旧「今日のできごと」

日誌

ライブ授業(富岡校・三春校)

富岡校と三春校では、インターネットテレビ会議システムを利用した
「ライブ授業」(遠隔システムを活用した同時双方向型で行う教育)を行っています。


富岡校も三春校も1学年が数人だけの極小規模校です。
個に応じた指導がしやすいという少人数教育の強みもありますが、
少人数ゆえに、多様な考えにふれにくいという弱みもあります。
その弱みを改善するのがライブ授業です。




このライブ授業で特にこだわっているところは、
離れた2校の児童がまるで同じ教室にいるかのような環境にするために、
1画面と2画面を使い分けたり、器機の配置を工夫したりしているところです。

※この間、自校の担任は他の学年の児童を指導しつつ、
 必要なときには支援に来ます(複式学級のため)

初めは恥ずかしがったり緊張したりしてよそよそしかった関係が、
回を重ねるごとに打ち解けていき、
今では自然な交流ができるようになりました。

使用している器機はノートパソコン・プロジェクター・テレビなど、
学校に一般的にあるものばかりです。
汎用品ゆえにしばしばトラブルに見舞われますが、
本校職員は「試行錯誤」と「臨機応変」を旨としているため、
大きな問題ではありません。


ライブ授業は本校のような小規模校の児童に大きなメリットをもたらします。
これからもさらに改善を加えつつ進めていく考えです。