校長室から

校長室から

3/8 6年生が証書授与の練習をしました

 3月8日(火)どんよりと曇って、細かい雨が降る寒い朝でした。さすがに今日は小鳥のさえずりも聞こえません。8時を過ぎてもまだ薄暗かったからでしょう、根戸森の中の街灯が点いていました。

 今日は、6年生が卒業式練習で卒業証書授与の練習をしました。本校は卒業生の人数が比較的多いのですが、卒業証書は代表児童に授与するのではなく卒業生1人1人に手渡ししています。ですから卒業生全員が壇上に登り、証書を受け取ります。証書を受け取って、1歩下がりながら左手に証書を持って、礼をして、回れ右をして…という具合にスムーズに行動できるよう、今日は初めて全員がやってみました。頭ではわかっているのですが、いざ壇上に上がってみるとなかなか難しいものです。


 練習が終わって休み時間になると、子どもたちはみずから壇上に上がり証書授与の練習を始めました。中にはすすんで校長役をかって出る児童も。楽しんでいる中にも近づく卒業を思い、胸の中にどこか小さな曇りを感じさせる子どもたちでした。

えーと、どちらが校長役?
両手で受け取ったら、こっちにたたんで…

 昼休みには雨も上がり、子どもたちは校庭で元気に遊んでいました。といっても、いつもよりは人数が少なかったようです。このところ縄跳びが人気上昇中ですが、鬼ごっこが安定の人気です。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/7 6年生が奉仕活動をしてくれました

 3月7日(月)まばゆい陽光が差すさわやかな朝でした。このところ、正門周辺の木々から小鳥のさえずりをよく聞くようになりました。今朝も元気なさえずりが聞こえてきました。

 今日は、6年生が午後から去り行く母校への奉仕作業として、校舎内各教室のエアコンのフィルターと扇風機の羽根の清掃をしてくれました。
 この日のために教員がはずして廊下に置いておいたものを、6年生がひとつひとつ埃をかき落とし、水洗いしてきれいにしてくれました。
 終了後には、ピカピカになったフィルターや羽根が各教室の入口に置かれていました。
 6年生の皆さん、ごくろうさま。本当にありがとう。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/4 雲はありましたがおだやかな朝でした

 3月4日(金)雲は出ていたものの、おだやかな朝でした。

 今朝は、校舎から正門に向かおうと玄関を出たところで6年生女子児童の一団に呼び止められました。
「小さな子が転んでケガをしています。」
見ると、6年生に囲まれて1人の1年生の男の子が額を押さえて泣いていました。登校途中に転んで泣いている子に6年生たちが声をかけ、ランドセルと水筒を持ってあげて、学校まで一緒に来てくれたそうです。なんと優しい6年生たちでしょう。どうもありがとうね。

 実はこうしたことが、今年度も何度もありました。この子どもたちももうすぐ本校を卒業していってしまうのです。すでに卒業式練習を始めている6年生ですが、惜別の思いをまた新たにしたひとときとなりました。
 1年生はその後すぐに保健室で養護教諭の手当てを受けました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/3 5年生の授業をのぞいてみました

 3月3日(木)真っ青な空のおだやかな朝となりました。花壇の花々は、昨夜降った雨のしずくを乗せたままですが、春の訪れが近いことを感じているかのように力強く花びらを開いています。

 6年生を送る会を大成功に終えて、いよいよ最上級生となる5年生の様子を見ようと、授業をのぞいてみました。ちょうど道徳の時間で「クマのあたりまえ」というお話をもとに命の大切さや生きることの意味を考えるというものでした。

 主人公の子熊がある日、顔見知りの熊の死を生まれて初めて目の当たりにし、死ぬことを恐れ生きる意味を見失って死なない石になりたいと考えます。石にその方法を尋ねると「横になってじっとしていればよい。」などと教わります。つい歌を歌いだすと「歌わない。」「つぶやかない。」「誰にも会いたいと思わない。」「泣かない。」などと石にぴしゃりと言われます。探しに来てくれた兄を見てついに跳び起き、「石になるのはやめとくよ。死ぬのは今でもこわいけど、それでもクマのほうがいいってわかったんだ。」と石に言って、兄と仲良く森に帰っていく、というお話でした。

 子どもたちは真剣に子熊の行動について考えたり、友だちの意見に耳を傾けたりしながら、生きることの意味について考えていました。
 他の学級でも、別のお話をもとに道徳の授業をしていました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/2 全校朝会をしました

 3月2日(水)これまでの空気の冷たさがいくぶん緩み、おだやかな朝となりました。昨日の6年生を送る会を終えて、校舎を結ぶ通路の窓には「六年生ありがとう」の文字が飾られていました。登校してきた6年生は、見上げては感慨深げでした。
 今朝も委員会児童が活動していました。

 今日は、3月の全校朝会を、これまでお伝えしてきたように、音楽室で動画を撮影し各教室に配信するオンライン形式で実施しました。
 今回は新しい児童会役員による堂々とした司会で始まり、生活委員が「あいさつ」と「ありがとう」をテーマに、寸劇も交えてわかりやすい発表をしてくれました。
 その後、今年度1年間ねどっ子の学校生活を支えてきてくれた各委員会活動の委員長さんたちが、1年間のまとめと来年続けていってほしいことを発表しました。どの委員長さんもわかりやすくしっかりとした内容を発表してくれました。まさに最高学年の立派な姿として、後輩の印象に残ったことと思います。1年間、ありがとう。ご苦労さま。

 業間休みや昼休みには、校庭にねどっ子たちの元気な声が響きました。空気も冷たさがなくなり、青空のもとで気持ちよく過ごせるようになりました。
 根戸門わきのケヤキをふと見上げると、枝先に小さな芽をぽつりぽつりと見つけられるようになりました。桜の枝先の蕾は、少し大きくなり、丸みを帯びてきました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

