2015年7月の記事一覧
7月16日(木)その3 学年集会(3年)
<学年集会(3年)> 6校時に、体育館で「学年集会」を開きました。
集会の内容は、「高校の一日体験学習の事前」と「夏休み中の生活全般の諸注意」でした。
最初に校長の話がありました。私の方からは、「一日体験学習」から入試がはじまっている(第一アドバンテージになる)。矢中生として、態度や服装、挨拶などきちんとやってほしい旨を話しました。
7月16日(木)その1 校長室コラム「12時40分現在」
<校長室コラム「12時40分現在、変更はありません」> 台風11号の影響の雨雲や雷雲が矢板市上空にもかかっています。強い雨が降っています。
12時40分現在、変更は考えていません。ただし、6校時後、清掃、帰りの会後の下校を15時50分ぐらい(20分程度はやく)になります。
また、室内の部活動は通常どおり、室外の部活動は顧問の判断で早めに下校させることもあります。
今朝の送迎の状態では、約半数が車での送迎のように感じています。玄関前のスペースが大渋滞になるようにも感じています。事故等には十分、ご注意ください。
その5 校長室コラム「明日から荒天の予報です」
<校長室コラム「明日から荒天の予報が出ています」> 天気予報では、「台風11号」が関西方面を直撃、北上するようです。
この台風に左に渦巻く雨雲の影響で、明日と明後日、「大雨」と「強風」が予想されます。現在のところは、明日は「通常登校」「通常授業」を考えています。ただ、台風の進路や風雨の関係で、変更(変更の場合は、市内小中学校統一の対応で)になる場合も考えられますので、この矢中ブログを朝(登校前)、昼頃、下校時頃、ご確認いただけると有りがたいです。
7月15日(水)その4 校長の道徳授業「1組、5校時」
<校長の道徳授業最終日「1組、5校時」>1年生7クラスをこの3週間で、日課に割り振り道徳授業を行ってきました。今日が最終の1組での授業でした。
参観者が多く、生徒たちは、緊張気味で、「他の授業でもたくさん手を挙げない」という情報を聞いていたので、五味渕流道徳に引き込むまで少し時間がかかりましたが、途中から挙手や発言も多くなり、みんなで道徳授業を作ろうという意欲が出てきて、私にもHappinessな授業でした。
最後に、私の得意技「ロールプレイ(役割演技)」をやりました(写真)が、1回、2回、3回とロールプレイを繰り返す中で、本音とか主人公になって考えた言葉が出てきました。
***今日の道徳授業に、大森教育長さん、齋藤指導主事、片岡中教務の小口先生、東小の小川校長と若い3名の先生たちが来校し、参観いただきました。特に、東小学校の先生方には、新たな道徳授業の「視点」や「技法」、「担任の関わり方」など、今後に活かせる研修になれば幸いに感じます。今後も、矢中での校内での研究授業については公開に、小中連携の場になればと考えています。
7月15日(水)その3 カウンセラーの眼
<カウンセラーの眼「地球上で定員50人の職種。」> 注目をする記事があったので、紹介します。
『地球上に定員50人の職種。特殊技術を持ち、替えがきかない。若手にもよく言うんです。誇りを持てと。』この言葉は、床安(とこやす)さんこと、西村 安士さん(*)が弟子たちに言っている言葉です。
床安さんは、人目につかない「角界の黒子」、地味な存在である。相撲界、日本、世界で50人という職種に、誇りと踏ん張る力がわいてくるという。今年、名古屋場所で65歳、定年になるそうです。
*西村 安士・・・1950年長崎県五島列島産まれ。中学校卒業後、日本相撲協会の床山(とこやま)に採用。以来20名以上の関取を担当して「大銀杏」の髪結いをする。2012年床山、最上位の「特等」に昇進する。
***3年生の将来就きたい職業の中に、特殊技能を持つ「世界中に50人しかいない職業」があることも念頭に、親子で話し合ってみてください。
参考文献「月刊プリンシパル」学事出版 2015,8月号 P106
7月15日(水)その2 ブックトーク3回目
<ブックトーク3回目>朝の読書の時間10分間、外部講師をお招きして「ブックトーク」を行いました。今回は3年生のクラスと8・9組で「ブックトーク」をしていただきました。
