2021年7月の記事一覧

1学期終業式

 本日は1学期最後の登校日ですので、体育館で終業式を挙行しました。式の中では、各学年の代表児童が、1学期をふりかえって頑張ったことや感想を発表しました。また、先日に行われた千葉県小学生陸上競技交流大会で、本校から唯一人入賞を果たした4年生男子児童の表彰も行いました。

 式後の学級活動の様子です。1年生は通知表を初めて受け取ります。担任の先生から贈られる言葉に真剣な表情で耳を傾け、手にした通知表をみんな目を丸くしながら見ていました。

 ほんの一部ですが、他学年の様子です。

 日ごろから本校のHPをご覧いただきありがとうございました。明日から児童たちは夏休みとなりますので、このページもしばらくの間は更新を休ませていただきます。なお、学校から急な連絡がある場合は、連絡メールの配信と併せて、当HPの「学校からの連絡」欄に掲載します。

校内の掲示物から

 いよいよ今学期も明日で終了です。梅雨が明けてから気温が30度を超える日が続いていますので、先週から朝の会の時間に養護教諭が放送で熱中症に対する注意を呼び掛けています。今日は朝から気温が高く、学校に到着する児童たちもかなり息苦しそうな様子が見られましたので、登下校時にはマスクを外すように改めて伝えました。

 先週実施した校外学習に関する新聞等が掲示されていますので、一部ですが紹介します。

【2年生】

【1年生】

 

【3年生】

 5年生の児童たちが作成した「パラリンピック」に関する掲示物です。工夫されていて内容がとても分かりやすく、絵もたいへん上手です。

第2回もみじ交流と1・6年生の水遊び

 先週から、学校の周りでも蝉の鳴き声を耳にするようになりました。東小の校舎は木々に囲まれているため、9月ごろまで1日中蝉の大合唱が聞こえてきます。昨日も、朝からアブラゼミの鳴き声が聞こえてきて、いよいよ本格的に夏がやって来たなと思いながら昇降口で登校する児童たちを迎えていました。すると、早くも1年生の男子児童が大量のセミの抜け殻を持って登校してきました。そのまま教室に向かおうとしたので、外に置いてくるようにと言いかけましたが、がんばって獲ってきた抜け殻を大事そうにそっと握りしめている姿を見て、これも何かの学習に繋がるかもしれないと思って言葉を飲み込みました。

 抜け殻がその後どうなったのか気になったので2時間目に教室を覗いてみたところ、下の写真のように、男児の自席すぐ横にある窓枠に並べて置かれていました。残りの抜け殻は友達にあげたそうです。

 昨日の昼休み、今年度2回目のもみじ交流会が行われました。昼頃に天気が急変して雷雨となり、校庭が使えなくなったので全グループとも教室内での交流会となりました。前回同様に、各グループの6年生たちが、雨の場合も含めて事前に計画を立て、進行もスムーズに行ってくれましたので、どの教室からも児童たちの楽しそうな声が聞こえてきました。

 なお、この交流会で数名の児童にけがをさせてしまいました。狭い教室内で1~6年生の児童たちが共に活動する上で、これまで以上に安全を考えて内容を精査する必要があることを痛感しています。次回からはこのようなことがないように注意して活動させていきます。

 

 今日の3・4時間目に、校庭で6年生と1年生がそれぞれレクレーションで水遊びを楽しんでいました。関東地方の梅雨明けが発表された今日は、朝から強い日差しが照りつけ、気温もたいへん高いので、水に濡れるのがとても気持ちよさそうでした。公営のプールなどでは今夏も閉鎖されるところもあるようですので、みんなと学校でこのような遊びができるのは良い思い出になると思います。

 今日は今学期最後の給食でしたので、全教室を回って食事風景を撮ってきました。ところが、私の腕前が未熟なため数枚の写真がピンボケで写ってしまったため、教室内の全児童を紹介できていない学級がありますことをお許しください。

