日誌

Study Emergency Camp

 10月3日(木)、4日(金)に防災宿泊体験学習「Study Emergency Camp 2024」を開催しました。

 野田市役所防災安全課、野田市消防本部、野田警察署、自衛隊、日本郵便、建設業協同組合、野田市赤十字奉仕団、防犯組合東部支部、あおいそら運動東部支部、東部地区自治会連合会、東部地区体育協会、東部地区社会福祉協議会、東部公民館の皆様にご協力いただき、様々な防災体験をし、さらに実際に避難所を開設し宿泊することで、避難所での衣食住を体験しました。

【開講式】

市長、教育長、教育委員会の皆様を来賓に迎えて、全員の気持ちを統一しました。体験の中で作る土嚢を野田市に寄贈するため、市長に目録をお渡ししました。

  

 

【シェイクアウト訓練】

まず、実際に地震が起きたと想定し、防災安全課の方々を中心に訓練を行いました。

  

グループに分かれて各機関独自の体験学習です。

【防災安全課】

 避難所の開設にあたって準備する物や受付設置の方法を教えていただきました。

   

【消防本部】

 煙体験、救命救急、救急対応、消火訓練、はしご車体験とたくさんの非常事態に対する対応を教えていただきました。

 

 

   

【野田警察署】

緊急車両の仕組み、移動交番、災害時の警察の役割について、実際に見て触って学ぶことができました。

   

【自衛隊】

予定していた装甲車が実際の災害支援に向かわれたということで、需品学校の方達による自衛隊の活動について教えていただきました。

  

【日本郵便】

災害時の連絡手段や、移動式の郵便局など、本物の車両を使って教えていただきました。 

   

【建設業協同組合】

重機体験と土嚢作りを体験しました。できあがった土嚢を野田市に寄贈することができました。 

   

【野田市赤十字奉仕団】

実際の避難所における炊き出しについて、その調理を体験することができました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

【1日目終了式】

防災安全課と赤十字奉仕団以外の方々はここで終了となりますので、お礼の言葉をしっかりと伝えました。

 

【夕食(炊き出し)】

赤十字奉仕団の方に協力いただき、体験した炊き出し(カレー)を実際に食べました。

   

【災害地の状況を知る】

防災安全課の方が実際に能登半島に行かれた際の映像を見せていただき、どれだけ大変なことかを実感することができました。

   

【避難所設置】

パーテーションを作り、実際に体育館や教室に宿泊しました。

   

〈お楽しみタイム〉

ここまでは学習をしてきましたが、学校に宿泊する経験はそうできることではありません。せっかくですので皆で花火をしたり、夜の校舎で肝試しをしました。友達と過ごす、とても楽しい時間でした。

   

  

【宿泊】

パーテーションで実際に就寝です。堅い床に寝ることの大変さや、共同生活することについて知ることができました。 

【朝食】

朝食も避難所で支給されるクラッカー、ビスコ、水です。慣れない缶切りに苦戦したり、今の自分の力じゃ、いざというとき何もできないことを痛感しました。

  

   

【閉講式】

宿泊から最後までご指導いただいた防災安全課の方々にお礼の言葉を伝え、Study Emergency Campの一切を終了しました。今までも、もしかしたらこれからも、このような経験はできないかもしれません。「東部地区の安全は東中生が守る」を合い言葉に行ったこの防災宿泊体験学習を、いざというときに生かせていきます。

   

 お忙しい中、東部中生のためにご協力、ご指導くださいました関係諸機関の皆様、本当にありがとうございました!