3組では、「塩谷朝業」についての話をしていただきました。「3組の生徒たち、とても意欲的で興味をもって聞いてくれました。」「五味渕校長が、この本の編集責任者でした。」ということも話していただいたようです。
その3 校長の道徳授業「5校時、4組で」
<校長の道徳授業「5校時、4組で実施」> 今日の5校時、室温33度の中で「道徳」の授業を行いました。
1年生6クラス目の授業でしたが、どのクラスも皆、生徒の実態が異なり難しさと面白さと、個々の生徒たちとふれあい、関われるHappinessを感じて実施しています。
***暑い中を、今日の授業参観に、川崎小の永井校長と西小学校の小川校長、黒田教頭、青木教務主任の4名が来校して、私の授業及び矢板中の生徒たちを見ていただきました。矢板中学校学区の小中学校連携(職員レベル)の契機になればと考えています。
その2 校長室コラム「地域の方からの情報で」
<校長室コラム「地域の方からの情報で」> 地域の男性の方から、矢中生のよい情報の連絡をいただきました。
それは、先週の土曜日、13時30分頃、国道4号線「すきや」の信号のところで、80歳過ぎたおじいさんが自転車で通りかかり、ふらついてころんだ(倒れた)ところに、矢中の制服を着た男子生徒が介抱をしていたそうです。近くの大人の人も近づいてきて、そのおじいさんは救急車を呼ぶこともなく帰っていったそうです。
電話の方は、「矢中生のよい情報を知らせるから・・・。」ということで、電話をかけてくれました。
***この暑さは明日までで、木曜日からは「台風11号」の影響で、風雨が予想されます。今週末土曜日の「地区総体」はよい天気の中で、開催させたい気持ちでいっぱいです。
その3 カウンセラーの眼「掃除をすると業績は向上する」
<カウンセラーの眼「清掃をすると業績は向上する」> 鍵山 秀三郎さんって、ご存じでしょうか?
鍵山さんは、「イエローハット」の創業者であり、23年前に「日本を美しくする会」を創立した方でもあります。
昭和30年代、会社をおこしたときからトイレの清掃を一人で始めます。社長が清掃したからといって、会社の生産性が上がることもなく、「経営者なら、清掃するより経営に専念しろ」と言われ、嘲笑されたそうです。
最初のうちは、社員の誰一人といて清掃を手伝わなかったそうですが、10年が経過し、社員1人、2人と手伝うようになります。
20年目で、全社員が清掃に参加するようになり、業績もどんどん向上したそうです。
掃除を続けていると、清掃している人の心が澄んでくる。
心が澄めば、色々なものがよく見えてくる。他者への気配りも当たり前にできるようになる。そういう社員が増えれば、会社は自然とよくなる。
***この鍵山社長の考え方を矢板中でも応用できないものかと、考えています。
参考文献「プレジデント」(2015,7,13号) プレジデント社 P26,P27より
その2 カウンセラーの眼「怒り思考を停止させる」
<カウンセラーの眼「怒りの思考を停止させる方法」> 昨日から連続して2日間、「30度超え」です。生徒たちの体調はどうでしょうか?
昨日に続き、「アンガーマネジメント怒らない伝え方」から、怒りを停止(ストップ)す留方法を紹介します。
1 怒りが湧いてきたら、心の中で「ストップ」「ストップ」・・・と唱えます。
2 数分して、心が落ち着いたら、どうしたらいいのか、対応策を冷静に考える。
***感情は怒りで高まっていても、頭の中は「冷静に、冷静に」と感じていないと難しいと思います。
参考文献「アンガーマネジメント怒らない伝え方」戸田 久実著 かんき出版 2015年
その2 カウンセラーの眼「怒りを数値化する」
<カウンセラーの眼「怒りを数値化する」> 先日読み終わった「アンガーマネジメント 怒らない伝え方」の中から、怒りをコントロールするテクニックを何回かに分かれて紹介します。
今日は、怒りを数値化する方法を紹介します。
1 怒りを感じたとき、怒りのスケールを思い浮かべ、数字を思い浮かべる。
0・・・まったく怒りを感じない状態
1~3・・・イラッとするが、すぐに忘れていまえる程度。軽い怒り。
4~6・・・時間がたってもざわつくような怒り。
7~9・・・頭に血が上るような怒り。
10・・・絶対にゆるせないと思うくらいの激しい怒り。
2 点数をつける意識を向けることで、怒りにストップがかかる。
3 自分の怒りを客観的に把握することで、気持ちが落ち着く。
