日誌

7月26日(水)曇り 校長室コラム「三者面談」

<校長室コラム「三者面談 3日目」> 昨日は夕方から夜にかけて、鹿沼市や宇都宮市などでは「大雨(豪雨)」がありました。 今日は朝から「曇り空」で、気温は上がらず風もあり過ごしやすかったです。
     
   (大きな重機も入り、工事が急ピッチで進行中です)

〇三者懇談・・・・・・今年度は大規模改修工事のために、3年のみ「三者面談」を実施しています。
●トイレの壁や床のコンクリートを剥がすドリル音が響く中での面談になっています。今後のお子様の学習や受検、学校生活に活かせるような時間になってもらえることを願っています。
  
          (三者面談のようす)

〇部活動のようす・・・・・・8時から駅伝部が練習をしていました。1時間行い、その後、自分が入部している部活の練習に合流するようになっています。
●合唱部(特設)も「地区芸術祭」に向けて練習を始めました。
ただし、工事の関係で3階の「音楽室」に行けないことから、1階の校長室や進路相談室など3カ所でパート練習をしています。練習する教室がないので朝の1時間、校長室も使用を認めました。
来週から練習会場は、お隣の東小学校の教室や音楽室を借用して練習ができようになっています。
    
          (合唱部の練習風景)
  
(玄関に並べて置かれた生徒の靴)   (集合場所は1階廊下でした)

〇東小学校建設工事打ち合わせ・・・・・・先週水曜日は「北中大規模改修工事」の打ち合わせがあり、今週は「東小学校建設工事」の打ち合わせと2週間ごとに2つの工事打合せが、現場の工事事務所で、町教委や設計者、工事業者、学校関係者が集まって打ち合わせを行っています。
●可能な限り、大きな音がでる工事については、この夏休み中に終わるように話しています。

●断水の予告・・・9月16日(土)、17日(日)、18日(敬老の日)、23日(土)、24日(日)の5日間、現在の浄化槽を新しい浄化槽に配管を移し、解体工事を行う関係で、校内は断水になります。ただし高架水槽の10立米の水は使用できます。
 (新しい浄化槽設置工事風景)

〇子育て・親育ちの眼「縦糸と横糸」・・・・・・北海道大学の横藤雅人先生の言葉を紹介します。
●教師と子どもとの関係は、「縦糸と横糸」の関係と、表わせます。「縦糸」は教師から子どもへの指導や支援の「糸」です。
「縦糸」がしっかり張られていないと指示が通らなくなります。クラスもまとまらくなります。
ところが「縦糸」が強すぎると、教師が力で押したり監視したりするような力が強くなり、子どもは教師と離れだし距離をとろうとします。

●「横糸」は子どもと教師の横の関係で「親しみ度」とも言えます。
「横糸」がゆるゆるだと、教師の指導が発揮されず子どもと友達のような関係になってしまいます。
「横糸」を適度に張る手段としては、教師の弱さや失敗談などを子どもたちに語ることが一番だと横藤先生は話しています。
「先生もそんなことがあったんだ」と親しみを持って子供たちが見てくれることで「横糸」が少しずつ張っていくのです。
******昔から、私は中島みゆきの歌が好きで、「糸」という曲を横藤雅人先生の文章を読みながら、頭に浮かんでいました。 
参考文献 立川談慶著「落語家直伝うまい!授業のつくりかた」誠文堂新光社 2017年 87ページから引用