3年生の校外学習

 昨日14日に、3年生の児童たちが、千葉市の幕張イオン内にある職業体験テーマパーク「カンドゥー」で校外学習を実施してきました。パーク内には多くの企業が出展するアクティビティショップがあり、多様な形で「働く」ことが体験できるようになっています。どのショップも楽しく学習できるようにプログラムが作られていて、児童たちは時間が過ぎるのを忘れてたくさんのワークショップを巡りながらさまざまな体験を楽しんでいました。働いた後は、施設内だけで使用できる通貨でお給料を頂くことができ、それを使ってお土産を買うことができます。お給料を受け取るとすぐに土産物屋に駆け込んで買い物をする児童もいれば、コツコツ貯めてから高額な買い物をする児童もいて、お金の使い方も人それぞれでした。中には、次に来る時のために受け取った紙幣を持ち帰ったり、施設内の銀行に預けたりする(利息が付くらしいです)しっかり者もいたようです。今回の体験が、働くことの意味や目的、必要とされる資質、さらには、お金を得ることの大変さや計画的な使い方などについても、少しずつ考え始めるきっかけになることを期待したいと思います。

 児童たちが体験したラジオ番組の録音音声です。練習時間があまりとれなかったため、ときどき次のセリフまで間が空いてしまうことがありましたが、自分たちの声が生放送で館内に流れるというプレッシャーにも負けず一生懸命頑張りました。

  

 YouTubeの体験をした本校児童の動画のスクリーンショットです。編集もすべて自分たちで行いました。動画はカンドゥーの公式HPから視聴することが出来ます。

 

1・2年生合同の校外学習

 昨日(13日)、1・2年生が合同で茨城県立自然博物館に出かけて校外学習を実施してきました。学校を出発した直後から小雨が降り始め、現地に近づくにつれて雨がだんだん強くなっていきましたが、奇跡的にも自然博物館周辺は全く雨が降っておらず、地面も濡れていませんでした。

 学級写真を撮影した後で敷地内の広場に移動しました。緑の景色がとても美しい場所で、まるで外国にいるような雰囲気です。朝早かったので我々以外に人の姿は見当たりませんでした。この広い場所を使って、1・2年生一緒に「だるまさんが転んだ」で楽しく遊びました。その後は昼食まで自由に遊ぶ時間としました。

 思い切り遊んだ後はお弁当とおやつの時間です。本当はみんなで集まって楽しくお喋りをしながら食べたいところですが、このような気分のいい場所でもソーシャルディスタンスを守りながら、みんな行儀よく黙々と食べていました。

 午後は、博物館内を1・2年生混合のグループ単位で自由に見学をしてきました。どのグループも、2年生の児童たちが1年生の手を引き、声を掛けながら、とてもよく面倒を見てくれました。2年生は、昨年度の校外学習が大雨でしたので、その分誰よりも今年の校外学習を楽しみにしていたと思いますが、自分たちが楽しむこと以上に1年生の児童たちが楽しめるように一生懸命頑張っていました。見た目はまだ幼いですが、2年生はいざというときに力を発揮できる頼もしい児童たちです。

 なお、本日は3年生の校外学習に同行しているため、校内の様子をお伝えすることができません。3年生の校外学習の様子は明日の記事で紹介します。

昨日の校内風景いろいろ

 本日は、1・2年生合同の校外学習に同行して終日校外に出ていますので、昨日の校内風景を紹介します。

 昨日の3時間目、1年生の教室の前を通りがかったところ、中から楽しそうな演奏が聞こえてきました。グループごとに「リズム発表会」をしていたようです。一人ひとりが手に異なる楽器を持って、先生の伴奏する音楽に合わせて歌いながらいろいろな音を出していきます。どのグループもそれなりに(1年生の児童たちには失礼かもしれませんが)リズム感が形成されていて、目の前で聴いている他のグループの児童たちも思わず手拍子で参加する場面も見られました。

 2年生が育てているミニトマトと向日葵です。向日葵はすでに児童たちの身長を追い抜いてしまいました。ミニトマトはたくさんの実が成ってきましたが、最近カラスに知られてしまったようで、この数日の間にいくつかの実が食べられてしまったようです。

 昨日の清掃の時間、今週から新しく廊下掃除の担当になった2年生の児童たちが、「こうちょうしつもそうじしていーですかー?」と元気よく声を掛けてくれましたので、先週に続いて今日もお願いしました。早速数名の児童たちが床を拭き始めてくれました。また、昨日は部屋の中だけでなくベランダまでも掃除してくれて、お陰でとてもきれいになりました。

