日誌

4月12日(火)その2 子育て・親育ちの眼「新コーナー」

<子育て・親育ちの眼「新コーナー 1回目は、がんばれは禁句です」> 今日から新コーナーを開設します。 以前、勤めていた矢板中では「カウンセラーの眼」というコーナーで書き込ませていただいた内容を、北中では標題をかえて書かせていただきます。

〇私の教員免許状以外の資格(特技)がカウンセラーです。 25年前、不登校を対象の「適応指導教室」の担当を4年間させていただいた時から、子供たちや親との相談やカウンセリングを行ってきています。 現在の資格としては、日本教育相談学会認定 学校カウンセラーと日本ガイダンスカウンセラー学会認定のガイダンスカウンセラーの資格を持っています。 これまで関わってきた経験や関わった生徒たちから学んできたことを、このブログに紹介していこうと考えています。 この記事をご覧いただき、日々の「子育て」に少しでもお手伝いになれればと考えています。

〇「子供にがんばれは、禁句です!」・・・・・・親が知らず知らず言ってしまう言葉のベスト3が「はやく!」と「がんばれ!」と「どうして・・・・できないの!」だそうです。 特に、「がんばれ」「がんばって」は、親からすると「もっとやれ」「もっともっとできるから」などという意味合いが強く、子供への励まし・激励の意味よりも、「叱咤(大声を張り上げしかりつける意味)」に近い意味に、子供は感じ取ります。 まだまだ余力のある子供は、「がんばれ!」が良い刺激の言葉になりますが、精一杯、今100%努力してる子供には、「もっとやるの!?」「もうこれ以上、できないよ!」など、過ストレスになってしまい、最終的には子供の心身に影響を及ぼすことにもなります。 
もう一つ、言うなら「がんばれ!」「がんばれ!」は、子供は一体、何をどうすればいいのかが理解できず、曖昧模糊の言葉になってしまいます。 「何を」「どんなふうに」「どうする」などと、具体的にお子さんの目線で話してあげることをお奨めします。