2014年4月の記事一覧
4月15日(火)その6 カウンセラーの眼 3
<カウンセラーの眼 3>小学校入学前まで、「読み聞かせ」を親からしてもらっていた子は、「読書好き」、「創造性豊かな子」に育つと言われます。 正確なことは分かりませんが、「読み聞かせ」をした、しない子供の成長を見ていくと、確かにしていた子供のほうが国語の「知識・理解」や「読書量」、「クリエーティブな力」は確かに差が出ています。 ただし、「読み聞かせ」をしないからダメかというとそうではなく、本人の発達の中で親や担任等の影響で「読書好き」になる子もいますので、ご安心ください。
その5 平成26年度矢板中学校グランド・デザイン 紹介3
<平成26年度矢板中学校グランド・デザイン 紹介3>昨日に引き続き、今日は「Happiness」(な矢板中学校の創世)というMISSION遂行のために6本の基本姿勢について説明いたします。 1本目は、生徒、職員、保護者すべてが学校作りのための「スタッフ」である、という姿勢です。 子供たちも一スタッフとして、「Happiness」な矢板中作りのために考え、アイディアを出してもらい積極的に活動、活躍してもらいたいと考えています。 2本目は、日々、「笑顔」と大きな「あいさつ」と高い「モチベーション」を持つ、という姿勢です。 これは子供たち、そして職員も同じです。 3本目は、MISSION遂行のキーパーソンは能動的、自発的な「生徒会」活動と196名の「3年生」にかかっている、という姿勢です。 4本目は、自分だけ「Happiness」ではなく、友達やクラス、学校が「Happiness」になることを考え行動したり、実践したりする、という姿勢です。 5本目は、校内及び、地域のボランティアや福祉、奉仕活動に積極的に参加するという姿勢です。 最後の6本目は、友達やクラス、職員、親、地域の方々が、「Happiness」と思えない行動や服装、頭髪、言動への一貫性のある指導、姿勢を示すということです。 これらの6本の基本姿勢を持って、種々の戦略を職員、職員と生徒、職員と生徒と保護者(地域)が役割分担して一つ一つクリアしていくことで、学級が、学校が「Happiness」になっていき、「矢板中ブランド力」がアップしていくものと期待しています。 以上で、グランド・デザインの紹介を終わります。
4月15日(火)その4 修学旅行 業者との最終打ち合わせ
<修学旅行 業者との最終打ち合わせ>本日、17時00分から研修室で、当日添乗する業者が来校し3年職員との最終打ち合わせを行いました。3年生全員が、一生で1回しかない「修学旅行」が素晴らしく「Happiness」な3日間になることを考えて、行程表にしたがい綿密な確認を行いました。 磯谷学年主任をはじめ昨年度も修学旅行に引率している職員が何名もいることに「強み」を感じました。 たくさんのお土産と多くの成果を持って帰ってきたいと考えています。 この土、日に、3年生は修学旅行の準備をしてもらいたいと思います。
4月15日(火)その3 進路だより 第1号配付
<進路だより 第1号 配付しました>本日、お子様をとおして配付したと思いますが、学校ブログでも「PDF」(上の表面、裏面をクリック)でご覧いただけます。「進路決定の手順」や「卒業生の進路状況」などの内容を、お子様との話題にしていただけると幸いです。
4月15日(火)晴れ その1 全校朝会がありました
<全校朝会がありました>今日の全校朝会は「学級委員の任命式」でした。 1学年、2学年、3学年、7組、8組の学級委員を学年主任が発表し、私と教頭で任命書を手渡しました。 今回から表彰(任命)者が「主役」ということを考慮し、生徒側に向いて表彰をさせてもらいました。 任命書を手渡した子供たちからは、「頑張ります。」「一生懸命にやります。」などという力強い返事が返ってきました。 校長の話では、1つ目「矢板中の学校ブログ」をどれくらい見ているのか、という質問をしました。 意外と少なく、お家の人も1割程度しか見ていただいていないようです。 是非、見ていただけるとありがたいです。 2つ目は、「Happiness」な動きをどのような場面で行っていますか? という問いかけに対し、3年の学級委員たちは「朝や廊下であいさつをしている」、「授業を楽しく受けている」などと答えていました。 色々な生活の場や学習、部活道、行事などの場面で、「Happiness」な動きができる生徒が増えることをおおいに期待しています。
4月15日(火)その3 進路だより 第1号配付
