木間ケ瀬中「歳時記」

木間ケ瀬中「歳時記」

12月7日(月)

 暦の上では今日,二十四節気の「大雪(たいせつ)」を迎えました。山沿いでは関東地方でも既に積雪がみられますが,この「大雪(たいせつ)」頃から関東平野部でも雪が降ると言われています。今朝の冷え込みなどを考えれば納得ですね。
 さて,この週末5日(土)には野田市体育協会主催の「平成27年スポーツ表彰」が行われました。この1年間スポーツにおいて顕著な活躍をしてきた選手・指導者に賞が贈られました。小学生から大人まで,様々な種目での受賞です。その中で木間ケ瀬中学校2年生レスリング部「佐々木風雅くん」も立派に受賞されました。全体としては高校生では西武台千葉高校の陸上部・女子バドミントン部,中学生では西武台千葉中学校の男子・女子それぞれのバドミントン部の受賞が目立ちました。今回受賞された中学生や高校生,年代的には「東京五輪」世代とでも言える「金のたまご」です。それぞれの今後の活躍を期待したいものです。
 さて,この表彰に先立って記念講演が行われました。講師は「元早稲田大学駅伝部監督・現住友電工駅伝部監督の渡辺康幸さん」でした。渡辺さんは千葉県出身,市立船橋高校卒業で早稲田大学時代には箱根駅伝で優勝した経歴を持ち,その後低迷していた早稲田大学駅伝部の監督に就任し,見事早稲田大学を箱根駅伝で優勝させた立役者です。そしてこの4月より住友電工の駅伝部の監督として,世界に通じるランナー育成のために励んでいらっしゃいます。たくさんの貴重なお話をいただきましたが,その中で「監督さんたちにお願いです。走らせすぎないでください。走るのが嫌いになったらもう絶対に伸びません」という言葉が印象的でした。またこうも話されていました。「選手の皆さんは指導者の指示に従うだけでは勝てません。自分なりに何かをプラスしなくては勝てません」。
 私なりに解釈させていただけば「主体的」に練習に取り組むことが可能性を伸ばす。そのために指導者は様々な援助や支援が必要なんだと話され,このお話はスポーツだけはなく,教育全般に通ずる話だと噛みしめさせてもらったご講演でした。

 PS:同じく5日(土)には市内駅伝大会,市P連研究大会なども行われました。皆さんご苦労様でした。

12月4日(金)

 ホームページを見た人の合い言葉「ねえねえホームページ見た?」の効果が早速出たのでしょうか。6月の毎日更新以来,一日の最多閲覧数「54」を記録しました。まだまだですね。これからも頑張って書きますので合い言葉をよろしくお願いします。
 さて今日は特別日課です。これは先生方の「ボトムアップ研修」が午後予定されているからです。今回のボトムアップ研修は二川中学校・二川小学校を会場として北部ブロックの小学校・中学校の先生方が,二川中・二川小のどちらかの学校の研究発表を参観するものです。そう言えば昨年は本校と木間ケ瀬小が研究発表していたことを思い出します。このボトムアップ研修とは,他校の学力向上に向けた研究内容や取り組み実践などを参観することにより,自校の日々の実践に生かすことを目的とされています。今日の二川中学校・二川小学校は千葉県の学力向上への(学力・学習状況検証事業)3年間の研究指定を受けてその3年目の成果を発表してくださることになっています。今教育界では「小中連携」という言葉がよく使われていますが,二川中学校・二川小学校はいち早く小中連携の重要性に目をつけ「義務教育9年間で地域の子供を育てる」という共通のコンセプトで小中連携の形を構築してきました。今年で5年目を迎えた小中連携という土台での学力向上への取り組みには私自身興味があります。残念ながら本校と木間ケ瀬小学校,関宿中央小学校ではまだ連携というてんでは課題が残されています。そういったことからも今日のボトムアップ研修は教師にとって大変有意義な研修になることと期待しています。二川中学校の学力向上のキーワードは「主体的」です。そのキーワードの通り先生方には「主体的な研究・修養」になることを願っています。それが本校の生徒のためになるのですから。同時に学力向上は教育者全員の願いなのですから・・・

