2021年7月の記事一覧

6年生のパネルディスカッションと今日の授業風景

 今日は7月7日、七夕ですが、夜まで曇り空が続くとの予報が出ていますので天の川を眺めることは期待できなさそうです。しかし、校内には七夕に因んだ掲示物が見られ、十分に雰囲気を味わうことができます。

 昨日の4時間目に、6年生が「我孫子市の防災」についてのパネルディスカッションを行っていましたので見学してきました。パネルディスカッションとは討論の形式の一つで、ある議題について討論に参加する者たち(パネリスト)が異なる意見を表明しながら進める討論会です。それぞれのパネリストが順番に意見を述べ、その後で互いに議論を行ったり、討論を見学している人たちからの質問に答えたりする流れが一般的です。

 今年の6年生は、自分の意見や考えを伝えたり、調べたことを発表する機会をこれまでに数多く経験してきました。その経験の蓄積は確実に表現力の向上につながっていて、どの児童も相手に話をしたり考えを伝えたりすることがとても上手です。そして、ただ上手いだけではなく、そこに「礼儀」や「思いやり」といった大切な要素も備わっています。これは、人としてとても大事な「生きる力」であり、一朝一夕に身につくものではなく、今日のような体験の積み重ねによって得られるものです。6年生の児童たちがさまざまな機会を通してさらに逞しく立派に育っていく姿を、これからも楽しみに見ていきたいと思います。

 本日の2時間目、3年生の教室です。英語の授業中でした。英語を聞いて、国名と国旗を線でつなぐ練習をしていました。Kenya(ケニア)、Germany(ドイツ)あたりが少し難しかったようです。

 同じ2時間目の4年生の教室です。最初の学級は算数の授業中でした。学習課題は「『いくつ分』の問題はどのように解けばよいだろうか。」で、「2.45は0.01をいくつ集めた数なのか(いくつ分)?」という問題についてみんなで考えている最中でした。

  隣の学級は道徳の授業中でした。題材は「全校遠足とカワセミ」という話でした。4年生はもうすぐ校外学習に行きますので、この時期にタイムリーな題材です。

 2時間目が終わるまでまだ時間がありましたので、さらに5年生の教室も見学してきました。5年生は、2つの学級で担任を入れ替えて同時に保健の授業を行っていました。課題は「思春期の悩み」についてです。まさに悩み多き「思春期」の入り口に立つ5年生にとっては、とても大事な学習の機会になると思います。さまざまな悩みについてみんなで一緒に考える最初の機会かもしれませんので、日ごろから接する機会の多い担任の先生よりも、隣の学級の先生の方がかえって話しやすいかもしれません。見学したときは「悩みの対処法」について意見交換がされていて、「枕を投げる」「大声で叫ぶ」「考えないようにする」など、小学生らしい意見がたくさん出ていました。

1・2・3・6年生の授業風景

 1年生が育てているアサガオが次々と花を咲かせています。桃色、水色、青色そして紫色など、色とりどりの花が雨水に濡れて輝いている様子がとてもきれいです。日毎に花の数も増えていますので、毎朝の楽しみが増えました。

 今日の1時間目に、1・2年生の児童たちが多目的室に集まって校外学習の準備学習を行いました。今回の校外学習は1・2年生合同で実施します。ペアを組んでいる両学年の児童たちが数組集まって一つのグループを作り、当日の自由見学行動の計画を立てました。今日は、2年生がタブレットPCを持参して訪問場所のHPを開き、それを1年生に見せながら楽しそうに行動計画について話し合っていました。2年生の児童たちは、穏やかで日ごろから誰に対しても優しいので、1年生も安心して校外学習を楽しめると思います。

  児童たちの様子を見ていて気付いたことがあります。今日の話し合いの途中で、2年生の職員が説明を加える場面が何度かありました。先生から「話を止めて聞いてください」という指示が出ると、2年生の児童たちは話を止めて前を向き、直ぐに背中を伸ばし顔を上げて聴く姿勢を作ります。そんな2年生の姿を側で見ているうちに、1年生の児童たちも真似をしてだんだんと姿勢が良くなっていきました。今日のように、一緒に校外学習に行くことで2年生の良いところが1年生にたくさん伝わることも成果として期待したいです。

 2時間目に、6年生の児童たちが「理科室」で「家庭科」の授業を行っていました。課題は「洗濯をしよう!」です。毎日汗をかくこの時期にとても役に立ちそうな学習内容です。テーブルごとに水道栓があるため理科室での実習となったようです。汚れてから1日経った軍手と汚れたばかりの軍手を洗い比べたり、水とお湯、そして洗剤を加えた水で汚れの落ち具合を比較してみたり、洗濯についてたいへん興味深い実験をしていました。どの児童も熱心に学習に励んでいましたので、この週末にでも、ぜひご家庭で学習成果を試す機会を持ってみてはいかがでしょうか。

