木間ケ瀬中「歳時記」
2月29日(月)
さて今日は2月29日,「閏日(うるうび)」です。今年は4年に一度の閏年なので2月29日が存在します。なぜそんなことが起こるのでしょうか?そもそも一日はと24時間ぴったりではなく,1年間もまた365日ぴったりではなく「365.2422日」だからです。この誤差を調整するために4年に一度だけ2月29日を付け足しているわけです。しかし厳密にはこれでも微妙にずれてしまうため,西暦が100で割り切れて,尚且つ400では割り切れない年には「閏日」を入れないと決まっているそうです。
ここで単純な疑問です。「閏日に生まれた人はどう加齢するのか?」って気になりませんか?
これもまたきちんと決まっているそうで,様々な統計上「何月に生まれたか?」が問題の場合は2月生まれなので「2月28日」が誕生日となり,「何日に生まれたか?」の場合は1月1日から数えて60日目なので「3月1日」になるそうです。でも4年に一度しか,本当の誕生日がこないってどうなんでしょう? その年代ごとに都合よく使えそうですよね。
さて4年に一度の「閏年」と言えば「オリンピックの開催年」としても知られています。つまり今年は「リオデジャネイロ五輪」が,そして次回の閏年2020年は「東京五輪」が開催されます。ここで一つ雑学を・・・
第1回の五輪はご存じの通りギリシャのアテネで1896年に開催されました。そしてその28年後1924年には「第8回パリ大会」が開催されたのと同時に,冬季五輪もフランスで「第1回シャモニー」大会が始まりました。それ以来夏冬同時開催をしてきた五輪でしたが,世界的なスポーツの祭典を4年に一度に夏冬開催するのではなく,交互に2年おきになり,そのための調整が冬季五輪で実施されました。それが1994年第17回リレハンメル冬季五輪(ノルウェー)大会で,1992年第16回アルベールビル(フランス)冬季五輪から2年後の開催だったのです。これから2年おきに冬季・夏季と繰り返されるようになったというわけでした。
PS:さあ新しい一週間の始まりです。気合い(?)を入れていってらっしゃい・・・