 なお、本日の校外学習の様子は明日の記事でお伝えします。

上履きをきちんと履く習慣

 3時間目の6年生の教室の様子です。理科の社会科の授業中でどちらの学級も映像教材を視聴しているところでした。そして、いつもの通り、教室内のすべての児童が背中を伸ばして顔を上げ、テレビの画面に集中しています。以前にも同じことを書きましたが、6年生の児童たちは、いつ授業を見に行っても今日のように熱心に学習している姿を見せてくれます。

 最上級生なのだから当たり前だと思うかもしれませんが、何時もこれほど集中力を維持できる学級集団はそう多くはありません。今の6年生たちにそれができる理由の一つは、授業や学習中に一人ひとりが「心を整える」ことができているからだと思います。言い方を変えれば、「気持ちの切り替え」や「けじめをつける」ことができている、ということです。

 この「校長室から」の記事では、いつも本校児童たちの頑張っている姿を紹介しています。毎回誉めることばかりですが、これは、さまざまな場面で一生懸命に努力している児童が大勢いるからこそ誉めることができるのであって、それができることをとても嬉しく思っています。しかし、本校の児童たちにも、もっと努力してほしい、改善してほしい、と思うことももちろんあります。その一つに「上履きをいつもきちんと履くこと」があります。授業の様子を見て回ると、上履きの踵を踏んでいたり、上履きを脱ぎ捨てて靴下のまま授業を受けていたりする児童の姿を少なからず見かけます。昇降口の靴箱の整頓状況を誉めた記事を何度か掲載してきましたが、いくら下足が整頓できても、上履きをきちんと履いていなければ意味がありません。そして、上履きをしっかりと履いていない時ほど、姿勢が崩れていたり、学習活動に集中できていなかったりする姿を多く見かけます。なぜなら「心が整っていない」からです。

 勉強でもスポーツでも、何かに集中して取り組むときには「心を整える」ことがとても大切だと思います。日々の授業で言えば、上履きをきちんと履き、服装を整え、背筋を伸ばしてイスに深く腰掛け、机上には学習に使うものを整頓して置き、開始時の号令に合わせて元気よく挨拶をする。「心を整える」には、まず「形を整える」ことを日本人は大切にしてきました。形が整えば自ずと心も整います。この「心を整える」ことの大切さが理解でき、日々実践しようと努力しているのが6年生です。同じ今日の3時間目、他の学年の教室もいくつか見て回りましたが、どの教室でも上履きを踏んだり脱いだりしている児童を数名見かけました。しかし、6年生の教室で児童たちの足元に目を向けると、上履きの踵を踏んで学習している児童はどちらの教室にも一人もいませんでした。

 6年生がこのような習慣を身につけているのは、担任の指導や学級集団の雰囲気もありますが、やはりご家庭でしっかりと指導されているからだと思います。30年近く中学校で教員をしてきましたが、小学生の段階でこれほどの学習姿勢や生活習慣を身につけて入学してくる生徒は、学習面でも部活動などの面でも、3年間の大きな成長が期待できてとても楽しみになります。卒業までまだ半年以上ありますので、ご家庭と協力し合いながら、この習慣や姿勢をさらに強く大きく伸ばしていけるように指導していきたいと思います。

 

 注意喚起です。本校校庭のシーソー近くにある桜の木に、ミツバチの大群が巨大な蜂球(?)を作っています。かなり高い位置にいるのでそれほど危険はないと思われますが、石を投げたり、刺激を与えたりすると一気に大量の蜂が飛んでくることも予想されます。放課後などにお子さまを遊ばせるときには十分ご注意ください。なお、巣を作っている様子はありませんので、数日で移動していくのではないかと思います。(おそらく下記の「分封蜂球(ぶんぽうほうきゅう)」だと思われます)

「ミツバチ」の生態について(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

 新世代の女王蜂の羽化を目前とした巣では、群の分割(分封)が起こり、旧世代の女王蜂は働きバチを引き連れ巣を出て新しい巣を探しに出る。この際、旧世代の女王蜂を護って働きバチが塊のようになる分封蜂球(ぶんぽうほうきゅう)を作る。

4年生の校外学習

 昨日(7月9日・金)、4年生が千葉市科学館と千葉港で校外学習を行ってきました。朝から小雨が降る不安定な天気でしたが、幸いなことに屋外で活動するときには雨が上がり、終日傘を使うことなく過ごすことができました。

