地域の実態

 さくら市は、平成17年3月28日に氏家町・喜連川町との合併により誕生した人口4万2千余の新市です。東京から約127km、県都宇都宮から約20km北にあって栃木県のほぼ中央の位置にあります。市の東部は旧喜連川町、西部は旧氏家町となり、市の西は塩谷町及び上河内町、南は高根沢町、北は荒川をはさんで矢板市に接しています。

 面積は約125.5平方km、鬼怒川や荒川・内川によってつくられた地質は肥よくで米作に適した土地です。

 本校学区である旧氏家町は、古くは「卯の花の里」と呼ばれ、江戸時代には奥州街道の宿場町として、また会津街道の起点として栄えました。現在は、JR宇都宮線、国道4号線及び東北縦貫高速自動車道や東北新幹線の沿線に位置し活況を呈しています。

 また、工場誘致地区の指定、大規模農道の実現による産業基盤の整備等、農工商と生活環境との調和をめざし、これまで「スポーツの町、教育の町、福祉の町」を町政の三本柱としてその推進を図ってきました。そのため、市民の教育に関する関心は高く、市当局からも教育諸条件の整備には全面的な支援があります。ボランティア活動や国際理解教育の推進にも力を入れ、平成20年度から喜連川中との合同で行われているアメリカへの派遣を含め、本年度で17回目となる中学生海外派遣事業についてもより一層の充実をめざしています。

◎  氏家中学校区