日誌

5月25日(水)その4 校長の道徳授業「1年3組で」

<校長の道徳授業「1年3組で」>先日は、1年2組で道徳授業を行いましたが、今日、3校時に1年3組で道徳「学びの共同体」(本校MISSIONに迫る戦略の一つ)の考え方を加味した授業を行いました。
〇授業のようす・・・・・・
1 授業前・・・机配置を前3,4列を2段下げた「コの字型」机配置にしました。 次に発表したときのチェック、「25のマス目」の付け方の確認。 今日の主役の決定。 一人ひとりがこの道徳の授業作りの「スタッフ」であることなどを十分に確認しました。

2 授業の導入では・・・このクラスにある「きまりや約束」を発表してもらいながら、今日の価値への方向付けを行いました。 約半数の生徒が挙手をして発表してくれました。

3 授業展開前半では・・・資料「キャッチボール」を読みながら、主人公「明夫」の気持ちや心の変化について生徒からの発表を聞きながら確認していきました。 私、オリジナル指名や発表の仕方を取り入れて、多くの生徒の意見や考えを出してもらいました。

4 授業展開後半では・・・主人公「明夫」の気持ちの変化を引き出す手段として、私の専門分野の「ロールプレイ(役割演技)」を取り入れました。 
キレた運転手と明夫の父親の劇(役割演技)を生徒たちが数名演じながら、明夫やまわりの生徒たちに気持ちを確認しました。 

5 授業展開後半「価値の一般化」では・・・資料から離れて、明日からの学校生活の中で「ルールや約束」について、自分が考えたことを書かせ、発表してもらいました。全員が、「約束を守りたい」「人に迷惑をかけない」「決めたことは守りたい」など、今日のねらいに沿った考えを書いていました。 

6 授業終末では・・・「〇〇〇 みんなで渡れば こわくない」という昔、流行った川柳を紹介しながら、明日からの生活ににつながる意欲付けを行い、授業は終了しました。 
     

***3組の生徒たちとは、これまで給食で2回会食しましたが、詳しい生徒の実態が分からないままに授業を行いました。 授業では、生徒たちは私の意図や思いを十分にくみ取ってくれて、意欲的でHappinessな表情で、多くの発表(この道徳で114回の発表がありました)をしていました。 
とても明るく前向きで、私も冗談やふざけを入れながら、Happinessな1時間を共有することができました。「3組の皆さん、楽しく授業ができました!ありがとう!」 
次回は、1年1組で同じ資料で「公開授業」を行います。