校長室から(令和3年度)
校内風景(6月5日)
今日は土曜日です。予定していた学習参観は残念ながら中止となりましたが、給食提供の関係で登校日としました。せっかくの休日なのに…と残念に感じている児童もきっと多いだろうと思い、昇降口で登校してきた児童たちに聞いてみたところ、意外なことに「やることないから学校があってよかった」「土曜日はいつも暇だから」など肯定的な声が多かったです。不要不急の外出を控える傾向が長く続いている影響なのかもしれません。
昨日の朝、ラジオで、手賀沼周辺で巨大な黒い鳥の目撃情報が相次いでいる、というニュースを聞きました。どのような鳥なのか気になったので検索してみたところ、アフリカ原産の「ミナミジサイチョウ」という鳥なのだそうです。茨城県内のペットショップから逃げ出したものが手賀沼周辺に棲みついているようで、つい先日も、我孫子市内で目撃されたとのことです。羽を広げると2mほどもあり、蛇やカエルを丸のみにしてしまうような大きい鳥らしいのですが、人に危害を加える心配はないようです。しかし、鳥の博物館からは、見かけてもむやみに近づかない方がよいというコメントが発表されています。湖北台地区にも飛来するかもしれませんので写真を載せておきます。
今日の午前中の様子です。なかよし学級の各教室を回ってきました。どの学級でも、声を掛けるのをためらってしまうほどみんな集中して学習に取り組んでいます。
連日、タブレット端末を使った授業の様子をお伝えしていますが、ネット回線の環境が十分に整いましたので、今後もさまざまな使い方を積極的に試しながら、児童たちの学習活動の活性化や効率化につなげる取り組みを進めていきたいと考えています。
本日の1時間目に行われていた4年生の算数の授業でも、新たな工夫が取り入れられていました。指示された課題を終えた児童は、自分のタブレッPCを取り出し、学習サイトからダウンロードした問題を解いて学習した内容の深化補充を図ります。ただし、単にタブレットPCを使って問題を解くだけで終わらせるのではなく、その過程で気づいたことや注意点などをノートにメモしたり、教室内に用意されたリサイクル用紙の裏紙を使って手書きでひっ算をしたりすることも担任が指示していました。ICTの普及によって子どもたちの「書く」能力の低下が懸念される、という記事を目にしたことがありますが、本校では、この授業のように「書く」習慣が疎かにならないような工夫をこれからも取り入れていきたいと思っています。
同じ学級で、4時間目の理科の授業でも、タブレット端末を使って児童たちの興味関心が高まるような工夫をしていました。「気温が上がると生物にどのような変化が起こるか」という課題について、数日前に、児童一人ひとりが端末を持ち出して学校敷地内で見つけた動植物を写真に撮り、その画像を教室の大画面TVに映し出して仲間に紹介するという授業でした。ほんの一部ですがその様子を動画で紹介します。