PS:「なぜ二川小中のことを詳しく知っているか?」って聞こえてきそうですが,実はその仕掛け人は私(前任校は二川中学校)だったからでした。

12月3日(木)

 昨晩,あいにくの雨模様の中PTA役員会が行われました。今回の役員会は「行事準備の会議」ではなく,ここまでを振り返りながら「次年度の青写真」を確認するための会議でした。「体育祭」ではそれぞれの役員さんが係となりご協力いただきましたが,それらの反省から来年度への改善点等が話し合われました。また莨葉祭では特に「喫茶室」が大盛況であった反面,ケーキが足りなかったという声も聞かれました。また体育祭・莨葉祭ともに各協力員さんも分担時間になっても来なかったりと引き継ぎがうまくできなかったというご意見もいただきました。そんな中広報委員の発行した広報誌「あゆみ」の話題になり,今年は初めて全て委員の手で作ったので「皆さんの感想意見をいただいて後期の広報誌に生かしたい」という前向きなご意見もありました。これには一様に「今年は良かった!」という役員さんたちの声が上がりました。
 さて,学校からは「学校評価アンケート」の集計結果について説明しました。その中に「学校は積極的に情報を発信していますか」という設問があり,このホームページの話題になりました。「皆さんHPみてますか?」という教頭の問いに多くの役員さんの手が上がったことに感激しました。また中には「良いことが書いてあるので,もっと宣伝した方が良いですよ!」「それこそ何らかの方法でHPについて情報発信した方が良いですよね」などとご意見をいただきました。その通りです。大変参考になりました。
 このホームページについて言えば,「エッ?こんなに見てくれているんだ」とうれしくなりつつも責任の重大さを実感しました。 これからも「正しい情報」「旬な情報」「知りたい情報」などを更新していきますので,ぜひご愛読のほどよろしくお願いいたします。

PS:そうそう広報活動を忘れてはいけませんね!合い言葉は「ねえねえ,ホームページ見た?」っでどうでしょう?  (年間行事予定も更新しました!)

12月2日(水)

 昨日,流行語大賞が発表されましたね。年間大賞に輝いたのは「トリプルスリー」「爆買」だそうです。それ以外にも「安心してください,穿いてますよ」「五郎丸ポーズ」などもノミネートされたようです。不思議なもので「今年の・・・」と聞くと一気に年末ムードが高まり,「じゃあ来年はいったい?」などと考えてしまいます。まずは残り一ヶ月でしっかり締めくくりそれから来年のことを考えましょう。
 さて,私はここ数年気になっていることがあります。「言葉遣い」です。よく「若者の日本語の乱れ」についても話題になっていますよね。本校の生徒と対していても気になる場面が多々あります。私はそのたびに「○○でしょ?」と直そうとします。恐らく「面倒な先生だな~」なんて思われているのでしょう。中には「あっ」と気づいてすぐに言い直す生徒もいますが,露骨に面倒くさそうに,そそくさと背中を向けて行ってしまう生徒もいるのです。ここ数年こんな場面が増えたと感じています。生徒たちは一様に「大丈夫本当はちゃんと敬語使えるから・・・」などと言いますが,そんな生徒たちに限って「面接試験」ではやはり,後悔をしてきた卒業生を何人も見てきました。
 私は「教師なので生徒より偉いんだ」とか「教師に対して敬語を使うのが当たり前だ」とも思っていません。中学3年間を終えると言うことは義務教育9カ年すべてを終え,晴れて社会の一員になるという意味です。ただ人によっては上級学校に進学したり,就職したりと進路先が違うだけで立派な社会の一員です。その準備段階でもある中学校の教師として,いや子供たちに関わった大人として,社会の一員となるに相応しい言動を身につけさせる責任があると思っています。教科の学習同様に,いやそれ以上に大切なことではないでしょうか。もちろん若い教師の中には,信頼関係と仲良くをはき違え,生徒に接している場面もあります。そのときはもちろん人生の先輩として教えなくてはなりません。
 学校という狭い社会の中で,何となく過ごしてしまっていることは他にもたくさんあるかもしれません。しかしこれからの日本,老齢化社会を支える子供たちに接する全ての大人として,子供たちを立派な社会の一員に育てていきましょう。それが大人の責任だと思いませんか。