3/1 6年生を送る会がありました

 3月1日(火)いよいよ3月、令和3年度2021年度最後の月となりました。


 午前中に6年生を送る会を実施しました。感染症対策のため、体育館には6年生と一部発表学年児童だけが集まって発表し、他の児童は各教室でオンラインで、発表や6年生の様子を見ました。各学年が事前に撮影した動画を体育館ステージのスクリーンに映し、動画と学年代表児童がシンクロして発表するなどそれぞれの学年が工夫を凝らし、6年生へ感謝と卒業への祝福の気持ちをこめて発表しました。どの学年の発表も素晴らしく、発達段階に応じてかわいらしかったり、ユーモアがあったりしんみりさせられたり、6年生の思い出の場面が出てきたり、学年集団のまとまりを感じさせたりするものでした。全体の進行役は教師でなく児童会の新旧役員が務め、終了後には新役員の任命式と引き継ぎ式も行いました。


 各学年の発表を見終えた6年生の子どもたちは、小学校を去る日が近づいていることを肌で感じたようで、残された小学校での日々を神妙な面持ちで思っているようでした。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/28 今年度最後の委員会活動がありました

 2月28日(月)新しい週が始まりました。と言いながら、明日から3月。早いもので令和3年度2021年度も残り1ヶ月となりました。
 午前中、いよいよ卒業の日が迫る6年生が学年レクリエーションをしました。終了後には並んで記念撮影をしていました。


 放課後には、今年度最後の委員会活動がありました。もうすぐ卒業してしまう6年生の委員長を中心に、最後の最後まで作業に励む委員会、1年間の振り返りを話し合う委員会など様々でした。


 これまでこのコーナーでも、ごくごく一部の委員会活動だけでしたが地道に活動してくれている子どもたちの様子を紹介してきました。高学年の児童が中心になって、自分たちで学校生活をよりよいものにしよう、ねどっ子みんなの楽しい学校生活を支えようという活動として、長く大切にしていきたい活動です。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/25 日差しは温かいのですが、冷たい風が吹きました

 2月25日(金)朝は風がなく、寒さが和らいだ感じでした。花壇の菜の花は、たくさんのつぼみと一緒に花びらを青空に向かって持ち上げていました。


 その後午前中は温かな日差しが降り続けましたが、冷たい風が吹きました。そうした中でも、子どもたちは元気に校庭で体育の授業をしていました。


 昼休みになると風はありましたが冷たさは和らぎ、子どもたちの元気な歓声が校庭に響きました。


 6時間目、子どもたちの様子はどうかなぁと思い3年生の教室をのぞいてみました。すると、昨年12月に実施した学力調査の集計が終わって届いた個票をちょうど配付している所でした。個票にじっと見入っている子、友だちと見せ合っている子、思うような結果でなかったのか個票を手にしたまま天を仰いでいる子、「あーっ、これ絶対親に怒られる!」などなど悲喜こもごも(?)の子どもたちでした。子どもたちにとっては週の終わりに降って湧いた驚愕の瞬間だったのかもしれません。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/24 春が近づいていることを感じさせる日差しです

 2月24日(木)朝は、時折冷たい強い風が吹きつけました。

 その後校庭には温かな日差しが降り続け、春が近づいていることを感じさせています。校庭での体育授業で縄跳びをする子どもたちの姿は、どこか軽やかで気持ちよさげです。

 室内から校庭を見ると温かそうな日差しに誘われます。しかし実際に校庭に出てみると冷たい風が吹いています。それでも昼休みにはたくさんの子どもたちが校庭に出て、元気に体を動かしていました。

 気象予報によると、明日くらいから日中の気温がグッと上昇するとのこと。本当かどうか、こういうことは植物に聞いてみるのが一番。そう思い、業間休みに桜の木を見てみました。まだ枝だけのこげ茶色一色の木ですが、枝先の先端近くに小さなふくらみが並んでいます。根戸門を入ってすぐの桜にも正門わきの桜にも、同じようにまだ小さくて固そうなつぼみがポツポツとついていました。
 まだ遠くからですが、春の足音が聞こえたように感じました。

 今日もねどっ子たちは元気です。

2/22 4~6年生が学習発表会をしました

 2月22日(火)朝のうちは乾いて白く見えた校庭が、日差しを受けて地面が温まると水気がしみだしてきました。朝乾いて見えたのは、実は地面の中で水分が凍っていたようです。それでも業間休みになると、大勢の子どもたちが校庭に出て鬼ごっこやドッジボール、縄跳びなどして元気に遊んでいました。職員玄関では、飼育委員の子どもたちがウーパールーパーの世話をしてくれていました。


 2月17日に続き、今日は4~6年生がオンライン授業参観(学習発表会)をしました。毎年この時期の授業参観では、この1年間で子どもたちが学習したことをまとめて学習発表会として実施してきましたが、今年はマイクロソフトTeamsを利用して、学年・学級単位での動画配信となりました。子どもたちは、どの学級でも張り切って発表していました。

 4年生は学年で体育館で「1/2成人式」を行いました。児童一人一人の将来に向けての決意発表を大切にした厳粛な「式」となりました。

 5年生は学級単位で、総合的な学習の時間で調べた日本の産業・職業をプレゼンする「発見!日本のグッジョブ」の発表会をしました。保護者の皆さまと一緒に子どもたちも友だちの発表を聞きました。

 6年生は総合的な学習の時間で学んだ「『SDGs』発表会」を、学級単位でしました。「貧困をなくそう」など17ある目標について、世界の現状と自分なりの取り組みを調べ、考え、まとめあげた成果を発表し合っていました。


 今日もねどっ子たちは元気です。