2021年6月の記事一覧
3年生「市内巡り」(6月22日)
今日は、3年生が朝から市内巡りに出かけました。
今日は教頭が引率をしたのですが、午後の「鳥の博物館」と「水の館」の見学時に少しだけ様子を見に行ってきました。(赤帽子の方の学級に同行したので掲載した写真に偏りがあります。白帽子の学級の写真は明日掲載する予定です)
水の館の展望台から眺める景色はとてもきれいです。雄大な手賀沼の姿とそこに架かる美しい橋、周辺の田畑や森の眩しいほどの緑。我孫子市は小さな街ですが、このような多くの施設と豊かな自然に恵まれた素晴らしいところだといつも感じています。
本日の午前中、現在出産休暇中の職員が赤ちゃんを連れて来校しましたので、昨年度担任した現2年生の学級をサプライズで訪問してもらいました。約3カ月ぶりの再会でしたが、突然の訪問に児童たちは大歓迎でした。
昨年度、児童たちは、だんだんお腹が大きくなっていく担任と1年間一緒に過ごしてきましたので、ちょうど1ヶ月前に産まれた赤ちゃんにみんな興味津々です。赤ちゃんの小さな手や足をそっと撫でてみたり、一人ひとり抱かせてもらったりして、新しい命の誕生を身近に感じることができる機会になりました。
4年生が1年生の先生に(6月21日)
今朝の昇降口の風景です。現在2年生が栽培しているミニトマトの実がだいぶ赤くなってきました。水やりを終えた後、大切に抱えてきたトマトを見せてもらいました。
朝から虫や生き物を目にする機会も多くなってきました。夏に向かって季節が急速に進んでいくのを感じます。
世話をするために教室で飼育している生き物を週末に家に持ち帰る児童が多いので、月曜日の朝は水槽持参で登校する児童の姿をよく見かけます。写真の水槽には、見えづらいですがバッタに混ざってトカゲ(カナヘビ)の姿も見えます。
5時間目、1年生がタブレットPCの使い方を初めて学習しました。最初の難関はログインのやり方です。キーボードの写真と共に、ログイン方法が書いてあるカードが配られましたが、キーボードの文字の位置がなかなか見つからずあちらこちらで困っている児童の姿を見かけます。
そこに、強力な助っ人たちが現れました。本校の中でも、PCの学習を先行して進めている4年生の児童たちが1年生の指導に来てくれました。4年生1人で2人の1年生を担当し、ログインのやり方から始めて、学習ソフトを起動して簡単なドリル学習を体験してみるところまでがこの時間の指導目標です。かなり難易度が高い目標だと思いましたが、4年生の児童たちが優しく丁寧に教えてくれるので(お世辞抜きで本当に上手に教えていました)どんどん学習が進み、多くの1年生が学習ソフトを体験するところまで到達することが出来ました。問題を解いて〇が出る度に「やったー♪」と喜ぶ1年生たちを、4年生の児童たちがそっと温かく見守っている姿がとても印象に残りました。
担任の話では、授業後に4年生の児童たちから「自分でやってあげた方が早いと思ったけど、1年生ができるまで我慢して見守るのがたいへんだった。」という感想が聞こえてきたそうです。彼らにとっても、とても貴重な体験の機会になったようです。
校内風景(6月18日)
6月も後半を迎え、梅雨の時期特有の蒸し暑い日が多くなってきました。この時期は、まだ暑さに体が十分慣れていないため、7~8月の真夏の時よりも熱中症にかかりやすい時期でもあります。本校指定の体操服は、生地がやや厚く汗で濡れるとなかなか乾きにくい素材であるため、熱中症のリスクが高まる心配があります。昨日配布した文書でもお伝えしましたが、できるだけ薄手で、風通しの良い速乾性生地のTシャツ等を着用させてくださるよう改めてお願いします。
なお、現在、速乾性生地の体操服を作ってもらうようにメーカーに依頼中です。白いシャツに校章と名札のみが付いたシンプルなデザインのものになる予定ですが、現在の体操服と併用できるようにしたいと思っています。できるだけ早く購入できるように調整していきますので、値段等も含めて正式に決定しましたら改めてお知らせします。
本日2時間目の6年生の教室です。パネルディスカッションの計画を立てているようです。黒板には「笑顔で卒業するために(全員)」という素敵なテーマが記されていました。ディスカッション本番の授業もぜひ見に来たいと思います。
隣の4年生の教室では、タブレットPCを使って検索の練習をしていました。担任が大型TVに映し出した画像と同じものをネットの中から見つける、という練習のようです。どのような検索ワードを入力すれば見つかるのか、それが学習のポイントです。児童たちの興味や関心を上手に引き出している活動だと感じました。
3時間目に、4年生の別の学級でもタブレットPCを使った授業をしていましたので見学してきました。「teams」という情報のやり取りや共有ができるソフトの使い方を学習する授業でした。この辺りの機能やソフトになると、ある程度PCを使っている大人でも難しさを感じるレベルですが、児童たちは試行錯誤を繰り返しながらあっという間に使えるようになっていきます。授業を計画した担任も、1時間で予定していた指導内容よりもさらに先に進むことが出来たと言っていました。
校内風景(6月17日)
2年生の教室前の壁に、昨日実施した「生き物発見」の振り返りシートが掲示されていました。
さっそく名前をつけてあげるところに優しさを感じます。トンボの表情がまさに「きもちいー」と言っているようです。
ダンスを踊っているようなカマキリのイラストがとてもかわいいです。
とてもインパクトのあるテントウムシのイラストです。よく観察できています。
「たいせつにせきにんもってそだてよう!と思った」→その気持ちがとても立派です。
「でかいじょおうばち。こくばんのたてくらいだったのでびっくりしました」→君たちよりも大きいじゃないか!
