日誌

フィジー派遣情報 8

 第5日目は、今回の研修の目的である「ナワカ村」との交流です。この村では、日本人との交流は初めてとのこと。我々の交流が今後の日本の印象付ける大切な役割です。
 朝食を終えた一行は9:20分に「ナワカ村」に到着しました。まず案内されたのが村の学校です。1903年に設立され、現在500名の子どもが学習しています。1年生から8年生が学んでいます。訪問した時に先生方の研修会が行われていました。校長先生にお会いして、お話を伺ったところ、職員は25名とのこと。学習内容も日本と違っていました。家庭科はなく、体育と音楽は一緒で、雨が降ると音楽で晴れると体育だそうです。それも男子はラグビー、女子はバスケットのようなスポーツを行うそうです。
 学校に村の人たち(約40名)が集まり、歓迎の儀式(カバの儀式)を行いました。その後、団長のあいさつ、風鈴とお箸の贈呈、さらに日本の文化である「ラジオ体操第1」を披露しました。すると、村の子どもたちも一緒に体操を上手に行っていました。フィジーでも普及されることを期待しています。(なお、一緒に行ったので写真がないことをお詫びいたします。)その後は、日本の文化の伝承です。自由にグループになり、村の子どもたちへ「折り紙」や「竹トンボ」などを紹介しました。村の子どもたちは大はしゃぎです。一緒にフィジーの国技であるラグビーも行っていました。
 その後は、村の中を見学し、昼食である「ロボ料理」をいただきました。別れには「お別れの歌」を歌っていただき、わずかな時間でしたが、充実した交流ができたと思います。
 ホテルに戻り、市内へ買い物に出かけました。
 夕食時には全員に今回の派遣事業での感想を発表してもらいました。全員が今回の研修を通して、自分の成長を確認していたようです。
 なお、「ナワカ村」に到着後、発熱を訴えた生徒1名が、通院等で参加できませんでした。現在、回復の見込みです。
 


 






 


 








 


 
 
研修をすべて終了しました。団員の積極的な言動が日ごとに増し、たくましさを感じています。体調不良の生徒も含め、全員で元気に高根沢町に帰国したいと思います。
※ 報告が遅くなり、申し訳ございませんでした。おやすみなさい。