学校の様子

　本日、学年ごとに学芸会リハーサルを実施いたしました。子どもたちは本番と同じように衣装にしっかり着替え、舞台での動きや流れを最終確認しました。集中して取り組む姿から、本番への強い意気込みが伝わってきました。また、若月写真事務所様にご協力いただき、舞台上でのスナップ写真や集合写真の撮影も行いました。リハーサルを終え、いよいよ2日後の本番に向けて、明日最終調整に入ります。体調不良が心配されますので、ご家庭ではゆっくり休めるよう体調管理には十分にご注意ください。子どもたちのこれまでの努力の成果が花開く本番が、今からとても楽しみです！

　本日13時45分より、来年度入学予定のお子様を対象とした「就学時健康診断」を実施いたしました。新1年生となる子どもたちは、保護者の方に付き添われ、少し緊張しながらも元気いっぱいに来校してくれました。内科、歯科、視力、聴力など様々な検査を、教職員や学校医、そして関係者のサポートのもと、落ち着いて受診することができました。学校に来てワクワクしている子どもたちを見て、私たち教職員一同も、来年4月の出会いがより一層楽しみになるひとときとなりました。

　本日13時より、学校保健委員会が開催されました。校長挨拶の後、養護教諭から定期健康診断の結果と、それに基づく学校での取組について報告が行われました。続いてご来校いただいた学校医の先生方より、貴重なアドバイスとご講評をいただきました。先生方からは、「学校のブラッシング指導に効果が見られるため、今後は大人になるに向けて歯並び等にも意識できると良い」というご意見や、「これから寒くなっても、二酸化炭素の蔓延を防ぎ集中力を維持するため、家庭でも窓を1cm開けて換気をすると良い」「目の健康のため日光も大事なので外遊びや散歩をすると良い」といった具体的な助言がありました。さらに、「西落合小学校の子どもたちは落ち着いており、検診が非常にやりやすい」と、お褒めの言葉もいただきました。また、保護者の方からの質問である「咳止めのためののど飴とシロップ」や「子ども自身が歯磨きを継続できる工夫」について、先生方から専門的な見地からの返答がありました。保護者、学校、医師が連携を深め、子どもたちの健康について考える、大変有意義な会となりました。

読書の秋ですね。10月29日(水)は紙芝居シアターがありました。以下はレイチェルさんからのメッセージです。

10/29水曜日の紙芝居シアターは図書室が会場でした。ゲストのケイチェルさんが読んだのは『にじになったきつね』です。

主人公のきつねのゴロザエモンは、病気で寝込んでいるおじいさんが「にじが見たいなあ」とつぶやいたのを耳にして、虹に化けておじいさんを励まそうとします。

ケイチェルさんの迫真の演技に、子どもたちはハラハラドキドキ。「あ！この虹はきっときつねが化けてるんだよ」などと友達と話しながら見ています。

最後にゴロザエモンがおいなりさんやお手紙をもらう場面では、「あ！良いことをしたから神様からごほうびがもらえたんだね！」とつぶやいていました。紙芝居の世界に浸って、色々な想像をしているようでした。

お開きの歌は、いつもの「幸せなら手をたたこう」です。畳の上で手を繋いで「なかよしの輪」「平和の輪」を作る子どもたちは笑顔いっぱい元気に踊っていました。

次回のシアターは11月12日（水）です。また来てくださいね！

最後にお知らせです。11月９日（日）恵泉女学園大学の学園祭があります。14:30〜15:00の紙芝居シアターに行くとお菓子がもらえますよ。お家の人と一緒に遊びにきてくださいね。詳しくはこちら→恵泉祭

　本日、6年生はKPKA（恵泉女学園大学平和紙芝居研究会）の皆さんによる平和学習の出前授業を各クラスで受けました。授業では、東京大空襲の紙芝居『三月十日のやくそく』が読まれ、子どもたちからは次のような感想が発表されました。「戦争の悲惨さが伝わった。」「戦争は失うものが多い。」「戦争が絶対起きないように努力したい。」「亡くなられた方の分も生きられるようにしたい。」と。KPKAの皆さんからは「皆さんは、今を生きる仲間です。私たちも戦争を知りません。二度と起こしてはならないと思っています。身近なところに平和があります」というメッセージが贈られました。その後、「しあわせなら手をたたこう」にまつわるエピソードを聞き、各クラスで一つの円になって歌を歌いました。平和への願いと、命の尊さを深く考える、貴重な時間となりました。