日誌

4月27日(水)その2 校長の道徳授業1年2組で

<校長の道徳授業 1年2組で行いました> 昨日のホームページでお知らせしたとおり、今日の⑤校時、1年2組で担任とのTTで校長の道徳授業をさせていただきました。
〇主題名、資料について・・・・・・主題名は、社会の秩序の維持 4-(2)
資料名は、「キャッチボール」(出典 学研「中学生の道徳」)
本時のねらいは、法のきまりの意義を理解し、社会の一員として行動しようとする態度を育てる、としました。

〇始業前・・・・・・5分前に教室へ行き、今日の校長道徳授業の約束や授業方法についてガイダンスを行いました。
また、3,4列の前列の机を3列分まで下げました。このコの字形体型が「学びの共同体」の基本形です。 コの字形になったことで、担任が生徒の後ろまで入っていけたり、生徒間の距離が近くなったりできます。 
しかも、前の教卓に机と体を向けることで、放射状の机配置になります。このことで、生徒たちは全体から見られているという緊張感が生まれます。これが、授業への集中力と緊張感が生まれ、学力の向上にもつながるという結果も出ています。


〇導入・・・・・・「クラスの中に、きまりや約束はありますか?」と投げかけると、5,6人が挙手してきました。 「廊下は走らない」「体育の時間で、体育着に着替える時間がちがう」など答えていました。 本時の価値への方向付けとして答えてもらいました。 

〇展開・・・・・・資料を読みながら、主人公「明夫」の気持ちを私の発問(質問)に応じて、10名ぐらいが発表していました。 
私の道徳の特徴(手法)としては、展開の途中で「役割演技(ロールプレイ)」を入れます。「明夫」役になりきり、「小さな子供を連れたおばさん」役の子と、言葉で感情をぶつけ合います。役割演技後、2人には演じた時の気持ちを聞いたり、それを見ていたまわりの生徒には意見や感想、自分ならどう言うか? などを問うことで、ねらいに迫っていきます。 
  


〇価値の一般化・・・・・・「明日からの学校生活の中で、考えたことを書いて発表しましょう。」と問いかけました。 
1人、2人、3人と「約束を守って生活したい」「クラスのルールを守りたい」「他の人のめいわくにならないようにしたい」などと、自分の考えを発表してくれました。
授業後、生徒たちのコメントを読むと、全員が今日の道徳の主題にせまる記入があり、安心しました。

〇終末・・・・・・今日は45分授業だったので、終末に入るときに終了のベルが鳴ってしまいましたので、「こんな昔の標語があります。どうでしょうか? 赤信号 みんなで渡れば こわくない」を板書して、道徳授業は終わりました。