<進路だより 第1号 配付しました>本日、お子様をとおして配付したと思いますが、学校ブログでも「PDF」(上の表面、裏面をクリック)でご覧いただけます。「進路決定の手順」や「卒業生の進路状況」などの内容を、お子様との話題にしていただけると幸いです。
4月14日(月)その4 カウンセラーの眼2
<カウンセラーの眼 2>今日は、小学校では優秀、何をやってもできた子が、中学校へ入ると「不適応」、「不登校」になる相談ケースが多くいました。 何故、このようなことが起きたのか、探っていくと次のような同じ要因が見えてきました。 それは、小さい頃から「おりこうさん」で、親から(先生から)「おこられ、しかられ経験」がなかったということでした。 担任に聞いても、「○○さんはしかる理由がありませんでした。」と言っていました。 「怒られ、しかられ経験」がないまま、中学、高校を卒業する子もいますが、大学あたりで「ドロップ・アウト」してしまうケースもあります。 適度に「しかられる子」の方が、環境に順応できるということです。 「お子さんは、どうでしょうか?」
4月14日(月)その5 校長室コラム
<校長室コラム>私ごとですが、午後、前任校の「離任式」に参加してきました。 2週間ぶりに小学校の空気や雰囲気を感じ取ってきました。 同じ義務教育ですが、発達段階の異なる小・中学校では大きな違いを感じます。 そのために、小学校から中学校への入学時の子供たちが、大きな不安や抵抗、不適応を感じるのは当然だと思います。 お家の方々もPTA等で学校へ行ったときの雰囲気が小と中では、違いを感じるのではないでしょうか? 私のように小、中を行ったり来たりしてきた者には、敏感に強く感じ取れる感覚です。 「離任式」では、小学2年生から6年生までの約150名の子供たちが迎えてくれたのですが、子供たちと歩んできた「Happinessな小学校」作りが、今も子供たちの中で、脈々と続けてくれていることに、嬉しさと感動を覚えて帰ってきました。
4月14日(月)その3 矢板中学校グランド・デザイン 説明2
平成26年度矢板中学校グランド・デザイン.pdf (左側の「平成26年度矢板中・・・・・デザイン」をクリックすると、大きな画面で表示されます)
<矢板中学校グランド・デザイン 説明2>どの企業でも会社でも「社訓」などがあると思います。 学校でも学習指導要領に相応して「学校教育目標」が作られています。 ただし、この目標がなかなか職員や子供たちに、「目標」はあるが何となく身近に感じてこない感触を長く感じてきました。 矢板中での教務主任の5年間、教頭の7年間、校長で3年間勤務している中で、何か妙案はないものかと模索を続ける日々が続きました。「本田宗一郎」や「稲森和夫」などの著書を読んだり、大学教授など、著名な方々の講演会なども聞きながら、何か自分の学校経営に活用できる理念や戦略、戦術がないのかと迷走していた結果、(株)オリエンタルランド、東京ディズニーリゾートの経営理念や人材育成メソッド、行動指針にぶつかりました。 昨年度、前任校(熟田小学校)で4月に「Happinessな学校」を打ち出し、キー・マンである「児童会」と「6年生」が想定以上に、自主的、積極的、能動的に動きだし、クラス(学年)のため、下級生のため、学校のために活動してくれました(この様子は熟田小学校の学校ブログの3月を開くと確認できると思います)。 このノウ・ハウを中学校バージョンにして作成したのが、この「グランド・デザイン」です。 この2週間ですが、生徒会担当の先生方の適切なアドバイスもあり、矢中「生徒会」がどんどん活発に動き始めてくれています。
4月14日(月)その2 学校全体、落ち着いたスタートが切れました!
<学校全体、落ち着いたスターが切れました!>写真1,2枚目は、1校時の1年生の授業のようすです。 6学級とも、落ち着いて時折、笑いが出るなど中学校生活の適応ができつつあります。 特に1学年担任については、この4月中は個々の子供たちへの目配りと気配りをしていくように指示しています。 下校時、1年生の女子3名に「中学校はどうですか?」と聞いたところ、3人とも「楽しいです。」という回答がありました。 写真3,4枚目は、2年の昇降口と男子トイレのようすです。 下履きの靴が、逆向きもなく整頓して入れられています。 逆光ですが、男子トイレの便器が白く輝いていて床も子供たちが綺麗に清掃されています。 生徒指導の専門家の話では、「トイレと下駄箱を見れば、学校の荒れ具合が分かる。」と言います。 学年が1つ上がり、特に3年生の自覚と意識の変容をこの1週間で感じます。 「Happiness」な矢板中学校の創世のために、よいスタートが切れたように思います。 今後とも、お家の方々や地域の方々の見守り、御助言をよろしくお願いします。