12月1日(火)

 ♪「もう~い~くつ寝るとお正月~」♪ なんて歌が似合う季節がやってきましたね。本当に月日がたつのは早いもので,今日から12月。2015年(平成27年)もあと1ヶ月となりました。冬休みまでの登校する日数を数えてみれば,今日を入れてあと17日でした。早いですね~。
 さて,12月のことを「師走」と呼んでいますよね。今更説明するまでもありませんが,すっきり爽やかな気持ちで新しい年を迎えるために,この12月にお世話になりたい職業ってありますよね。例えば「理容師」「美容師」,「医師」などです。そんなことからこの「師」のつく職業は走り回るほど大忙しになることから,この年末12月を「師走」と呼んでいます。あれ「教師は?」って声も聞こえてきそうですが,日頃暇そう(?)に見えるかもしれませんが,意外に忙しいもので,やはりこの年末は例外ではなく忙しくなります。特に受験を控えた3年生の先生などは尚更です。
 そんな12月ですが,思えば11ヶ月前の2015年の正月,「よ~し,今年は○○がんばるぞ!」なんて誰しもが1年間の抱負を思い描いたのではないでしょうか。そんな思い描いた2015年もあと1ヶ月,やり残したことはありませんか?今年のことは今年のうちに,すっきっりとそして爽やかに新しい時を迎えられるよう,最後もう一頑張りしてみませんか。

11月30日(月)

 今週12月2日(水)には,定期テストが控えています。気づいてみれば今年度も定期テストも今回で4回目となります。どうでしょう,生徒達はテストに向けて頑張っている頃でしょうか。今回の定期テストは過去3回とは少し異なった一面を備えています。定期テストだけではないのですが,統計やデータを採って,それを分析しようとした場合に,もちろん1回や2回では「本来の力」を計ることはできません。仮に1回目より2回目が下がってしまったときには「今回は調子が悪くて・・・」とか「今回はラッキーだったから・・・」がまかり通ってしまいがちです。つまり統計やデータとしては十分だとは言えません。また3回の統計やデータでも同様です。3回ともほぼ同等のデータが現れれば,その大凡の位置関係は想像できます。また3回徐々に上がったり,下がったりした場合も想像できますが,点でばらばらを示すデータの場合には困ってしまいます。しかし4回の統計やデータがあれば,その想像ができやすいばかりか,より正確なものになってきます。もちろん5回目までのデータを分析すれば更に正確なのでしょうが,自分の位置関係がわかった頃には,年度が終わり,改善策がとれませんよね。ですから今回の第4回定期テストの結果は大切です。結果が大切ということは,もちろんテスト自体も,更にはその取り組みも大切だということになります。
 今日から諸活動停止で部活動もありません。精一杯取り組み,その結果を冷静に受け止めてほしいものです。

11月28日(土)

