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8月6日(木)晴れ その1 校長室コラム
「学びの共同体国際会議公開授業に参加」
<校長室コラム「学びの共同体国際会議公開授業に参加してきました」> 日中は、焼けるような暑さでした。今日の矢板市は、最高気温は35度以上にはならなかったようですが、夕方、震度「4」の地震があり驚きました。
今日は、地区中教研の一斉研修(領域)の日でした。私は、一斉研修は欠席し、現在、矢中が推進している「学びの共同体」の国際会議に参加してきました。
会場は、「牛久大仏」で有名な茨城県牛久市にある下根中学校(1学年6学級、矢中と同じ規模)でした。 参加者は、北は北海道から南は九州まで、そして15の国からの教育関係者、約800名が参加した国際会議の第1日目でした。
2校時に全クラス、「学びの共同体」、学び合い学習(コの字型や4人でのグループ学習)の授業公開がありました。
午後には、佐藤 学教授の講演会がありました。 佐藤 学教授は、学習院大学教授(早稲田大学名誉教授)で、「学びの共同体」の考え方を日本中に広げている方です。現在、全国で3,500校で「学び合い学習」(全体の約1割、矢板中もこの中の1校)が行われているということでした。
***黒板に向いて教師が一斉指導する指導形態は、「50年前の授業形態です。」「日本以上に、他の国(中国や韓国、台湾、フィンランド、ドイツなどでも)でも、一斉学習の弊害を察知し「グループ学習」にシフトしています。佐藤 学先生の考える学びの理論や考え方を身近にお聞きすることができました。矢板中が4月から行っている「学び合い学習」が、正しい考え方であることが確認できて、私にとってとても有意義な一日でした。