2022年6月の記事一覧

3年ぶりの「読み聞かせ」

 今朝、登校してきた2年生の児童たちが「カマキリをつかまえたよ!」と興奮気味に言いながら見せに来ました。とても小さいので恐らく孵化したばかりなのかもしれません。アリとほとんど区別がつかないのでよく見つけたなと感心しました。児童たちにとっては毎日の登下校も小さな「冒険」「探検」であり、さまざまな発見があるようです。

 本日、コロナ禍でしばらく中断していた絵本の読み聞かせが久しぶりに再開されました。中断中にも読み聞かせの動画をつくって頂いてそれを視聴してきたのですが、教室で直に児童たちに聞かせて頂くのは約3年ぶりになります。特に1~3年生の児童たちにとっては、本校で体験する初めての読み聞かせになります。今朝は、多くの保護者の方々のご協力もありすべての学級で聞かせて頂くことができました。どの教室でも、児童たちが朗読の声に耳を傾けながら物語の世界に浸っている姿が見られました。お忙しい中を早朝からご来校くださった保護者の皆様、本日はありがとうございました。

 

本日の授業風景(1・2年生、なかよし学級)

 本日2時間目の様子です。なかよし学級の各教室を覗いてきましたが、どの教室でも児童たちが落ち着いて学習に取り組んでいました。

 2年生の教室は算数の授業中でした。3桁目が繰り上がる足し算の学習をしているようです。各児童が持っている数字カードを机上に広げながら、視覚面からも理解が補われるように授業が進められていました。

 突然、ある児童が使っていた数字のカードが大量に床に落ちてしまいました。すると、近くの席にいた児童たちが一斉にそれを拾いに駆けつけていました。誰から指示されたわけでもなく、瞬時に自分の判断でこのような行動がとれることはとても素晴らしいと思います。

 1年生の教室も算数の授業中でした。引き算の計算問題に取り組んでいます。まだ一桁の数字の計算問題ばかりですので、迷ったときには両手の指が使えます。

 給食の時間にも少しだけ1年生の教室を覗いてきました。今日の主菜はアサリがたっぷり入った「深川めし」です。みんな美味しそうに食べています。

 2年生の教室にも寄ってきました。たくさんおかわりをしていた食べ盛りの「大盛りクン」たちです。

本日の授業風景(4年生)

 今朝の始業前の光景です。5年生の女子児童たちが今朝も藤棚の下の雑草取りをしてくれていました。

 2年生の児童たちが育てているミニトマトに、緑色の小さな実がたくさん見られるようになってきました。

 1時間目の4年生の教室です。現在4年生は社会科の授業で千葉県について学習しています。先日見学したときは千葉市のニンジン生産について学んでいましたが、今日は水揚げ量日本一を誇る銚子漁港についてさまざまな角度から学習していました。魚の加工品の一例として、担任が近頃スーパーマーケットなどでもよく見かける「缶詰サバカレー」を取り上げていましたが、意外にも「知らない」「食べたことない」との反応が多く、児童たちにはなじみが薄い食べ物だったようです。

 隣の学級は漢字の練習中でした。新しく学習する字を一文字ずつ担任と共に指で書き順を確認しながら、ドリルを使って何度も書く練習に取り組んでいます。「児童」の「児」という漢字も今日新しく習う字に含まれていました。バランスよく書くのが少し難しいようで、練習用のマスが埋まった後も、枠外の余白を使って何度も書く練習をしていた児童がいました。

 1時間目終了後に廊下で見かけた光景です。2人でがんばってここまで運んできましたが、あと少しのところで力が尽きてしまい先生に手伝ってもらいました。

1年生の成長を感じます

 1時間目になかよし学級の教室を覗いてみると、1年生がカラフルなセロファン紙や針金を使って作品を作っていました。何が出来上がるのか想像もつきませんでしたので、いちばん端の男子児童に何を作るのか尋ねてみたところ、「テルテル坊主」という答えが返ってきました。なるほど今の季節にはピッタリです。しかも「(テルテル坊主に)手をつけるんだ」「頬っぺたもつけてみようかな 」と張り切って作っていましたので、きっと個性的なテルテル坊主が出来上がるでしょう。

 4時間目終了後、久しぶりに1年生の配膳の様子を見に行ってきました。担任の話では、職員が手を貸す機会を少しずつ減らしてきて、最近ではほぼ自分たちだけで配膳が出来るようになったそうです。今日の当番の児童たちも、授業が終わると直ちに割烹着に着替えて、自分たちで分担を決めてすぐに配膳作業に取り掛かっていました。隣でいつも2年生が手本を示してくれているおかげもありますが、1年生のテキパキとした動きにこの3ヶ月間の大きな成長を感じました。

 その1年生の教室前廊下の窓ガラスに、図工の授業で作成した作品が貼られていました。太陽の光をうけてさまざまな色に輝いてとてもきれいです。

 なかよし学級の教室にも、1時間目に児童たちが作っていた作品が同じように窓ガラスに貼られていました。

 給食後の歯磨きの様子です。

 帰りの会の時間、3階廊下の窓から校庭を見下ろすと、5年生の児童たちが蓮の池の掃除をしていました。最近5年生の児童たちが、藤棚の下やこの蓮池など、日ごろあまり掃除されていない場所を自主的にきれいにしてくれています。

本日の授業風景(5・6年生)

 今日の2時間目に5・6年生の教室を見学してきました。最初の6年生の学級は書写の授業中でした。「思いやり」という字を練習しています。これまでにも何度か話題にしてきましたが、この学年は左利きの児童が多いのが特徴です。毛筆の止めや払いなどの技法は、やはり左利きの人には少し難しそうでした。 

 隣の学級は算数の授業中でした。数直線を用いて分数の計算を練習しています。個人で一通り問題に取り組んだ後で、グループごとに机を合わせて解き方の教え合いをしていました。

 5年生の教室から、元気な声で英語を復唱する声と楽しそうな歓声が聞こえてきました。室内を覗いてみると、2人1組で英語で教科名が書かれたカードを取り合うゲームをしています。"music" や "Japanese" などの馴染み深いものだけではなく、"Homemaking(家庭科)" や "Calligraphy(書写)" など普段あまり聞かないような難しい英単語も混ざっていましたので、思わず違うカードに手を伸ばして「お手つき」をしてしまう児童も多く見かけました。

 となりの学級は国語の授業中で、「話すとき」と「書くとき」で異なる言葉について学習していました。例えば、「先生」という言葉は「せんせい(書)」と「せんせえ(話)」のように異なります。普段はあまり気づきませんが、黒板に書かれているいくつかの言葉を見ると、このような言葉がけっこう多いことに気づかされます。