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6月25日(土)曇り その1 子育て・親育ちの眼「目標を口に出す」

<子育て・親育ちの眼「自分のねらいや目標、夢を口に出すと脳が機能する」>昨日は、イギリスがEU離脱を選択したことで、世界中が大きく報道をしています。今後、経済がどのようになっていこのか、注目していきたいと思います。 
〇4月から3ヶ月、北中ホームページへのアクセス数は・・・・・・「新たな北中作り」「進化する北中」「Happinessな学校」を目指して、4月からスタートしています。 4月当初は「ホームページ」へのアクセス数は、1日100件前後でしたが、3年修学旅行の3日間は「300件/1日」とお家の方々にも認知いただけてきました。
最近は、1日に「200件超え」るアクセスをいただいています。 各クラスで生徒に聞くと、「毎日、北中のホームページを見ている」ものは、10名以下です。
自分が登校する中学校のようすや出来事、行事などが、その日ごとに把握、理解できますので是非、お家のパソコンや自分用のスマホ、タブレット、携帯電話等で見るようにお話ください。

〇アスリートが大きな大会で勝つための方法は?・・・・・・先日は、「コーチング」の考え方から小さな習慣が勝つための得策だと書かせていただきました。今回は、脳神経外科医(日本大学名誉教授)の林 成之先生の考え方を書かせていただきます。 
林成之先生は、五輪競泳チームの強化に関わる中で、
「自分からやる、と口に出すことが優れたパフォーマンスを発揮する第一歩になる」
「目標を明確に口に出さないと脳は機能しない(動き出さない)」
「脳から最強にしていこう」と、リオ五輪代表の萩野公介選手にも話したそうです。
******林成之先生の脳神経の考え方は、スポーツのみならず、受検などにも活用できそうに思いました。  参考文献「読売新聞」(平成28年6月19日) 13面から引用

6月24日(金)その2 子育て・親育ちの眼「母と娘の関係」

<子育て・親育ちの眼「母親と中学期の娘との関係」> 母と中学期の娘との関係の基本は、同じ同性として、同じ立場の人間として、あい対せば良いと言われます。 

〇母と娘の関係・・・・・・小学校期は、母と娘は「上下関係」の中で、言ったり聞かせたり、しつけていくことで問題ありません。
ただし、中学校期に入った娘は「第二次性徴」や「自我の芽生え」の時期を迎えます。この時期の母娘の関係は、今までの「上下関係」から修正をしていくことが必要になります。「上下」から「水平=同じ目線」の関係に、切り替えられると、うまい人間関係が出来上がっていきます。
時には、同じ趣味や特技に取り組んだり、映画に行ったり、好きな歌手やグループのコンサートに行くなども好ましい関係作りができていきます。

〇娘への母親の関係 特徴4タイプ・・・・・・最近、「毒母(どくはは)」、「毒親(どくおや)」と呼ばれる母親が出現しているそうです。 親の価値観を押しつけて娘を支配していくようなタイプです。
さて、あなたは次の母親の特徴4タイプのどれに当たりますか?
1タイプ「ジャイアン母」・・・毒舌、平気で娘をののしる、行動が攻撃的。このことで、娘はおびえが強くなり、自分で行動ができなくなります。

2タイプ「かわいそうな母」・・・娘の前で泣く、つらそうな表情で訴える。このことで、娘は罪悪感を抱かせるようになります。

3タイプ「至れり尽くせり母」・・・献身的だが、自分のレールに娘を乗せたがる。このことで、娘の主体性を奪ってしまいます。

4タイプ「自己愛母」・・・自分が大好き、非を認めない、良い妻や母親に見られたい。これにより、娘は強く反抗するか、逆に母と娘が強く結びついてしまいます。

5タイプ「その他」・・・上の4つのタイプに入らない特徴の方も多くいると思います。

*****娘の子育ては、同性でもあり基本は、あまり無理をせず「自然体」が良さそうです。  参考文献「読売新聞」(平成28年6月19日から引用) 

6月23日(木)その2 生徒指導関係で研修

<生徒指導関係で研修> 昨日の放課後、全職員対象で校内研修を行いました。 高根沢町教委は、学級内の人間関係や経営面に活かせるようにと、「ハイパーQ-U」というテストを年2回予算化しています。 先日、実施したテスト(質問紙)の結果データが業者から返送されてきたので、このテストの活用法について研修を行いました。
 Q-U研修資料1.JPG
 
