最近の学校の様子から

2021年2月の記事一覧

校長室の窓から336

木曜日の朝に、校長室に2名の児童が駆け込んできました。
「校長先生!大変です。ラーメン橋から来る途中に看板が立っているけれど、小学校の「小」の字が笑うの「笑」になってます!」と報告してくれました。


その看板は、上のような看板なのですが、これは、学校の花壇などを整備してくださっているボランティアの方々が、学校の北側の植え込みにも花などを植えて整備したいということで、多摩市道路施設等の管理に係るアダプト(里親)制度に申し込んだ結果立てられたものなのです。

私から「ああ、あれは、花壇の整備をしてくださっている方が、グループの名前をどうしましょうと相談に来たので、この学校は、笑顔の学校大松台で笑顔溢れる学校を目指していますと話したら、それじゃ「大松笑学校(おおまつしょうがっこう)」にしましょうとなったんだよ。いい名前でしょう?」と説明しました。
すると児童らは、「そうなんですね!」と言いながら笑顔で戻っていきました。

校長室の窓から335


授業観察週間も本日で終了となります。
今日は、5時間目に4年生の算数少人数教室での授業を参観しました。


今日は、「直方体と立方体」の学習で、工作用紙を使って直方体の箱を実際に作る学習でした。


直方体のたて・横・高さの長さを聞いて、展開図を描いて行きます。


展開図が描けたら、実際にはさみで切って組み立てます。


色々な形の展開図を考えて、次々と組み立てていました。

大型モニタには、デジタル教科書が映し出され、6面を展開図のように並べると画面上で立体になるかシミュレーションできる機能もあり驚きました。
しかし、授業において実際に児童が自分の手を使って、工作用紙で直方体を組み立てるという体験をしていることが大切であると思いました。

校長室の窓から334

午後の6時間目に、3組グループの6年生を送る会が体育館で行われました。


4年生に迎えられ、6年3組の入場です。
1列できちんと並んで立派に入場してくる姿を見たら、「あと一か月後には、この子たちも卒業なんだな」と、ちょっぴり寂しい気分になってしましました。


4年3組の出し物は、なわとびや手品、皿回しなどの特技です。
最後の皿回しには、「おめでとう」の5文字が書かれていました。


3年生は、2クラスしかないので、3年2組が6年3組にもお祝いの出し物をしました。
思い出クイズで盛り上がっていました。


2年3組も「We Will Rock You」を踊った後、中学生になっていく6年生に「中」の人文字を贈りました。


1年3組の「ありがとうの花」の歌も素敵でした。
一生懸命に歌うその姿から、6年生への感謝の気持ちが伝わってきて涙が出てきました。


6年生が立派な姿勢で聴く中、5年3組も「威風堂々」をしっかりと演奏しました。


そして会の最後は、6年3組の「sing sing sing」の合奏でした。
素晴らしい演奏にアンコールが叫ばれ、皆が手拍子をして盛り上がりました。


5年生の拍手の中を6年生が退場です。

感染症対策のため、例年とは全く違う形での開催となりましたが、児童同士の温かい気持ちが伝わる素晴らしい会でした。
大松台小の児童の心の優しさや教員の指導の素晴らしさを感じ、思い出に残る良き日となりました。

校長室の窓から333

4時間目には、2組グループの6年生を送る会が行なわれました。


4年生の拍手に迎えられて、6年2組の入場です。


4年2組もなわとびや手品、皿回しなどの特技を披露しました。
教えてもらってこんなに上手になったと言ってなわとびを見せてくれました。


3年2組の出し物は、クイズでした。
担任の先生に関わるクイズもありました。


2年2組は、「We Will Rock You」を踊った後、元気の「元」という人文字を作ってお祝いをしました。


1年2組も「ありがとうの花」の歌を歌いました。
手作りの花の絵がきれいに揺れていました。


5年2組も「威風堂々」の合奏をやりました。
6年生も真剣に聴いています。


6年2組の合奏は、「美女と野獣」でした。
ディズニーの世界が思い浮かぶような素晴らしい演奏でした。


5年生の拍手に送られて退場です。

6年生のお礼の言葉の中に「笑顔の学校大松台」で笑顔一杯の学校を作ってくださいという言葉があり、嬉しく思いました。

校長室の窓から332

今日は、体育館で6年生を送る会が開かれました。
新型コロナウィルス感染症予防のため、1組、2組、3組とクラスごとに分かれ、6年生に対して1学年ずつ順に出し物をして、最後に6年生から出し物をする形での実施となりました。
体育館にいない学年は、教室でライブ中継を視聴しました。

最初は、1時間目に1組グループが行いました。


4年1組の児童が拍手で迎える中を6年1組の児童が入場です。


4年1組の出し物は、なわとび、手品、皿回しなどの特技でした。


3年1組の出し物は、6年生の学校での思い出についてのクイズでした。


2年1組は、「We Will Rock You」の音楽に合わせて元気よく「6年生!」と声を出し踊りました。
そして「刀」という漢字を人文字で作り言葉を贈りました。


