旧「今日のできごと」

2021年10月の記事一覧

永桜祭(富岡校)

本日、第2回永桜祭が盛大に行われました。

今年の小学生は、低・中・高学年がそれぞれの学習の成果を発表しました。

低学年「やればできる!」器械運動とダンスを披露

 

中学年「あつまれ、元気の森!」合奏やダンスを披露

高学年「とみっぴーと校歌めぐりの旅」一小二小の校歌について調べたことを劇で紹介

よさこいは、小中別の踊りを披露しました。小学生はよっちょれを元気に踊りました!

 

高学年は、実行委員として様々な役割を担当しました。

コロナウイルス対策をしながら、昨年よりもたくさんの方に見ていただくことができました。

総合的な学習の時間の授業(三春校)

三春校の歴史をまとめている6年生が、三春校を卒業した先輩方にオンラインでインタビューを

しました。

 

当時の三春校の思い出や、三春校から進学するにあたってアドバイスをいただくためです。

ご協力いただいたのは、現在富岡町役場職員として働いていらっしゃる方と、3月に高校を卒業し大学に

進学された方のお二人です。

 

「当時の友達から三春校ができることを知りました。震災後それぞれの避難先の学校から三春校に来て

 安心したせいか、元気いっぱいで羽目を外す友達もいました。三春校でしか学べないことや体験でき

 ないことがたくさんあり、卒業してからも自分の強みになりました。」

 

「中学校まで三春校で過ごした自分にとって、高校に進学してまず感じたことは、1クラスにいる

 生徒の多さです。三春校には何事にも全員で一緒に取り組める良さがありますが、高校では学習

 でも部活でも、一人一人がそれぞれの目標に向かって努力している雰囲気がありました。」

 

お二人とも、学生時代は県外で過ごされていますが、富岡町とつながる方法はいろいろあり、

離れていても富岡町は大切な場所だと話してくださいました。

また、実際に三春校で学んだ先輩方のお話には説得力があり、大変参考になりました。

ご協力いただいた卒業生のみなさん、どうもありがとうございました。

あの日 あの時(三春校)

今年度末に閉所を迎える三春校の思い出を振り返る、「あの日 あの時」です。

今回ご紹介するのは、サポートセンターのみなさんとの思い出です。

 

平成28年度まで、曙ブレーキ工業様の敷地内に「サポートセンターさくら」がありました。

福祉に関する学習をする時などには、子どもたちが職員の方から直接教えていただいてきました。

 

子どもたちが考えた遊びを利用者のみなさんに楽しんでいただいたり、お茶をいただきながらお話をしたり、

たくさん交流させていただきました。

 

三春町内に復興住宅が建設されことに伴って平沢地区に施設が移転してからも、毎年訪問させて

いただいてきました。みんなで合奏やよさこいを披露したり肩もみをしたり、富岡町民の方々と

直接触れ合うことのできる大変貴重な機会でした。

 

昨年はコロナウイルス感染症のために訪問することができませんでしたが、今年度で三春校が閉所すると

いうこともあり、今年はこれまでの感謝の気持ちをこめて施設の清掃活動をさせていただいてきました。

 

利用者の方々との交流はできませんでしたが、中学生のみなさんと協力して、窓ふきや蜘蛛の巣取りなどを

してきました。所長様から温かいお言葉とお心遣いをいただき、感謝しております。

 

サポートセンターは、町民の方にとっても私たちにとってもずっと大切な場所であり続けてくださっています。

また多くのみなさんと安心して交流できる日がくるのを楽しみにしています。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

家庭科の授業(三春校)

5年生が、米飯とみそ汁の調理の仕方を、実習を通して学習しました。

 

5年生では、米が主要な農産物であり、主食として日本人の食生活から切り離すことができない

食品であることや、みそが大豆の加工品であり、調味料として古くから親しまれている食品である

ことを学びます。

 

米の洗い方、水加減、浸水時間、加熱の仕方、蒸らしなど、硬い米が柔らかい米飯になるまでの

手順を、しっかり確認しながら進めていきます。

 

みそ汁では、だしのとり方、実の切り方や入れ方、みその香りを損なわない扱い方などに気をつけながら、

調理を進めていきました。今回は煮干しでだしをとり、大根・油揚げ・ねぎを実として使いました。

 

「炊きたては熱いけどおいしいっ!」

やけどしそうになりながらも、自分たちで作ったご飯とみそ汁の味を確かめながらいただきました。

 

5年生は、先生方の分まで多目に作ってご馳走してくれました。

「ご飯がふっくら炊けていて、本当においしい!」

「みその香りがいいし、だしもしっかりとれていて上手に作れたね。」

あまりのおいしさに、男性教員の中には給食前だというのにおかわりした者もいました。

 

今度は家族のみなさんのために、ぜひその腕前を披露してもらいたいと思います。

2年国語研究授業(富岡校)

2年生国語「馬のおもちゃの作り方」という学習の研究授業を行いました。

 

「先生、説明書をばらばらにしちゃった。どうしよう。」

正しい順に並べてみよう。ヒントは何かな?