 午前中は千葉市科学館でグループごとに館内を自由に見学しました。科学技術に関する興味深い展示や体験型の実験装置が数多くあり、みんなで楽しく学習してきました。

 その後は、海辺のポートタワー近くの公園に移動してお弁当を食べてきました。昨年度は科学館のホールで黙々と食事をした記憶がありますが、今日は広い園内で互いに距離をとって気持ちよく食事をとることができました。

 

 昼食後は千葉港まで移動し、観光クルーズ船に乗船して沿岸の工業地帯の様子を海上から見学してきました。例年、数多くのカモメが船の近くを飛び交い、船員さんが撒くエサを目の前で咥えていく姿を楽しめるのですが、残念ながら今日はカモメの姿を見ることはできませんでした。船員さんに聞いてみたところ、梅雨が明けないとカモメは飛んでこないのだそうです。

 4年生の児童たちはみんな素直で明るく、普段から男女関係なく仲が良いのが長所です。今日も、元気よく活発に活動しながらも、互いに声を掛け合ってルールや目当てを守り、周りに迷惑をかけることなく過ごしていました。今日1日、その様子を側で見ていて、4年生になってからも一歩ずつ着実に成長している様子が感じられてたいへんうれしく思いました。

なかよし学級の児童たちが頑張っています

 本日は4年生の校外学習に同行して終日校外に出ていますので、昨日の授業風景を紹介します。今日の校外学習の様子は明日の土曜日に紹介します。

 

 GIGAスクール構想で一人に1台ずつ配付されたタブレットPCが、各学年の授業や学習で大いに活用されていますが、なかよし学級でも、他の学級と同じスピードでICT学習が進んでいます。昨日の3時間目に教室を覗いてみると、2・3年生の児童たちが、本校で使用している学習ソフトを立ち上げて国語の学習に取り組んでいました。

 また、昨日の5時間目には、なかよし学級全員が集まって、5・6年生の児童たちによる発表会を行いました。5年生は先日学年内で発表した「我孫子のまち自慢」を、6年生は自分が選んだ都道府県の紹介を、それぞれプレゼンテーションソフトを使って作成した資料をスライドショーにして披露しました。発表後には、1~4年生の児童たちから「とても楽しかった」「勉強になった」「特に~がおもしろかった」などたくさんの感想を聞くことができました。

 発表会の後で、1~4年生の児童たちが5・6年生のタブレットPCを自由に見ることが出来る時間が設けられました。たくさんのきれいな写真とスライドが流れるときのいろいろな機能や工夫に1~4年生の児童たちは興味津々で、みんな目を輝かせてPCの画面に見入っていました。

1年生もフッ化物洗口を始めました

 今日はフッ化物洗口の日です。今朝から1年生も洗口を開始しました。とは言っても、フッ化物を使用するのはまだ先で、今日は歯科衛生士さんの指導の下で洗口のやり方について教わりながら水で練習をしました。

 1時間目に、4年生が多目的室に集まって明日の校外学習の最終確認を行っていました。明日も好天は期待できなさそうですが、昼食のとき以外は屋内で活動することが多いので、せめて昼時に雨が降らないことを祈りたいと思います。

 今日の掃除の時間、毎日校長室前の廊下を熱心に掃除してくれる2年生の児童たちが、校長室の中も掃除をしてくれました。中には、2年生の教室前から校長室前を通り過ぎて2階の端まで、およそ30~40mぐらいの距離をひたすら雑巾で水拭きをしていた児童もいました。以前も書きましたが、東小の児童たちは感心するほど毎日一生懸命に掃除をします。

6年生のパネルディスカッションと今日の授業風景

 今日は7月7日、七夕ですが、夜まで曇り空が続くとの予報が出ていますので天の川を眺めることは期待できなさそうです。しかし、校内には七夕に因んだ掲示物が見られ、十分に雰囲気を味わうことができます。

 昨日の4時間目に、6年生が「我孫子市の防災」についてのパネルディスカッションを行っていましたので見学してきました。パネルディスカッションとは討論の形式の一つで、ある議題について討論に参加する者たち(パネリスト)が異なる意見を表明しながら進める討論会です。それぞれのパネリストが順番に意見を述べ、その後で互いに議論を行ったり、討論を見学している人たちからの質問に答えたりする流れが一般的です。