 Q-U研修資料2.JPG   (横のJPGをクリックすると、資料がご覧いただけます)
 
〇研修内容「Q-Uデータを活用した親和的な学級作り」・・・・・・私が講師となり、上の資料を用いて「ハイパーQ-U」の結果データについて詳細の説明をしました。クラスごとの傾向と個々の分析データが出たことで、今後、よりよい学級つくりのために対応してくれるものと思います。
******各生徒ごとに学習や生活状況、学級への適応状況などについて「Q-Uの個票」が業者から届いています。 夏休みに入ってからの三者面談でお渡しできると思います。

6月21日(火)曇り その1 子育て・親育ちの眼「才能は・・・」

<子育て・親育ちの眼「才能は、1万時間の訓練で開花する」>イチローが、大リーグの最高安打記録4256安打を達成した試合後の会見に注目しました。 

〇イチローの記者会見から・・・・・・イチローが小さい頃、父と毎日、家でトスバッティングを500本?打っていたそうです。この練習を見ていた近所の方は「プロにでもなるのか?」と言って笑われたそうです。
プロ野球界に入り、「大リーグに行きたい」と行ったときは、「大リーグで首位打者でもとるのか?」と笑われたそうです。
このような、悔しい思いを持ちながら、日々の練習を繰り返してきたイチローです。
イチローは「天才」と言われますが、幼少期から血のにじむような練習を繰り返し、プロ野球に入っても誰よりもはやく球場へ行き、練習をして試合に臨んでいます。 

〇全国楽器協会の習わしでは・・・・・・昔の「習わし」にちなみ、芸事の稽古の始まりは6歳の6月6日にするというということで、「6月6日を楽器の日」と制定したそうです。 
ただし、6歳で楽器を始めたとしても、努力無くして才能は開花しません。「才能は1万時間の訓練、練習で開花する」と、マルコム・グラッドウェル(「天才!成功する人々の法則」)氏は書いています。 
天才モーツアルトも、才能を発揮したのは作曲時間1万時間過ぎた後と言われています。 
「1万時間」とは、6歳から毎日3時間ずつ練習に励んだとして15歳を過ぎるまでの時間が1万時間です。
******一流のプレイヤーになるためには、相当の覚悟と強い意思、粘りと続ける力が必要だということが分かりました。

6月20日(月)その3 子育て・親育ちの眼「10代の脳は未成熟」

<子育て・親育ちの眼「10代の脳は未成熟!」> 新聞広告を見て、この本の題目が面白そうだと思い、注文して今、読んでいます。 図書名は「10代の脳 ~反抗期と思春期の子どもにどう対処するか~」 フランシス・ジェンセン博士(ペンシルバニア大学教授) 文藝春秋社 2015年です。

〇学習に関して、10代の脳は?・・・・・・これまで、10代の脳について研究があまりなされなかったそうです。 そこで、ジェンセン博士が研究した結果を本にして報告しています。
中・高校期、10代の脳は、驚くべき器官で、きわめて活発に働き、驚異的な学習も成し遂げる力を持っています。ただし、脳が未成熟がゆえに、「ながら勉強」をしていると、記憶が半数(50%)以下に低下してしまいます。 
ジェンセン博士の実験としては、勉強に100%集中して記憶したものを100%とすると、勉強しながらテレビを見たり、勉強しながらスマホをいじったりしながらの記憶は40%から50%に低下してしまうという結果でした。 
そして、10代の脳は記憶能力が未成熟なために、「覚える能力」が弱く、低いために、何度も繰り返し覚える学習をしなくてはならないという結果も出ています。
******この「10代の脳」の実験結果から、短時間でもいいので学習に集中して行い、何度も繰り返し学習することで、用語や単語、方程式などが記憶できます。
是非、今回の「中間テスト」勉強で試してみてください。