***怒りの感情は、目に見えず心が振り回されるものであるころから、冷静に数値化することで怒りに振り回されなくなります。
夏日 その1 校長室コラム「各部活とも最終調整に・・・」
〈校長室コラム〉今日は、全国的に30度越えの夏日になりました。 朝から蒸し暑い中を来週末の地区総体に向けて、各部活動とも、練習試合や練習に汗を流していました。
午前中、西小オープンスクールのあと矢板中に行くと、玄関付近は、駐車出来ないくらい車が停まっていました。これらの親の車を見て、保護者の皆様のお子様にかける期待と意欲を大いに感じることができました。
私は午前中、西小学校でオープンスクールがあったので、参観させていただきました。西小の子供たちの様子をよく見てまいりました。どの学年も、真面目に一生懸命取り組む姿が印象的でした。
その3 校長の道徳授業4「5組で実施」
<校長の道徳授業4「6校時、5組で実施」> 今日の6校時、資料名「キャッチボール」で、授業を公開しました。
生徒の実態が十分に分からない中での道徳授業ですので、どのように授業が展開するのか? 生徒の意見や発言が出てくるのか未知数の中で、五味渕流道徳に引き込んでいく楽しさや面白さを感じつつ今年度も授業をやっています。
5組の生徒たちは、たくさん挙手をして、発表したいという意志が、十分感じ取れました。
後半部、「ロールプレイ(役割演技)」では、主人公、明夫君の心の言葉、本音の言葉を引き出そうとカットを何度も行うのも、このような授業を行う醍醐味だと感じています。1時間、よく聞き、感じ、考えてくれた時間だったと生徒たちにも感謝しています。
***今日の授業には、市教委から塚原課長さんや青木先生、薄井先生、東小の小川校長、泉中から君島先生も参観に来校していただきました。モチベーションの高い、ロールを使う、褒める、100名発言させるなど、「アクティブ・ラーニング」や平成31年度からの「特別の教科道徳」への示唆になることを願っています。
その5 カウンセラーの眼「メール(LINE)送信で心掛けたいポイント」
<カウンセラーの眼「メール(LINE)送信で心掛けたいポイントとは・・・」> 企業等が、社員教育で取り上げられている一つが「アンガー・マネジメント」です。「アンガー」とは、「怒り」です。「怒り」をどのように自分でコントロールするかという心理学を言います。
今日は、その中で「メールを送信するときに、心掛けたい8つのポイント」を紹介します。
1 曖昧な表現はしない。
2 誤解のない具体的な表現にする。
3 感情的に相手を非難、否定するような表現は避ける。
4 感情を伝えたいときは、気持ちを「私は・・・」にして、伝える。
5 相手の感情的な表現には振り回されない。
6 お願いするときは、「恐れ入りますが」「お手数をかけますが」などの”クッション言葉”を活用する。
7 1回のメールには、1用件を心掛ける。
8 1文は短めに、3行続いたら改行するなど、読みやすいレイアウトにする。
***自分や相手に「アンガー(怒り)」を呼び起こさせない記入をしてほしいと思います。
参考文献「アンガーマネジメント怒らない伝え方」戸田 久実著 かんき出版 2015年
その2 カウンセラーの眼「いじめ目撃時の対応(新聞記事)」
いじめ目撃時の対応(日本教育新聞記事)
(PDF 上の新聞記事の部分をクリックすると記事を読むことができます)
<カウンセラーの眼「いじめ目撃時の対応」> 上のPDFの記事に注目しました。
矢中は「Happinessな中学校」をMISSIONに、日々、生徒たちは前向きに生活や学習、部活動、生徒会活動などに打ち込んでくれています。このようなことから、本校では「いじめ0」を目指して、担任を含めた学年や職員たちが目配り、気配り、指導、支援に当たっているところです。
PDFの新聞記事を読むと、「いじめ」を目撃したとき、小学校5,6年の子供の約6割は「止めようとする」「先生に知らせる」という結果が出ています。それが、中学1年、2年、3年になるにつれて、「止めようとする」「先生に知らせる」割合が半減してくるのが気になりました。
その4 カウンセラーの眼「魔法をかける」
<カウンセラーの眼「魔法をかける 原 晋著」> 原 晋(はら すすむ)という方をご存じでしょうか?