「はじめに」「つぎに」などを見たらいいね。

グループで相談。ちょっとなやむところもあるね。

「次に」「それから」はどっちが先かな?理由は?

みんなの前で発表。ICTを活用したので、みんなで見て分かりやすいね。

並べ終わったね。でも、他に何があると分かりやすい?

 図や写真があると分かりやすいね。これから自分たちが作る説明書の時に参考にしよう。

子ども達が自然と考える状況を作ることで、授業がスムーズに進み、説明書を書くときに何が大切かをみんなで話し合ってまとめることができました。

給食室建設日記(富岡校)

大きな鉄骨をクレーンでどんどん運んで、通路の骨組みが完成しました。

屋根の上に板がのって、どんどん出来上がってきています。

全体像ができてきました。とてもしっかりした建物ですね。

わくわく英語DAY(富岡校)

月に一度のお楽しみ。今日の昼休みにわくわく英語DAYがありました。

今日は、ハロウィンということで、中学生と一緒に学習しました。

今日の活動を確認。かわいい魔法使いがたくさんいますね。

中学生のお兄さん・お姉さんが見せてくれたシール(コウモリやお化けなど)についての質問に、答えられたらシールがもらえます。かわいいお化けや魔法使いたちが、中学生と一生懸命英語で会話していました。子ども達は、たくさんのシールをもらえて大満足!

学習発表会(三春校)

感染症対策のために人数制限等をした中ではありましたが、三春校最後の学習発表会を

無事に開催することができました。

 

幼稚園のお友達は、英語の発表・劇・ダンスを一人で何役もこなしながら、かわいい演技を

見せてくれました。恐竜の知識もたくさん披露し、お客さんも感心していました。

 

小学生は、「やってみよう~これまでとこれから~」と題して、生活・英語・社会・体育・総合等の

学習で学んできたことを、全児童の心を1つにして発表しました。

 

全校合奏「ピクニック(やってみよう)」には、PinSでお世話になっている大友良英さんも参加して

会場を盛り上げてくれました。

 

フィナーレのダンスでは、お客さんの大きな手拍子にのって会場のボルテージも最高潮に!

児童それぞれのソロパートや手作りのオリジナルデザインTシャツも、高評価をいただきました。

 

振り返ってみれば、三春校が開校した2011年に初めて行われた学習発表会は、体育館が完成していなかったため、

ブレーキ工場の食堂だったホールで行いました。

児童の体操着がばらばらなのは、震災後にそれぞれ避難した小学校の体操着を三春校でも着ていたためです。

あれから10年余り。これまでの思いの全てを、『「ありがとう」最高の思い出を永遠に』のスローガンにこめて、

三春校の子どもたちは精一杯演技することができたと思います。

 

来賓の皆様、保護者の皆様、感染症対策へのご協力をいただきながら最後までご覧になっていただき、ありがとう

ございました。閉所まで残り5か月となりましたが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

歌唱指導(三春校)

PinSプロジェクトでお世話になっている大友さんが、三春校に来てくださいました。

 

今回は、大友さんが子どもたちのために歌唱指導をしてくださいました。

 

「上手、下手は気にしなくていいからね。変声期の人もいるかもしれないから、音程がはずれても大丈夫。

 とにかく元気よく歌うことと、リズムを意識して歌おう。」

と、アドバイスをいただきました。

 

短時間ではありましたが、中身の濃い練習ができました。

大友さんからおほめの言葉をいただいて、子どもたちも自信をもつことができたようです。

 

新しく開校する富岡小学校の校歌が完成すると、今後子どもたちがレコーディングを

することになっています。

今日のご指導をもとに、歌唱練習を続けていきたいと思います。

移動水族館(富岡校)

今日は、アクアマリンふくしま(いわき)から、移動水族館「アクアラバン」が来校しました。

 富岡は、海の近くにあるものの、あまり海の生物に触れる機会がありません。今日は、実際に生き物に触れることができた貴重な体験となりました。また、アクアマリンの職員の方による、はく製の観察・説明会も行いました。

~タッチプール体験~

【海の生き物に触れる子どもたち】 一番、興味津々だったのは、低学年のお友だちです。

 

