日誌

シェイクアウト訓練を実施しました

(訓練なので写真はありません)

 3/11(月)、通常の授業中の14:00から「シェイクアウト訓練」を実施しました。地震音を流し(事前に生徒には知らせ、フラッシュバック等の影響がないか確認をし、当日は地震音が流れると放送を入れてから実施)、上記のような体勢をとりました。シェイクアウト訓練はは、2008年頃、アメリカ合衆国で始まった地震防災訓練で、現在は世界各国で実施されているそうです。また、日本では、2012年頃からシェイクアウト訓練が実施されるようになったそうです。2012年といえば東日本大震災が起きた翌年です。シェイクアウトとは、地震の揺れから命を守るためのDROP!(まず低く」」「COVER!(頭を守り)」「HOLD ON!(動かない)」という3つの動作を身につけるための地震防災訓練です。実際、地震が発生した場合、動かないことの大切さを頭で理解しても、パニックに陥り安全な場所を求めて異動しがちですね。シェイクアウト訓練は、誰でもどこでも参加できる上、1~5分という短い時間(本校では1分間)で終わるため、通常の防災訓練と比較して参加のハードルが低く、行動が定着しやすいといわれています。東日本大震災から8年経ち、防災への意識の低下が懸念されますが、こうした訓練を通して危機回避能力を育成していきたいと思います。