 今年の6年生は、自分の意見や考えを伝えたり、調べたことを発表する機会をこれまでに数多く経験してきました。その経験の蓄積は確実に表現力の向上につながっていて、どの児童も相手に話をしたり考えを伝えたりすることがとても上手です。そして、ただ上手いだけではなく、そこに「礼儀」や「思いやり」といった大切な要素も備わっています。これは、人としてとても大事な「生きる力」であり、一朝一夕に身につくものではなく、今日のような体験の積み重ねによって得られるものです。6年生の児童たちがさまざまな機会を通してさらに逞しく立派に育っていく姿を、これからも楽しみに見ていきたいと思います。

 本日の2時間目、3年生の教室です。英語の授業中でした。英語を聞いて、国名と国旗を線でつなぐ練習をしていました。Kenya(ケニア)、Germany(ドイツ)あたりが少し難しかったようです。

 同じ2時間目の4年生の教室です。最初の学級は算数の授業中でした。学習課題は「『いくつ分』の問題はどのように解けばよいだろうか。」で、「2.45は0.01をいくつ集めた数なのか(いくつ分)?」という問題についてみんなで考えている最中でした。

  隣の学級は道徳の授業中でした。題材は「全校遠足とカワセミ」という話でした。4年生はもうすぐ校外学習に行きますので、この時期にタイムリーな題材です。

 2時間目が終わるまでまだ時間がありましたので、さらに5年生の教室も見学してきました。5年生は、2つの学級で担任を入れ替えて同時に保健の授業を行っていました。課題は「思春期の悩み」についてです。まさに悩み多き「思春期」の入り口に立つ5年生にとっては、とても大事な学習の機会になると思います。さまざまな悩みについてみんなで一緒に考える最初の機会かもしれませんので、日ごろから接する機会の多い担任の先生よりも、隣の学級の先生の方がかえって話しやすいかもしれません。見学したときは「悩みの対処法」について意見交換がされていて、「枕を投げる」「大声で叫ぶ」「考えないようにする」など、小学生らしい意見がたくさん出ていました。

1・2・3・6年生の授業風景

 1年生が育てているアサガオが次々と花を咲かせています。桃色、水色、青色そして紫色など、色とりどりの花が雨水に濡れて輝いている様子がとてもきれいです。日毎に花の数も増えていますので、毎朝の楽しみが増えました。

 今日の1時間目に、1・2年生の児童たちが多目的室に集まって校外学習の準備学習を行いました。今回の校外学習は1・2年生合同で実施します。ペアを組んでいる両学年の児童たちが数組集まって一つのグループを作り、当日の自由見学行動の計画を立てました。今日は、2年生がタブレットPCを持参して訪問場所のHPを開き、それを1年生に見せながら楽しそうに行動計画について話し合っていました。2年生の児童たちは、穏やかで日ごろから誰に対しても優しいので、1年生も安心して校外学習を楽しめると思います。

  児童たちの様子を見ていて気付いたことがあります。今日の話し合いの途中で、2年生の職員が説明を加える場面が何度かありました。先生から「話を止めて聞いてください」という指示が出ると、2年生の児童たちは話を止めて前を向き、直ぐに背中を伸ばし顔を上げて聴く姿勢を作ります。そんな2年生の姿を側で見ているうちに、1年生の児童たちも真似をしてだんだんと姿勢が良くなっていきました。今日のように、一緒に校外学習に行くことで2年生の良いところが1年生にたくさん伝わることも成果として期待したいです。

 2時間目に、6年生の児童たちが「理科室」で「家庭科」の授業を行っていました。課題は「洗濯をしよう!」です。毎日汗をかくこの時期にとても役に立ちそうな学習内容です。テーブルごとに水道栓があるため理科室での実習となったようです。汚れてから1日経った軍手と汚れたばかりの軍手を洗い比べたり、水とお湯、そして洗剤を加えた水で汚れの落ち具合を比較してみたり、洗濯についてたいへん興味深い実験をしていました。どの児童も熱心に学習に励んでいましたので、この週末にでも、ぜひご家庭で学習成果を試す機会を持ってみてはいかがでしょうか。

 理科室を出た後、3階まで上がって一番端にある3年生の教室を見学してきました。算数の授業中で、みんな熱心にプリントに取り組んでいます。そっと覗いてみると「あまりの出る、繰り下がりのない割り算」と書かれてありました。何やら難しそうな印象を受けますが、2年生のときに学習したかけ算九九を使って解答を求めることが出来ます。しかし、「あまり」の存在が理解を少々難しくさせているようです。やり方のコツを覚えるまで少し時間がかかる児童もいて、指を使って丁寧に一つずつ数えながら一生懸命に問題に取り組んでいました。