1年1組は、自分たちで描いた花の絵を揺らしながら「ありがとうの花」の歌を歌いました。
この歌は、6年生が4年生の時に二分の一成人式で歌った歌だそうです。


在校生の最後は、5年1組の合奏でした。
「威風堂々」を堂々と演奏しました。


6年1組からの出し物は、「sing sing sing」の合奏でした。
息の合った演奏でアンコールが沸き起こりました。


5年生が拍手で送る中を6年生が退場です。
こうして1組の部が終了しました。

在校生の出し物を見守る6年生の表情がとても柔らかく、優しい子たちなのだなあと感じました。

校長室の窓から331

今日は、午前中出張だったので戻ってきてから校舎内を回りました。
午後の時間帯には、今年度最後のクラブ活動が行われました。


なわとびクラブと屋外クラブ


サッカークラブ



タブレットクラブ


卓球クラブ



クイズクラブ



マンガイラストクラブ


ダンスクラブ


理科クラブ


工作クラブ


バスケットボールクラブ


バドミントンクラブ

どのクラブも4~6年生が協力して楽しそうに活動していました。
どのような内容だったのかは、児童に聞いてみてください。

校長室の窓から330


3時間目には、4年3組の道徳の授業を参観しました。
「おじいちゃんの ごくらく ごくらく」という題材で、命の尊さについて考える授業でした。


教室の壁面には、今までの道徳の授業の記録が掲示されています。
道徳の学びが積み上げられてきているということがよく分かります。


積極的に手を挙げて自分の考えを発表しています。
その発言に対して、周りの児童が「あー、なるほど!」「いいと思います。」と反応したり、拍手したりする姿が見られ素晴らしいと思いました。


亡くなったおじいちゃんのまねをして「ごくらく ごくらく」と言う時の主人公の気持ちなど難しい発問にも、多くの児童が発言し、付け加えての考えなども発表されました。
他の学級の教員も授業参観に来ていました。


最後に授業を振り返り「命」についてワークシートに表しました。
「一人に一つの命」「悲しい命と幸せな命」「心の中で生き続ける命」など、様々な言葉が書かれ、一人一人が命についてしっかり考え、感じたことが分かりました。

こうした授業の積み重ねにより、児童の心が育っていくということを改めて実感した素晴らしい授業でした。

校長室の窓から329


授業観察もいよいよ大詰めです。
今日は、2時間目に5年2組の音楽の授業を参観しました。


今日は、「クラッピングファンタジー」という合奏の練習をしていました。
クラッピングとは、手拍子のことで、手拍子を取り入れた合奏のようです。


楽器の用意をして、最初にCD音源に合わせて全員で演奏した後、グループごとの練習に入りました。


音楽科の教員だけでなく、担任も来て、児童の練習の様子を見ていました。


最後にもう一度、クラス全員でCD音源に合わせて演奏をしました。

結構長い時間の練習がありましたが、一人一人が真剣に取り組み、互いに教え合って楽しそうに演奏する姿が印象的でした。

校長室の窓から328


今日は、午後に授業観察を行いました。
7時間目に、5年3組の理科の授業を参観しました。


今日は「人のたんじょう」の単元で、人がうまれるまでの成長について考える学習でした。
最初に前に学習した「メダカのたんじょう」について振り返った後、自分の母親にインタビューをしてきたお腹にいた時や生まれた時の様子について発表しました。


「お腹の中でよく動いていた」「生まれる1週間前まで逆子だった」など沢山の発表があり、「生まれてくるのは、大変なんだな。」と感じた児童もいました。
その後「子宮」「胎児」という基本的な用語を確認しました。


次に、生まれたばかりの赤ちゃんの人形を抱っこしてみました。
「結構、重い。」という感想を発表していました。


続いて、メダカの卵と同じ段階の、人の最初の大きさはどのくらいなのか、予想して手で表してみました。


正解は、配られた黒い画用紙に針であけられた小さな穴ぐらいの大きさと知りました。
配られた画用紙にあいた穴をまじまじと見つめ、その小ささに驚いていました。


今日の学習の振り返りには、「最初はメダカより小さかったのに、人の方が大きく育つ」「栄養は、どうもらっているのか」などが書かれ、「人のたんじょう」について調べていく意欲が高まったようです。
教材や指導の工夫により、驚きと感動がある素晴らしい授業でした。

今週も沢山の授業を見ましたが、どの学級でも児童が安心して楽しそうに学んでいて、大松台小の児童は幸せだなと思いました。

校長室の窓から327


4時間目には、2年3組の道徳の授業を参観しました。
今日は「ありがとうの絵」という話を聞いて、感謝の心について考える授業でした。


教室の横には、今日の学習にもつながる「ふわふわことばの木」が掲示されています。


お話の主人公の気持ちを考え、ワークシートに一生懸命書いています。


書き終わった人は、お隣の人とワークシートを交換して見合っています。


お話をもとに自分の生活を振り返る場面でもよく考え、意見を発表することができました。

最後の発表の中でも「ありがとう」という、今日の主題である感謝の気持ちに触れた発言がありました。
どんなお話でどんなことを考えたのか、ご家庭でも話してみると良いなと思いました。