ステンレス


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オーステナイト系(Cr-Ni系)

  
代表的なステンレスで、耐食性、加工性、溶接性に優れています。


一般的に耐食性、加工性、溶接性に優れており、各種用途に広く使用されています。

18Cr-8NiのSUS304が代表的な鋼種で、最も多く生産されているステンレスの一つです。

オーステナイト系のステンレス

 SUS301

 SUS303

 SUS304

 SUS304L

 SUS310S

 SUS316

 SUS316L


 

フェライト系(18Cr系)

鉄に18%のCrを合金化したものです。

フェライト系ステンレスは、一般的に焼きなまし状態で使用され、軟質で延性に富み、良好な加工性と、耐食性をもっています。

ほとんどの鋼種が16%以上のCrを含有し、安定したフェライト相を形成していますので熱処理しても硬化する性質をもちません。

高価なNiを含まないために比較的安価で耐食性に優れた特性があります。

また、耐食性・耐熱性の面ではマルテンサイト系ステンレスより優れた特性をもちます。

さらに常温で磁性を有しています。

フェライト系のステンレス

 SUS430


 

マルテンサイト系(13Cr系)

鉄に13%のCr(クロム)を合金化したもので、炭素量が多く、焼入れ硬化性があります。

一般の鋼と同様に、熱処理(焼入れ・焼き戻し)により高強度・高硬度などの優れた機械的特性が得られる特性をもっています。さらに常温で磁性を有しています。

また、他のステンレスと比較して、耐食性の面では劣ります。

マルテンサイト系のステンレス

 SUS403

 SUS410

 SUS416

 SUS420J2

 SUS440C


 

析出硬化型ステンレス

優れた強度と耐食性

析出硬化系は、高強度のためにCu、Alなどを添加し、析出硬化性をもたせたステンレス鋼です。

析出硬化とは、固溶化熱処理(溶体化熱処理)の後、時効硬化(析出硬化)を人工的に行う事をいい、ステンレスですと600番台が相当します。

シャフトやタービン部品などに使用されるSUS630が代表的な鋼種です。

※耐食性:オーステナイト系>析出硬化系>フェライト系

析出硬化系のステンレス

 SUS630

 SUS631


 

二相ステンレス

強さと耐食性をあわせもつ鋼種

二相ステンレスは、オーステナイト・フェライトステンレスと呼ばれることもあるステンレスです。

オーステナイトとフェライトが混在する金属組織をもつステンレスです。

二相ステンレス(オーステナイト・フェライト系ステンレス)

 SUS329J1

 
 
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