校長室より

校長室より

新しいリーダーです。

令和4年度の児童会役員が決まり、校長室に挨拶に来ました。一人一人からどんな学校にしていきたいか聞いていったところ、それぞれ自分の思い描いている学校をしっかりと説明しました。今年度から継続して役員になっている子もいて、みんな自信を持った表情で力強く話してくれました。私からは、今年度も続けてきた挨拶に力を入れてほしいということを伝えました。西っ子みんなが、笑顔で挨拶を交わせるようにしてくれるといいなあと思っています。


卒業を祝う会の準備はすでに始まっており、今日来てくれた8人が中心となって進めています。今までの伝統を引き継ぎつつ、新しいカラーを打ち出してくれそうで、頼もしく感じました。

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1学期が終わりました

本日終業式を行い、1学期の教育活動が終わりました。子どもたちは夏休みに入ります。昨年度は20日ほどの期間でしたが、今年は通常通りの期間(42日)となります。


終業式に子どもたちに話しましたが、小学生の夏休みはちょっとワクワクします。大人になって振り返ってみても、夏休みの思い出というとまず小学生の頃です。虫とりをしたこと、釣りをしたこと、スイカを食べたこと、花火をしたこと等。今年の夏、西っ子たちには思い出に残る夏休みをすごしてほしいと思っています。
今学期も、常に感染予防対策を心がけながら教育活動を行ってきました。行事予定の変更等もありましたが、西っ子たちが元気に学校生活を送ることができたのも、保護者の方々や地域の方々にご協力いただいたおかげと感謝しております。本当にありがとうございます。2学期もこのような状況は続くのではないかと思いますが、できるかぎり体験の機会を確保していきたいと考えています。引き続き、ご理解の上ご協力をお願いいたします。

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気分は科学者

休み時間、校長室に遊びに来た2年生が、「次の時間理科室で勉強するんだよ」と言っています。2年生はまだ理科はやってないはずだけど・・・。
「なんの勉強するの?」
「算数だよ」「校長先生も来て!」と言われてさっそく理科室に向かいました。


2年生は「かさ」の勉強をしています。今日は、1Lと1dLの容器を使って実際に水のかさを量ってみるという授業でした。
2年生にとって理科室は慣れない空間なので、ちょっと緊張します。科学者になった気分で、いつもより真剣に勉強できました。


1dLの容器で1Lの容器に水を入れていくと、ちょうど10杯でいっぱいになり、1L=1dLが体感できました。この経験は、これからもきっと記憶に残っていることと思います。

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校長室探検!

1年生の生活科には「学校探検」という学習があります。学校にどんな教室や施設があって、それが自分たちとどのように関わっているかを学ぶ学習です。毎年恒例でこの学習は2年生が1年生を案内するという形をとっています。特別教室の一つとして、今日は校長室にも探検に来ました。


1年生は部屋に中を珍しそうに観察しています。棚に飾ってある化石や鳥の剥製など見て「これなあに?」「生きてるの?」と質問する子や、机にパソコンがあるのを見て「ゲームしてるの?」と聞いてくる子もいます。案内している2年生の中には、よく校長室に遊びに来ている子もいて、しっかりと解説してくれました。

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重さはどうなるかな??

今日は3年生の2学級で理科の授業をさせていただきました。単元は「ものの形と重さ」です。
子どもたちはここまで「物の重さは形を変えても変わらない」「体積が同じでもものによって重さがちがう」ということを学習しています。それを踏まえて発展的な学習をしました。
上皿秤に水を入れた容器と木片を乗せ、重さをはかります。そのまま木片を水に浮かべると全体の重さは変化するだろうかという問題です。


水と木片を一緒に上皿秤に乗せてから、秤の目盛りを隠します。そして木片をそっと水に浮かべました。目盛りはどうなるでしょうか?
「浮かべたってはかりの上だから重さは変わらない」
「浮かんでいて水の上に出ている部分は重さがないから軽くなる」
「木は水を吸って重くなるから、重くなる」
「木が水を吸っても、その水ははじめからあるものだから重さは変わらない」
「水に入ったときなどに体が軽く感じたことがあるから軽くなる」
「お風呂に入るとお湯が上がってくる。その分重くなって結局変わらない」
様々な意見が出てきました。お友だちの考えを聞いているうちに
「わからなくなった!」
「まよってきた!」
という声もあがりました。この間、頭の中はものすごくアクティブに活動していたことでしょう。子どもたちの表情をみていて、よくわかりました。
いよいよ答え合わせです。
3,2,1!。目盛りを隠していた紙をはがすと・・・・


目盛りは全然動いていませんでした。重さは変化しなかったのです。
「やっぱり変わらなかった!!」子どもたちは、ここで重さが変化しないことを改めて学びました。
質量保存の考え方は科学を学習していくうえでとても重要なものです。3年生の学習からスタートするので、ここでしっかり身につけること大切と考えています。学年が上がっていくにしたがって、水に溶かした時に重さが保存されることや、化学変化の前後の重さの違いの学習などにつながっていきます。今日の学習がこれからの理科学習や生活にいかされていくといいなあと思いました。
3年生の皆さん、ありがとうございました。

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