 澄み切った空気が気持ちよい反面,寒さが身にしみる朝ですね。今日は土曜授業です。
 さて,中学校では毎年寒さが厳しくなってくると「受験色」に染まってきます。早い学校では12月に入学試験がある学校もあることを考えれば,3年生はこの寒くなってからが正念場です。現在の入学試験では,学力だけで合否を判断するのではなく,入学後の可能性をみるために受験生の人間性を判断するための「面接試験」を実施している学校がほとんです。この「面接試験」が生徒たちにとっては「クセモノ」なのです。社会一般として若者の「言語の乱れ」がよくわだいになります。「ありのままの自分を表現すれば・・・」という人もいますが,「試験」という特別な場ですので,やはり特別な場に相応しい言語・態度・応答が求められます。このようなことから3年生は学年で,また学級で面接試験の指導や練習を重ねているところです。また今週から一人ずつ校長室での「校長面接」も始まりました。生徒たちにとってはこの「校長面接」は手強いようです。入ったことのない校長室で校長先生と1対1での面接ですから当然でしょう。でも本番の「面接試験」はこんなものではありません。想像できますよね。 やはりこれからの時期,受験勉強と同時に「面接学習」も必要になってきます。そのためには「面接試験」でよく聞かれる「志望の動機」はもちろんですがよく聞かれるパターンについては予め準備しておきましょう。例えば・・・
「あなたが最近読んだ本の題名と作者名,それにあらすじや感想を教えてください」
「あなたの中学校で他の人に自慢できることは何ですか」
「あなたの尊敬する人は誰ですか?またその理由も教えてください」
「選挙権が現在の20歳から18歳になろうとしていますが,あなたはこれについてどう思いますか」
「最近のニュースで気になるニュースは何ですか?またあなたはそれについてどう思いますか」
「あなたの将来の夢は何ですか?」
「あなたの好きな言葉は何ですか?またその理由を・・・」
 など挙げればきりがありませんが,間際になって準備できることではなさそうですね。3年生はもちろんですが,1.2年生も今のうちから意識して生活することをお勧めします。

PS:3年生の保護者の皆さん,家庭でできる効果的な面接練習をお教えします。
   例えば「寝起き」「夕食時」「行って来ま~す」のタイミングで,つまり不意打ちで質問を投げかけてください。その不意打ちにもめげず,サラサラと答えられれば大丈夫です。
   健闘をお祈りします!

11月27日(金)

 
 昨日は「ちば授業錬磨の公開日」ということで関宿高校の先生方など他校の先生方も授業を参観されました。参観された皆さんより「大変興味を持って生き生きと参加している姿が印象的でした」などのご感想をいただきました。私も各学級の授業を参観しましたが,特に理科の授業が大変印象的でした。1年1組の理科では「いくつの紙コップで人間を支えられるか」という圧力の学習を,また3年1組では「液体の性質を知ろう」という実験を行っていました。それがこれらの画像です。どちらもいつも廊下で見かける顔とは違い,真剣に考え,実験する姿が見られました。「この中から将来の化学者が・・・」なんて思いながら参観していました。
 さて化学つながりですが,今日11月27日は「ノーベル賞制定記念日」だそうです。1895年の今日,スエーデンの化学者ノーベルが,ダイナマイトを発明し,後に巨額の富を得ました。ノーベルはこの富を「人類に貢献した人に与えたい」という遺言を書いたそうです。ノーベルの死後,遺言の通り「ノーベル財団」が設立され,今日のノーベル賞に至ったそうです。
 ちなみに授賞式は毎年12月10日スエーデンのストックホルムで行われます。

11月26日(木)

