北部小学校ブログ

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夏休みも終盤

 いよいよ残り少なくなった夏休み。これから遠出を計画されているご家庭は、台風19号、20号が接近しているので、出かける場所によっては大きな影響を受けることもあるかもしれません。くれぐれも安全に留意してお出かけください。
 さて、以前、子どもの「なんで?どうして?」とい記事を書きましたが、今回はその続きです。
 先日、朝、テレビのある番組を見ていたところ、「自由研究」について取り上げていました。自由研究で大きな賞を取った中学生と小学生を紹介していたのですが、どちらも、大人だったら特に疑問を持たないようなことに疑問を持ったことから研究がスタートしています。
 当時中学1年生だったN君のお父さんが、夜、車でコンビニに行って帰ってくると、車にカミキリムシが止まっていました。N君は、「コンビニには夜、虫が集まるのか?」という疑問を持ち、自宅から10㎞圏内のコンビニを回って虫調べを始めました。お父さんは車の運転を、お母さんは記録係をし、N君をサポートしました。するとコンビニの種類によって集まる虫の数に大きな違いがあることに気づきます。それは立地条件が違うからではなく、コンビニの店内の照明の違い、すなわち光の違いによるもということを突き止めます。この研究は、日本昆虫学会で発表され、プロに認められました。N君は、これをきっかけに昆虫について益々興味を持ち、高1になった現在は、昆虫とにおいについての研究をしているということです。
 もう一人のTさんは、当時なんと小学3年生。学校の給食の時間に、おかわりのじゃんけんをしていて、「じゃんけんはどうして3種類なの?」という疑問を持ちます。そこで、2~6種類のじゃんけんを考え、検証をしていきます。すると、偶数の種類は、どれかが強くなり、どれかが弱くなるので、どうやっても公平なじゃんけんにならない。奇数の種類はどれも同じ強さになり、じゃんけんが成立する。ただし、種類が多くなればなるほど、じゃんけんのルールが多くなり、覚えるのが大変になる。だから、やっぱり3種類のじゃんけんがやりやすい、という結論を導き出します。「じゃんけんはどうして3種類なの?」という常識を常識と思わず、素直に疑問をぶつけてくる、というところが素晴らしい、と番組のコメンテーターが言ってましたが、まさにその通りだと思いました。
 夏休みもあと10日余りとなりましたが、「なんでだろう?」と思ったことは、今からでも遅くないのでその疑問を解決するにはどうしたらよいかを考えてみるとよいかもしれません。

夏休みも半分終わり

 関東直撃かと思われた台風13号も、やや進路が東にそれたため、大きな被害はありませんでした。本当にほっとしました。しかし国土交通省よりますと、関東の水がめである利根川上流の8つのダムの貯水率は、今日現在68%。例年だと、平均84%ということですので、ちょっと心配ですね。
 さて、夏休みも半分が過ぎようとしています。そろそろ宿題のことが心配になる頃でしょうか・・・これからお盆で、お父さん、お母さんの田舎に帰省するというご家庭も多いかと思います。宿題も大事ですが、おじいさん、おばあさん、おじさん、おばさん、そしていとこなど、普段なかなか会うことのできない人達と、素敵な思い出をたくさん作ってきてほしいと思います。田舎に帰省する予定がない子ども達も、長期の休みでなければ体験できないことをどんどん体験してほしいです。
 私(校長)の小学校の夏休みの思い出は、祖父が林の中に作ってくれた矢倉の上で、一日中本を読んだことです。空想することが大好きな少女(!?)でしたので、主人公になった気分で、どっぷりと本の中の世界に入り込んでいました。子ども達には、夏休み中に本もたくさん読んでほしいです。
 さあ、夏休み残りの半分、子ども達はどう過ごすのでしょう! 