 理科室を出た後、3階まで上がって一番端にある3年生の教室を見学してきました。算数の授業中で、みんな熱心にプリントに取り組んでいます。そっと覗いてみると「あまりの出る、繰り下がりのない割り算」と書かれてありました。何やら難しそうな印象を受けますが、2年生のときに学習したかけ算九九を使って解答を求めることが出来ます。しかし、「あまり」の存在が理解を少々難しくさせているようです。やり方のコツを覚えるまで少し時間がかかる児童もいて、指を使って丁寧に一つずつ数えながら一生懸命に問題に取り組んでいました。

サルの目撃情報とあいさつ運動

 今朝の6時30分ごろに、7丁目団地のベランダでサルが目撃されたと保護者の方が学校まで知らせに来てくださいました。早速連絡メールで情報を配信しましたが、その後、午前9時の時点で新たな情報は入ってきておりません。先週に我孫子市内の天王台方面でサルの目撃情報があったそうですが、同じ個体だとすれば、現在はこの付近に来ているようです。本日は回収日ではないそうですが、外に置かれていたゴミを狙っていたとの情報もありますので、食べ物やゴミなどが外に出されている場所は特に注意が必要かもしれません。

 話は変わりまして、今週から生活委員会が新たな「あいさつ運動」を始めました。これまでも、毎週月曜日に委員の児童たちが昇降口付近に立って元気な挨拶の声を掛けてきましたが、今日は、挨拶ができた児童に2種類のシールを渡して挨拶の習慣がさらに身につくような工夫を考えてくれました。そしてもう一つ、模範的な挨拶ができた児童については、お昼の放送で名前を紹介してくれるのだそうです。早速、元気に挨拶できた1年生が、6年生からもらったシールを嬉しそうに手に持って「これもらったよ」と見せに来てくれました。

1年生の授業を見てきました

 今日はゆっくりと教室を回る時間がとれませんでしたので、3時間目に少しだけ1年生の教室を見てきました。

 教室では、今月に予定している校外学習について、完成したしおりを開いて「めあて」や集合時間などを確認していました。2年生と合同で5月に実施する予定でしたが、コロナウイルスのまん延防止策の影響で約2カ月も延びてしまったこの校外学習を、1年生の児童たちはとても楽しみにしているようです。

 給食の時間に、蚕を育てている3年生の教室を覗いてみたところ、繭から成虫が続々と羽化していました。虫が苦手な方は、これより先の画像は「閲覧注意」です。「かわいい~」と言いながら幼虫を掌にのせていた女子児童たち(6月11日の記事に掲載)も、さすがにこの状態では触ることはできないのではないでしょうか。小さくて真っ白で一見かわいらしく見えるのですが、我々の世代には「モスラ」を思い出させるルックスです。

 

6年生の健歯児童を表彰しました

 今日から7月に入りましたので、始業前に全校朝礼を行いました。朝礼の中で、2年生の児童たちから「友達の良いところを見つけよう!」という呼びかけが、そして、生活委員会の児童たちから挨拶運動の実施についての説明がありました。発表自体は短かかったですが、その僅かな時間のためにしっかり練習してきたようで、みんなとても立派な態度でした。

 朝礼の前に、今年度の歯科検診で歯科医の先生から健歯児童に推薦された6年生の児童たちを「校内健歯児童」として表彰しました。以前にこのページでも紹介しました(6月3日の記事)が、今年は例年以上に大勢の児童たちが推薦されました。

 先日、5年生の児童たちが、我孫子市についてプレゼンテーションを行った授業を紹介しましたが、隣の学級でも同じ発表会を実施していましたので、その様子を紹介します。児童たちが自分たちの視点で選んだ我孫子の自慢できる場所や物についての話を聞いていて、これまでに知らなかったことや新たな発見をたくさん得ることが出来ました。

 今週の月曜日に、同じ千葉県内の小学校で、下校途中の複数の児童が命を失う交通事故が発生しました。連日報道されておりますが、大変悲しく、そして悔しい思いが消えない悲惨な事故です。被害に遭った児童たちには何の落ち度もなく、本来であれば安全運転義務がある大人たちに再発防止を訴えかけなければならないのですが、本校の児童たちにも交通事故から自分たちの身を守る意識を再度しっかり持たせたいと思い、本日の全校朝礼で急遽「交通安全」について話をしました。ご家庭でもさらに深く話題にしていただきたいと思いますので、参考までに本日児童たちに見せたスライド画面の一部を載せておきます。

 最後の1枚は、大人として児童たちに話しをするのは恥ずかしいことなのですが、伝えておくべきだと判断しましたので児童たちに注意を喚起しました。大多数のドライバーはルールを守って安全に運転していること、そして、すべての人が安全運転を心がけるような社会を目指していかなければならないことを、ご家庭でもフォローしていただけると助かります。