原 晋さんは青山学院大学陸上競技部監督で、今年の「箱根駅伝」で青学を往路優勝、復路優勝、総合優勝に導いた方です。
予選落ちを続ける青山学院大学に、電力会社の営業マンが「監督」になり、どのように優勝させていくのか、興味深く読ませていただきました。
本の内容の中で3点、紹介します。
1つ目は、監督になるときの心構えは「覚悟」であるということです。陸上の理論や技能、技術指導力ではなかったそうです。
2つ目は、陸上部の学生の「人間、人間性」だそうです。立派な施設より、優秀な選手を集めるよりも優先するのは、「人間」としてしっかりしている選手、自分の目標を設定し、それに向けてきちんと努力のできる選手を連れてくるのだそうです。
3つ目は、学生の自主性や部員たちの話し合いを尊重し、叱咤激励をすることなく、部員には「月間目標管理シート」を書かせて、できた(達成できた)ことをほめて伸ばすそうです。
***原 晋さんの「監督術」は、他の監督さんの指導理論とは大きく異なっていることが驚きと興味を感じました。この本は、校長室に置いてありますので、興味のある方は声をかけてください。
参考文献「魔法をかける」原 晋著 講談社 2015年
その3 校長の道徳授業2「7組で実施」
<校長の道徳授業2「7組で実施」> 今日の1校時、7組で実施しました。校内の職員9人も参観していました。
7組の生徒にとっては、はじめての校長の授業とあって、私のパワーと高いモチベーションに圧倒されたのか? なかなか発言がなかったのですが、次第に手を挙げたり深まる発表もできるようになってきました。
***あと、5クラスで授業を行うことになっています。午前中、市内の小学校から来週火曜日の5校時に3名職員が参観したい旨の電話がありました。 「五味渕流道徳」のエキスやノウハウを本校食委員も含めて学んでいただけるとありがたいです。
7月8日(水)その2 校長室コラム
「矢巾町、中2男子の自殺事件 発生」
<校長室コラム「岩手県矢巾町で、中2男子の鉄道自殺事件 発生」> 昨日そして今日の報道で大きく取り上げられる事件が発生しました。
今日の職員会議の校長の指示事項、1番目に「生徒、個々へのきめ細かな対応」「学級全体での指導と支援のあり方」「夏休み中の生徒への関わり」等について、全職員に話をしました。
***「Happiness2」「進化する矢中」という今年度の矢中のMISSIONにプラスに働きかける言動についてはおおいに褒め、残念ながら逆行するような生徒の行為や行動については、厳重に対応、対処していこうと思います。
その3 カウンセラーの眼「グッドマンの法則」
<カウンセラーの眼「グッドマンの法則」とは・・・> 「顧客満足」(CS Customer Satisfaction)という言葉をニュースなどで耳にすると思います。企業では、「顧客満足度」を調査し、収益増加の重要な資料となっています。
さて、グッドマンの法則とは、アメリカのジョン・グッドマン氏が1970年代に発表した法則です。
その第1法則は、不満をもった顧客のうち、苦情を申し立て、その解決に満足した顧客の該当商品、サービスの再購入決定率は、不満をもちながら苦情を申し立てない顧客より高い。
第2法則は、苦情処理に不満を抱いた顧客の非好意的な口コミの影響は、満足した顧客の好意的な口コミに比べて、2倍も強く影響を与える、というものです。
このグッドマンの法則を矢中の学校経営に活用できないものかと考えました。私を含めた管理者は、顧客(生徒や保護者、地域)を満足させることだけを考えて、日々、実践していることが多いと考えます。
顧客を満足させるという目線ではなく、これからは「顧客が満足する」ような戦略や戦術も考えていかないといけないと考えています。
***参考文献「中学校」NO,741 全日本中学校長会編集 平成27年6月 P2P3
その2 下野しんぶん塾(1年)
<下野しんぶん塾(1年)> 今日の5,6校時を利用し、体育館で「下野しんぶん塾」を行いました。
講師には、下野新聞の桐生 典夫先生と小林 達彦先生にお願いしました。
学習内容は、
1 新聞の特徴についての説明
2 インタビュー体験
3 見出し付け体験
4 まとめと質疑 で、2時間たっぷりの内容でした。
生徒たちは、興味津々と講師の先生の話を聞きながら、演習をしていました。今回の学習を活用して、総合的な学習の調べのまとめや日々の教科学習でのノートの取り方などでも活用できると思いました。