子どもの 「なんで?どうして?」

 暦の上では、8月7日が立秋。いわゆる“秋”となりますが、暑さは収まる気配がありません。まだまだ熱中症、熱射病対策が必要です。
 さて、本日の千葉日報に『少女の疑問 当局動かす ~NZ、標識の性差別~』という見出しの記事が載っていました。ニュージーランド交通局は、2日までに、送電線の保守作業が作業中と示す道路標識の表記を「ラインメン」から「ラインクルー」に変更すると決めた、という内容の記事です。それがどうした?という感じですが、よく読むと、この表記変更のきっかけとなったのは、7歳の少女の投書だったというのです。少女は、標識に「ラインメン」と書かれていたことに疑問を持ち、「私は大人になって送電線作業員になりたいわけではありませんが、なりたいと思う女の子もいると思います。」という手紙を交通局に送ったのです。これを読んだ交通局長はこの少女に返事を出して変更する意向を伝えたと言うことです。
 私たち大人は、年とともに“当たり前”という意識が強くなり、あまり疑問を持たなくなるように思います。でも、子どもはわからないことだらけですから、「なぜ?」という疑問を持ちます。大人は子どもに「なんで?どうして?」と聞かれると、「なんででも。」「それが当たり前だから。」なんて面倒臭がって安易に答えてしまいがちですが、子どもの疑問には、そういえばよく考えるとなぜなのだろう、と考えさせられることが少なくありません。
 夏休み中、お子さんに「なんで?どうして?」と何か質問されたら、一緒に考えてみてください。もしかしたらそれが自由研究のタネになるかもしれませんよ。

平成30年度全国学力・学習状況調査結果

 本日の新聞報道でご存じの方も多いと思いますが、今年度4月に実施した、6年生を対象とした「全国学力・学習状況調査」の結果が出ました。
 本校の6年生は、国語B(主として活用型問題)、算数A(主として基礎知識の問題)、算数B(主として活用型問題)、理科で若干ではありますが、全国平均を上回りました。国語A(主として基礎知識問題)だけは、全国平均をやや下回る結果となりました。
 これから詳しい分析をして、学校としてこれからどう取り組んでいけば良いか、考えていきたいと思います。

4分の1が終わりました

 明日から8月。夏休みも、4分の1が終わろうとしています。お子さん達は、毎日どのように過ごしているでしょうか。
 先週の土曜日、台風12号が関東地方に最も近づき、予定されてた「野田みこしパレード」は中止となってしまい、参加予定だった子ども達はがっかりしたことと思います。幸いこの辺りは、台風による大きな被害はありませんでしたが、台風が上陸した西日本、そして未だに台風が停滞している九州地方などは、本当に大変だろうと思います。
 さて、今のところ、子ども達の大きな事故等の報告はありません。このまま全員が事故に遭うことなく、楽しい夏休みを過ごせることを祈っています。まだまだ暑さも続きそうですので、健康管理もよろしくお願いします。
<業務員さんが種から育てた花々>
  
  

小中連携 3校合同研修

 北部小、七光台小、北部中の3校は、小学校と中学校が連携して、研修や情報交換等を行っています。義務教育は9年間。小学校と中学校が連携することで、子ども達を同じベクトルで育んでいくことができると考えます。
  
 今日は、野田市教育委員会より講師をお招きし、3校合同で「不祥事根絶研修および業務改善研修」を行いました。
 私たちは、教育公務員としての自覚をしっかり持ち、地域の皆さん、市民の皆さんから信頼される教職員集団でなければなりません。そのためには日頃から、どんなことに気をつけなければならないか、改めて確認することができました。
 また、昨今、「働き方改革」ということが取り沙汰されていますが、学校も同じです。“学校はブラック企業”などと言われることがありますが、確かに先生達はやることが多岐に渡り、どうしても時間外勤務が多くなりがちです。しかし、先生も“ワークライフバランス”が大切です。先生が疲れ果てていては、子ども達と良好な関係が築けません。楽しい授業ができません。先生はいつも明るく元気に子ども達と向き合えなくてはなりません。そのためにも、業務改善が必要です。今日は、業務改善のために何ができるか、先生達は真剣に考えました。
 
 研修の後は、3校の先生方が3部会に分かれて情報交換し、これから、子ども達のために、小中が連携して何ができるか、何をすべきかを話し合いました。

環境整備、がんばりました!

