レーザー


レーザー光線をレンズにより、1点に集中させて、材料を溶かしながら加工する方法です。
切断を補助するために、レーザーガスとアシストガスを使用しますが、その使用するアシストガスの種類により、レーザー加工には、主に3種類の切断方法があります。 
レーザー加工の種類は、主にクリーンカット(窒素切断)、酸素カット、エアカット等があり、切断する素材によりその切断方法は決まってきます。
ステンレス材などは、クリーンカットにより、美しい切断面を得ることができます。
金型を使用しないため、タレパン加工では切断できない厚みのある材料や、複雑な形状の部品を切断できるのが最大の特徴です。
また、金型を使用しないため、金型のセッティングの時間が省け、小ロット、単品の部品を短時間で加工することが可能であります。
豊富な材料の在庫と、自社設備により即加工が可能であり、お客様の多種多様なご要望に満足頂いております。


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クリーンカット(窒素カット)
  
アシストガスに窒素(N2)を使用し、無酸化切断する加工方法です。
主に、ステンレス材を切断する時に使用する切断方法で、切断面は非常に美しく仕上がります。
窒素ガスによる無酸化切断ですので、切断面に焼きや焦げ目が無く、光沢のある状態で切断することが可能です。
そのまま溶接することも可能であり、速やかに後工程に移ることが可能です。



酸素カット
  
アシストガスに酸素(O2)を使用し、切断する加工方法です。
主に、鋼板を切断する時に使用する切断方法で、鋼板については、厚い材料も切断可能です。
ステンレス材を切断加工すると、切断面に黒い酸化被膜が付着してしまうため、ステンレス材にはこの切断方法は
一般的に用いられません。



エアカット
  
アシストにエアを使用し、切断する加工方法。
主に、5000系のアルミ材(A5052P)を切断する時に使用する加工方法です。
アルミニウム材は酸化しないため、エアで切断が可能です。
但し、1000系の純アルミ(A1050P・A1100P)は、極めて反射率が高いため、レーザー光線の反射により、レンズを破損する可能性があるため一般的には切断不可です。(※)

 
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