「ながいみみず。生きものたくさんたべてきた?」→ミミズは肉食じゃないと思うよ。今度調べてみてごらん。
「こんどはにがさない。」→すごく悔しかった気持ちが伝わってきます。
3時間目、1年生の児童たちが、現在育てているアサガオの観察絵日記を描いていました。蔓がかなり伸びてきて、花が咲くのもそう遠くなさそうです。もうすぐみんなの背と同じぐらいの高さまで伸びてくるよ、と伝えてみたところ、ある男子児童が自分の身長と比べて「まだオレの方が勝ってる ♪」と喜んでいました。
2年生の「生き物発見」学習
本日の2~3時間目に、2年生の児童たちが中央公園に生物採集に出かけてきました。生活科の学習の一環で、課題は「生き物発見」です。数日前に生活科の授業を覗いた時には、何が捕れるか予想したり、何を捕ろうか話し合ったりしていましたので、今日のためにかなり準備してきたようです。大きな虫取り網を持参して登校してきた児童も多く、朝から気合が入っていました。
公園では、3人ずつのグループに分かれて生き物を探しました。割と見つけやすく捕獲しやすいダンゴ虫や小さなバッタが主なターゲットとなっていました。網を上手に操らなければ捕まえられない蝶やトンボは難易度が高かったようです。捕まえたい生き物の候補に入っていたカブト虫やトカゲなどは残念ながら採集できませんでしたが、終了間際に産まれたての小さなカマキリを数匹捕まえたグループがありました。
※熱中症予防のため、マスクを外して活動してもよいと指導しています
学校戻って4時間目に振り返り学習をしました。観察に必要なもの以外は公園でリリースしてきましたので、持ち帰ってきた生き物を虫眼鏡を使って細かく観察し、絵や文章を書いてその結果をまとめました。観察後は持ち帰った生物たちも逃がしてあげるそうです。多くの児童たちが、捕まえた虫たちを大切に扱っていたので、命ある生き物を大切にする心も育ってきているようです。
「虫」と言えば、先週の記事で紹介した3年生の教室で飼育している蚕の続報です。今朝、教室を訪れたときに水槽の中を覗いてみると、数匹の蚕が繭になっていました。生命の神秘さを感じると共に、これが絹糸の原材料となってさまざまな織物製品に加工されることや、その糸がかつて日本経済を支えた一大輸出品であったことなど、蚕の飼育からさまざまなことを学ぶことができそうです。
※参考までに…(ウイキペディアより転載)
カイコは家蚕(かさん)とも呼ばれる家畜化された昆虫で、野生動物としては生息しない。また野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物として知られ、餌がなくなっても自ら探したり逃げ出したりすることがなく、人間による管理なしでは生きることができない。カイコを野外のクワにとまらせても、餌のクワの葉を探さずに餓死したり、体色が目立つ白であるためにすぐに捕食されたり、腹脚の把握力が弱いため自力で付着し続けることができず、風で容易に落下したりして死んでしまう。成虫も翅はあるが、体が大きいことや飛翔に必要な筋肉が退化していることなどにより、羽ばたくことはできるが飛ぶことはほぼできない。なお、他に家畜化されている昆虫としては、セイヨウミツバチ(養蜂)、コオロギ(食用)、ナミテントウ(点滴製剤)などがある。