 今日11月26日は「いい風呂の日」だそうです。
昨日,今日のように真冬並みの寒さになるとお風呂が恋しいですね。この寒さで北海道は大雪だという映像がTVで流れていました。やはりこんな心底冷える日には,どこか俗社会を忘れさせてくれるような秘湯の粉雪が舞い散る露天風呂で「あ~やっぱり温泉は最高だな・・・」なんて恋しくなります。
 さて妄想はこの辺で,行事予定にもあるように今日は「ちば授業錬磨の公開日」です。聞き慣れない言葉かもしれませんが,簡単に書いてみましょう。「ちば授業錬磨の公開日」だからといって生徒たちは日程が変わる程度で,いつも通りに元気に授業を受けるだけですが,我々教職員はといえば身が引き締まる一日になります。これは千葉県の教育施策の一つ「ちばっこ学力向上総合プラン(ファイブアクション)」の中の一つで,県で制定している11月の「学力向上月間」を中心に,県内すべての公立学校で授業公開をすることによって,教員同士他校の優れた授業を見合う機会として,教員の授業力の向上を図ることを目的にしています。教員は公立の小学校・中学校・高校・特別支援学校など異校種を含めた授業を参観することによって,自分の授業を振り返り授業改善につながり力量アップを図るために行われます。
 今日は午後に時間帯を使って公開授業を展開します。他校も授業を行っていますので,多くの先生方はお見えにならないとは思いますが,他校の先生方の貴重なご意見・感想をいただく機会を本校のチャンスとして,明日からリニューアルした授業を展開するようがんばっていきたいと思います。

*今日は少し堅苦しいお話になってしまいましたね・・・

11月25日(水)


順位

学校名

グループ名

記録(回)

参加人数

実施日

1

野田市立木間ケ瀬中学校

2-1

333

15

20151113

2

野田市立木間ケ瀬中学校

2-3

316

15

20151030

3

船橋市立葛飾中学校

3C女子

305

15

201576

4

船橋市立葛飾中学校

3J男子

302

15

201573

5

野田市立木間ケ瀬中学校

3-3

299

10

20151114

6

市川市立妙典中学校

2-4女子

297

13

2015917

6

野田市立木間ケ瀬中学校

3-2

297

10

20151120

8

松戸市立和名ヶ谷中学校

2-4

295

11

2015117

9

野田市立木間ケ瀬中学校

2-1

291

13

20151030

10

柏市立松葉中学校

2-2

286

14

20151015

10

松戸市立和名ヶ谷中学校

2-1girls

286

12

2015117

 これは以前も紹介しましたが「友遊スポーツランキングちば」のランキング表です。千葉県では各学校でいくつかの決められたスポーツや運動の種目を実施し,その記録を県で集計しランキングとして掲載してくれるというシステムです。本校では「長縄連続8の字跳び」を寒くなってきたこの時期,体育の授業の準備運動の一環で取り組んでいます。その結果を県に登録しランキングに反映されました。どうですか,「木間ケ瀬中学校ここにあり!」と胸を張ってしまうのは私だけでしょうか・・・

*「友遊スポーツランキングちば」についてはこのページのリンクリスト「千葉県教育委員会のHP」に詳しく掲載されていますのでご覧ください。

11月24日(火)

 そう言えば,この連休中「ゆるきゃらグランプリ2015」が発表されましたね。栄えある第1位に輝いたのは地元浜松の「出世大名家康くん(静岡県)」だそうで,第2位は「みきゃん(愛媛県)」だったそうです。第1位に輝いた「出世大名家康くん」によれば「浜松で過ごした17年間を足がかりに出世した家康公の生まれ変わりといわれているのじゃ。せっしゃのちょんまげには家康公のパワーが宿っているのじゃ~今年はホームで大出世じゃ~」というコメントを残しているそうです。
 ところで我が木間ケ瀬中学校の「莨葉祭」の応援にも駆けつけてくれた,野田市関宿商工会青年部のゆるキャラ「やど助」はどうだったのでしょう? なんと198位だったそうです。来年はもっともっと「やど助」が上位に食い込むよう,地元関宿で盛り上げたいものですね。

 ところでいったい全国には何人(?)のゆるキャラがいるのでしょうか・・・

11月20日(金)