 今日は、水泳指導最後の日でした。今日はちょっと少なめで、3・4年生は63名、5・6年生は49名が参加しました。これで、プールは来年までさようなら~
 午前中は水泳指導と並行し、午後は先生方全員で、普段なかないできない環境整備を行いました。やっている途中、通りかかった6年生が「ありがとうございます。頑張ってください!」と声をかけてくれました絵文字:笑顔 北部の子ども達は優しいです!
 まず、物が雑然と並んでいた資料室。何年間も放置されていた、いらない物をどんどん廃棄し、使いやすい配置にしました。
 次に英語ルーム。今年度は英語ルームが二つになりましたので、子ども達がそこで楽しく学習できるよう、掲示物などを工夫しました。夏休み明けの、子ども達の反応が楽しみです♪
     

酷暑が続いています。

 今日もジリジリと太陽が照りつけています。暑さが体にまとわりつくようです。
 そんな中、今日は1・2年生74名、5・6年生55名が水泳指導に参加しました。明日は、3・4年生と5・6先生ですが、水泳指導はこれで終わりとなります。
 昨日もお願いしましたが、必ず外に出るときには帽子を被らせてください。

 さて、5年生は、社会の学習の一環として、一人一人バケツで稲を育てています。夏休みに入ると同時にみんな家に持ち帰っていますが、夏休みの間、稲穂が実るといいですね~。衣装ケースに植えた稲は学校に置いてありますが、青々とした葉が元気に育っています。因みに、5年生が育てている稲の苗は、ほとんどが地域の山﨑正子さんにいただいたものです。
 4年生は理科の学習として、プレハブ校舎前でツルレイシ(ゴーヤ)を育てています。畑ではありませんので、土に栄養がないせいかあまり葉も多くはないのですが、夏休みに入ってから、小ぶりながら実がどんどんできています。ゴーヤの実は、苦みがあるためニガウリとも呼ばれ、子どもにはあまり人気がありませんが、実は栄養たっぷりです。ビタミンCはレモンの約3倍、トマトの約5倍も含まれ、鉄分や食物繊維も豊富なのだそうです。この暑さに負けないためにも、ぜひ子ども達に、ゴーヤ料理に挑戦させてみてください。

 

 

夏休みの水泳指導1日目

 本日は、日本各地で記録的な猛暑となっています。埼玉県熊谷市では、午後2時すぎに41度1分を観測し、観測史上、国内で最も暑い気温となったということです。
 さて、そんな中ですが、午前中、1・2年生そして3・4年生の水泳指導がありました。1・2年生は84名、3・4年生は85名が参加していました。この暑さですので、水温も32度と、温水プールのようになってしまいましたが、子ども達は元気に泳いでいました。
 明日も、1・2年生、そして5・6年生の水泳指導がありますが、本日、安全帽子を被ってくるのを忘れた児童が何名かいましたので、熱中症にならないよう、必ず帽子を被らせてください。併せて、水筒も忘れず持たせてください。
 

~水泳指導には関係ありませんが・・・職員室前の池に咲く睡蓮~
きれいなので、パシャリ!!
 

千葉県吹奏楽コンクール

 7月21日(土)本校の吹奏楽部が千葉県吹奏楽コンクールに参加しました。結果は惜しくも銀賞でした。昨年に引き続き、金賞を目指して一生懸命練習をしてきた子ども達でしたが、今一歩、金には届きませんでした。しかし、銀賞といえども、とても迫力のある素晴らしい演奏でした。審査員の先生方からも、「冒頭からとても勢いのある素晴らしい演奏と感じました。28人の演奏とは思えない位の響きでした。」「各楽器が良く鳴っていて、躍動感ある演奏でした。」など、概ね良い講評をいただきました。いくつか課題もご指摘いただきましたので、その点は今後の練習で解決していければよいと思います。
 演奏が終わった後の子ども達の顔は、とても晴れやかでした。これからも、楽器を奏でる楽しさ、お互いの音を重ね合わせ、ハーモニーを作り出す楽しさを味わいながら、次の市内音楽会に向けて練習を頑張ってほしいと思います。
 保護者の皆様、これからも子ども達の応援をよろしくお願いいたします。