校長室から(令和3年度)
休日谷間の金曜日
今朝の登校時の様子です。昨日の祝日も天気が良かったので、今朝は挨拶の声とともに「昨日〇〇に行ってきたよ!」と楽しそうに話してくれる児童が多かったです。
そして、今朝も5・6年生の児童たちが自主的に落ち葉掃きをしてくれていました。また、連日保護者の方にもお手伝いいただいています。「毎朝子どもたちから元気をもらっています。」と嬉しいお言葉もいただきました。我々の方こそ、保護者の皆様のご協力にいつも励まされています。ありがとうございました。
2時間目、なかよし学級の授業の様子です。指導方法の研修を兼ねて数名の職員が参観しました。「絵を見て文を書こう」という課題について、各児童が自分の作文を発表する学習です。文の内容だけではなく、発表のし方についても振り返るシートが配られ、自己評価だけではなく相互評価も記入できるようになっていました。ICTの普及が進んできた今だからこそ、自分の言葉で直接伝えることの大切さを改めて児童たちに気付かせたい。そして、一人ひとりの表現力の向上を図りたい。本校が全学年で力を入れて取り組んでいる課題です。
3時間目に6年生の教室を見学してきました。最初の学級は家庭科の授業中で、裁縫でコースターを作製していました。布の裁断から縫製、アイロンがけまで、どの児童も黙々と手元に集中して作業を進めています。縫製作業もたいへん上手でした。個人的な感想ですが、ひと頃前と比べて、最近の小学生は(東小の児童は?)手を使って細かい作業をするのがとても上手な気がします。
隣の学級は道徳の授業中でした。児童たちの教科書の開かれたページには「星野君の二塁打」というタイトルの話が載っています。ストーリーが漫画のように描かれているのでイメージがとても掴みやすいです。参考までにそのページの写真を少し大きめの画像で載せておきます。
チームのルールに従わなかったが結果を出した星野君と、チーム全員で戦うために作戦を守ることを重視する監督の両者の立場になって考えてみる学習課題です。恐らく児童たちにとっても、似たような経験が今までにあった、或いはこれからあるかもしれない事例だと思います。当初は監督の考えを支持する児童の方が若干多かったようですが、両者のいろいろな意見を聞いて児童たちの考えがどのように変化していくのか、最後まで参観して見届けることができなかったのが残念でした。後で担任に聞いてみたいと思います。