 昨日,2年生を対象に消防士さん方による「心肺蘇生法講習会」が行われました。
消防士さんのお話の中に「野田市内なら救急通報から8分あれば救急車が到着します。」という話がありました。この8分を短いと感じるか長いと感じるか,皆さんはどちらでしょうか?一般的に心肺停止の状態で最初の5分が大きな境目だといわれています。人間の脳は無酸素状態では3・4分しか生きられないといわれています。つまり救急車が到着までには確実にこの生命維持の境目が来てしまいます。学校のような人がたくさんいる場所では,いざという場面では先生方を呼べば自分は何もすることなく済んでしまいますが,もし自分の家で家族が・・・と考えたらどうでしょう。救急車を呼び到着までの8分・・・その間刻々と脳内の酸素は減少してきます。何もできずに到着を待つか,何か自分にできることをするのか。 そこで中学校3年間で1回は「心肺蘇生法講習会」を行っています。我々大人でもいざというときには動揺してしまいます。ですからせめて講習会で知識を得て,大切な人の生命維持のために役立てられると良いですね。


PS・連休明けの24日(火)は集金日です。本日集金袋を配布しますので,おつりのないようにご協力お願いします。

11月19日(木)

 天気にもよりますが,ずいぶん日没も早くなっています。学校ではこの時期「最終時刻を4:40」に設定していますが,昨日のように悪天候だと,生徒たちが家に着く頃はすっかり暗くなっているかもしれません。部活動などの課外活動の時間を確保することから,今週から7時間目をカットした6時間授業に移行しています。その分,中身の濃い活動をしてもらいたいものです。ところで生徒下校後には先生方でパトロールを毎日行っていますが,自転車の並列走行や無灯火の生徒も見受けられます。自転車通学者をはじめ,特に交通ルールを守り安全に注意するようご家庭でも一言お願いいたします。
 さて,今日は来客があります。野田市教育委員会の教育長さんと学校教育部長さんが本校の視察に訪問されます。野田市の教育委員会は「現場」に重きを置いてくださいっており,大変忙しいにもかかわらず,市内の各学校の様子を見て回ったり,また土曜や日曜日など休みの日でも地域の活動に顔を出されるなど精力的に子供たちを見守っていただいています。「来客があるから」というわけではありませんが,せっかくですので「素晴らしい木間ケ瀬中学校の生徒」の様子をご覧いただけたらと思っています。また給食も一緒に食べられる予定になっています。
 え~っと,今日の給食は「チキンカレー」に「スペイン風オムレツ」,そしてミカンです。私にとって最強のメニューの中の一つです。教育長さん,学校教育部長さんともに美味しく,いただいていただけることでしょう。

11月18日(水)

 昨日は季節外れのポカポカ陽気に誘われて,職員室を抜け出し外の作業をしました。日々の忙しさから職員室での仕事が多かったため,自然や季節の移り変わりをなかなか肌で感じることができませんでしたので,とても貴重な時間を過ごすことができました。
 さて,職員室を抜け出しての外作業とは昇降口前の花壇の整備です。山崎先生の自宅で育てられてきた「サクラソウ」を分けていただき,それを小分けに花壇に植えました。


 わかりにくいですが上の写真が小分けに花壇に植えたところです。
サクラソウといえば,春にもなれば一面に濃いピンク色の小さな花をつけ,一面ピンクの絨毯(じゅうたん)を敷き詰めたような景色があちらこちらで見られるとても可愛い草花です。この花壇に一面のピンクの絨毯を敷き詰めることを思い浮かべながら,土の感触を確かめながらの作業です。一人静かに春の花壇を想像しながら土をいじり,様々なことを考えていました。サクラソウの花は小さく,一輪だと誰も目をとめませんが,それがたくさん集まれば見た人の心を動かします。「合唱みたいだな~」 とか,また写真のように今は「えっ!これ何?」というように,これもまた誰の目にもとまりませんが,一つ一つの小さなサクラソウが,しっかりと地面に根を張り基礎を固め,広く長く成長してきます。そして近くのサクラソウの仲間と手をつなぎ肩を組み協力することで,更に深く根を張り巡らせ強くなります。時には雑草を抜き,時には水をやり,花壇をならし・・・ 手をかけながら「春には見違えるほどの見事な姿に変貌してくれるだろう」と思いながら「何だか同じだな~」って。
 草花を育てるということ,それは子供たちの未来のために今がある,教育そのものだと思いませんか。
頬に当たる風,土のにおいなどと同時に改めて原点に戻り考えさせられた貴重な一日でした。
春には濃いピンクの絨毯で敷き詰めた花壇の写真をお見せすることができますように・・・

