども達のために頑張っています。
こうした取り組みの様子を市内の先生方に見てもらうことで,更にモチベーションを高めています。
       
子ども達同様に「主体的・対話的な深い学び」を実践しています。