水の中でやさしく触れる高学年のお友だち!進んで、質問もしていました。

 

 

~ハンズオン(はく製などを用いた生き物の観察)~

【実物の大きさにおどろく子どもたち】 

 

 

はく製などは、実際に生きていた動物たちを、特殊な方法で保存した物でした。動物たちの命をいただきながら

貴重な学習ができました。子どもたちの様子やつぶやきの中からも、感謝の気持ちが伝わってきました。

 

幼小中合同練習(三春校)

幼稚園、中学校のみなさんとの合同練習も始まりました。

 

全員で発表するプログラムについては、動きやタイミングなどをみんなで確認し、

息のそろった演技ができるように練習しています。

 

今年のよさこいは、子どもたちが考えたオリジナルの振り付けが途中で入ります。

昨年できなかった「南中ソーラン」も復活します。

 

「富岡わがまち」では、子どもたちだけでなく、全教職員が参加します。

今年はピアノ伴奏だけでなく、ハンドベル・ハンドチャイム・鉄琴・弦楽器なども加わります。

 

幼稚園さんの練習も、順調に進んでいます。今年はたった一人の発表になりますが、

毎日一生懸命練習してきました。かわいい演技に大きな拍手をお願いします。

 

保護者の皆様、今年は特に、一人一人が大切な役割を担っています。

発表会本番まで、ご家庭でも体調管理へのご協力をお願いいたします。

放射線教室(富岡校)

本日、福島大学の河津賢澄(かわつ けんちょう)先生や環境省の方をお招きし、放射線教室を行いました。

目には見えない放射線について、分かりやすく教えていただきました。また、中・高学年では、食品や学校周辺の放射線測定を行いながら、実践を通して学ぶことができました。

~放射線教室【1・2年生】

「放射線ってなぁに?」について、紙芝居をとして学習しました。

霧箱体験も行い、放射線が通った様子を観察することができました。まとめのクイズでは、全問正解者が続出‼ 

 

~放射線教室【3・4年生】

放射性物質から放出させるガンマ線などを測定できる『サーベイメーター』を用いて実習を行いました。

この測定器は、毎朝、中学生が使っているものと同じ性能を持っているものでした。(下記参考)

    

①食塩②こんぶ③ポテトチップ④やさしお⑤校庭の土⑥鉱物⑦生活空間⑧肥料の8つから、

いちばん放射線が高そうなものを予想していから測定しました。

子どもたちのいちばん多かった予想は「校庭の土」でした。

理由は、「大昔からずっとあるものだから」というものでした。

  

測定結果・・・いちばん高く数値が出たのは、『肥料』でした。この結果に、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。

~放射線教室【5・6年生】

5・6年生は、屋外に設定されたいくつかの地点の放射線測定を行いました。地面から50㎝の高さを測定しました。

実際に測定してみると、校庭に設置されている「モニタリングポスト」の数値とは違うことにおどいていました。

 

測定した後は、グループの結果を交流しました。子どもたちの多くは、「双葉郡は、放射線量が高い」と思い込んでいましたが、「放射線は、どこにでもあり、多すぎると危険」であることに改めて気づくことができました。

 

 

合奏練習(三春校)

学習発表会の小学校発表といえば、教職員も全員参加した合奏が、児童の発表の後に加わるのが

恒例になっています。

 

これは昨年の様子です。

 

今年度は、さらにパワーアップして最後の学習発表会を盛り上げるために、

幼稚園のお友達や先生方も加わってくれることになりました。

朝の会や帰りの会などの時間を利用して、合同練習を続けています。

 

子どもたちにはそれぞれソロパートが用意されていますので、お子さんからは決して目を離さないように

しっかりご覧になってください。

 

さらに、今年は演奏だけでは終わりませんよ!

さらにさらに、今年はスペシャルゲストも参加してくださるかもしれません!!

保護者の皆様、当日は子どもたちの演奏に負けない位の大きな手拍子で、会場を盛り上げてください。

どうぞよろしくお願いします!

図工の授業(三春校)

1週間前にこのホームページでご紹介した、オリジナルデザインTシャツ作りの続きを

行いました。

 

今日はTシャツに色を付けていく作業になりますが、注意点についてみんなで

確認しました。

 

Tシャツの背中側にインクが染みないように、中に新聞紙を入れます。

 

先週作った型紙を・・・

 

模様を入れたい場所に置いて、動かないようにテープで固定します。

 

インクは、塗るというよりもポンポンと軽くたたいていくようなイメージで

付けていきます。

 

校長先生のTシャツも、子どもたちがデザインして作りました。

 

保護者の皆様、学習発表会当日はお子さんの演技だけでなく、ぜひオリジナルデザインTシャツにも

注目してください。教員も、自作のTシャツを着て参加します。お楽しみに!