サルの目撃情報とあいさつ運動

 今朝の6時30分ごろに、7丁目団地のベランダでサルが目撃されたと保護者の方が学校まで知らせに来てくださいました。早速連絡メールで情報を配信しましたが、その後、午前9時の時点で新たな情報は入ってきておりません。先週に我孫子市内の天王台方面でサルの目撃情報があったそうですが、同じ個体だとすれば、現在はこの付近に来ているようです。本日は回収日ではないそうですが、外に置かれていたゴミを狙っていたとの情報もありますので、食べ物やゴミなどが外に出されている場所は特に注意が必要かもしれません。

 話は変わりまして、今週から生活委員会が新たな「あいさつ運動」を始めました。これまでも、毎週月曜日に委員の児童たちが昇降口付近に立って元気な挨拶の声を掛けてきましたが、今日は、挨拶ができた児童に2種類のシールを渡して挨拶の習慣がさらに身につくような工夫を考えてくれました。そしてもう一つ、模範的な挨拶ができた児童については、お昼の放送で名前を紹介してくれるのだそうです。早速、元気に挨拶できた1年生が、6年生からもらったシールを嬉しそうに手に持って「これもらったよ」と見せに来てくれました。

1年生の授業を見てきました

 今日はゆっくりと教室を回る時間がとれませんでしたので、3時間目に少しだけ1年生の教室を見てきました。

 教室では、今月に予定している校外学習について、完成したしおりを開いて「めあて」や集合時間などを確認していました。2年生と合同で5月に実施する予定でしたが、コロナウイルスのまん延防止策の影響で約2カ月も延びてしまったこの校外学習を、1年生の児童たちはとても楽しみにしているようです。

 給食の時間に、蚕を育てている3年生の教室を覗いてみたところ、繭から成虫が続々と羽化していました。虫が苦手な方は、これより先の画像は「閲覧注意」です。「かわいい~」と言いながら幼虫を掌にのせていた女子児童たち(6月11日の記事に掲載)も、さすがにこの状態では触ることはできないのではないでしょうか。小さくて真っ白で一見かわいらしく見えるのですが、我々の世代には「モスラ」を思い出させるルックスです。

 

6年生の健歯児童を表彰しました

 今日から7月に入りましたので、始業前に全校朝礼を行いました。朝礼の中で、2年生の児童たちから「友達の良いところを見つけよう!」という呼びかけが、そして、生活委員会の児童たちから挨拶運動の実施についての説明がありました。発表自体は短かかったですが、その僅かな時間のためにしっかり練習してきたようで、みんなとても立派な態度でした。

 朝礼の前に、今年度の歯科検診で歯科医の先生から健歯児童に推薦された6年生の児童たちを「校内健歯児童」として表彰しました。以前にこのページでも紹介しました(6月3日の記事)が、今年は例年以上に大勢の児童たちが推薦されました。

 先日、5年生の児童たちが、我孫子市についてプレゼンテーションを行った授業を紹介しましたが、隣の学級でも同じ発表会を実施していましたので、その様子を紹介します。児童たちが自分たちの視点で選んだ我孫子の自慢できる場所や物についての話を聞いていて、これまでに知らなかったことや新たな発見をたくさん得ることが出来ました。

 今週の月曜日に、同じ千葉県内の小学校で、下校途中の複数の児童が命を失う交通事故が発生しました。連日報道されておりますが、大変悲しく、そして悔しい思いが消えない悲惨な事故です。被害に遭った児童たちには何の落ち度もなく、本来であれば安全運転義務がある大人たちに再発防止を訴えかけなければならないのですが、本校の児童たちにも交通事故から自分たちの身を守る意識を再度しっかり持たせたいと思い、本日の全校朝礼で急遽「交通安全」について話をしました。ご家庭でもさらに深く話題にしていただきたいと思いますので、参考までに本日児童たちに見せたスライド画面の一部を載せておきます。

 最後の1枚は、大人として児童たちに話しをするのは恥ずかしいことなのですが、伝えておくべきだと判断しましたので児童たちに注意を喚起しました。大多数のドライバーはルールを守って安全に運転していること、そして、すべての人が安全運転を心がけるような社会を目指していかなければならないことを、ご家庭でもフォローしていただけると助かります。