秋を見つけたよ(三春校)

今週に入って冷たい雨が続きましたが、昨日は秋晴れの清々しい天気になりました。

 

せっかくのいい天気なので、幼稚園のお友達が秋を探しに行きました。

 

緑色だった桜の葉もすっかり色づき、触るとパリパリと音がして気持ちがいいです。

どんぐりも見つけることができました。

 

坂の途中には、栗がたくさん落ちているところもありました。

先生の持っている袋の中は、拾ったどんぐりや栗であっという間にいっぱいになりました。

 

落ち葉をU字溝に落としてみると、おとといまで降っていた雨水に乗って、どんどん流されていきます。

葉をちぎって入れてみたらもっと速く流れていくことに気が付き、夢中になって遊びました。

 

幼稚園のお友達にとっても、今度の学習発表会は最後の学習発表会となります。

当日もいいお天気に恵まれるといいですね。

研究授業(三春校)

今回は、6年生国語科の研究授業を行いました。

 

前郡山市立穂積小学校長の松本浩一様を指導助言者にお迎えし、「やまなし」の授業を行いました。

松本先生は、震災前に富岡第一小学校に勤務されていたこともあり、私たちの学校に縁のある先生です。

 

12月の場面で、作者の宮沢賢治が伝えたかったことについて、5月の場面と対比したり作者の生き方や考え方と

照らし合わせたりしながら読みを深めていきました。

 

事後研究会では、本時の授業のみならず、私たちが日頃国語科の指導について悩んでいることに対して、

これまでの研究や実践例を具体的に挙げながら分かりやすくご指導していただきました。

今回ご指導いただいたことをもとに、さらに研究を深めてまいります。

ご指導ありがとうございました。

全校集会(三春校)

普段の全校集会は教室で行うことが多いのですが、この日は体育館で行いました。

 

学習発表会が近づいてきているので、各学年の発表の流れを確認するためです。

 

児童数が少ないため2年生の発表にも他の学年が加わりますが、この日は教員が加わって

説明しました。

 

三春校開校以来最も児童数が少ない分、それだけ一人一人の見せ場もせりふもたっぷりあります。

 

三春校最後の学習発表会のスローガンは、「『ありがとう』最高の思い出を永遠に」です。

小学生がみんなで相談して出し合った意見を、中学校の生徒会のみなさんにお伝えし、最終的に

このように決まりました。写真は、中学校で水道の壁に掲示してくれたものです。

 

今後ますます練習が本格化していきます。気温差が激しく、体調を崩しやすい天候が続いていますので、

ご家庭でも体調管理をよろしくお願いいたします。

給食室建設日記(富岡校)

骨組みができたら、周りの作業がどんどん進んでいるようです。

屋根の上に板状のものをどんどん乗せて緑のシートを貼っていました。

校舎との連絡通路にコンクリートが入り、固まるのを待っているようです。

昨日今日の雨の中、作業を頑張ってくださっています。

雨の中、滑らないのかと心配になりますが、特別な靴を履いているのかもしれませんね。

床の部分に、水色の断熱材のようなものを設置しています。たくさんの人が寒い中作業を頑張ってくださっています。

永桜祭に向けて(富岡校)

10月30日に行われる永桜祭では、小中で手話を行います。「にじ」という曲についての手話です。子ども達は、表現塾やサマースクールで、青木先生に指文字などの手話を教わってきています。また、昨年低学年ではこの曲を手話をしながら集会で発表したりしました。

今日は、青木先生に来ていただいて、練習の指導をしていただきました。手話の意味やポイントなどを教わりました。

言葉としての手話が、きちんと相手に伝わるよう、今後も練習していきたいと思います。当日は、保護者の皆様にもぜひ参加していただきたいと思いますので、子ども達に教わってみてください。

民報出前講座(富岡校)

福島民報新聞社の坪井さんに来ていただき、民報出前講座で新聞について教えていただきました。

今日の新聞をもとに、新聞のことを詳しく教えていただきました。

実演として、気になる記事を切り抜き、分かったことや感想などをまとめる活動を行いました。

白鳥が来たという実際の記事をもとに、見出しをつける練習をしました。記事の文章をもとに考えよう、答えなんてないから自分で考えてみようと教えていただきました。考えた見出しを代表の人が発表。同じ記事でも、様々な見出しがあってなるほどと感心していた子ども達。

様々な学習で新聞を書くことがあるので、今後の学習に生かしていきたいと思います。