11月17日(火)

 昨日お伝えしたように,週末に行われた対外行事ですばらしい活躍をした生徒を紹介します。
<レスリング部>
 千葉県中学校新人レスリング大会
    団体総合:優勝
    42kg級:優勝 小沼 魁成さん(1年3組)   47kg級:優勝 佐々木 風雅さん(2年3組)
    59kg級:4位 細谷  駿さん(2年1組)    85kg級:優勝 佐々木 偉琉さん(2年2組)
 第11回邑楽町少年少女レスリング大会
    47kg級:優勝 佐々木 風雅さん(2年3組)  75kg級:2位 佐々木 偉琉さん(2年2組)

<音楽部>
 千葉県アンサンブルコンテスト東葛予選
    フルート三重奏:金賞  鈴木千紘さん(3年2組) 須原響音さん(2年3組) 田中 摘さん(1年2組)
    打楽器三重奏:銀賞  田中理捺さん(3年3組) 小林克典さん(3年3組) 松本未羽さん(3年2組) 
    管楽・打楽器八重奏:銅賞  石井理名さん(2年1組) 安藤桃花さん(2年3組) 武田莉奈さん(2年2組)
                       黒尾丸渚さん(2年2組) 根本夏奈さん(2年3組) 佐藤 七夏さん(1年2組)
                       松原帆南さん(1年3組) 山根聖美さん(1年3組)

<県立流山おおたかの森高校英語スピーチコンテスト>
    小林 克典さん  :  優勝        渡邉 麗菜さん  :  優勝

大変ご苦労さまでした。

11月16日(月)

 早いもので11月も中旬に入り、2015年も残り1ヶ月半となりました。
 さてこの週末は、土曜授業もありましたが多くの対外行事がありました。土曜日にご紹介した「あおいそら運動」の表彰を始め,多くの木間ケ瀬中生の活躍がありました。活躍の詳細は明日のこの場で改めてご紹介します。
 ところで昨日11月15日といえば「七五三」です。午前中あいにくの雨模様でしたが,午後からは七五三を祝うかのような好天になったせいか,街中でも着飾った多くの子供たちの姿を見かけました。しかしこの七五三,意外に深いところまでは知られていませんよね。簡単にご紹介します。
 男の子は数えで3歳と5歳,女の子は3歳と7歳の年に,成長を祝って社寺に参拝することを七五三と呼んでいます。3歳は髪を伸ばす「髪直」,5歳は初めて袴を着ける「袴着」,7歳は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いを始める「帯解」という,それぞれを祝う別々の意味合いがあったようです。旧暦の11月といえば,その年の実りを神様に感謝する月であり,旧暦の15日は二十八宿で「何をするにも吉」とされてきた「鬼宿日」に当たることから,このような子供たちの成長を祝うめでたい祝い事をまとめて,11月15日が「七五三」のお祝いに定着したようです。昨日は丁度日曜日でしたが,今日では11月15日にこだわらず,10月から11月の間の休日に行われるようになりました。
 こう書きながら,私も自分の息子・娘の七五三の記念写真を改めて見直したくなりました。そして本人たちにも見せてあげようと思います。「昔は可愛かったのにね・・・」なんて。

11月14日(土)

 皆さんは「あおいそら運動」をご存じですか?
 野田市では昭和56年に野田警察署館内少年補導連絡会など13の団体が「こどもを非行から守る明るい町づくり運動」を立ち上げました。その後昭和58年には自治会を中心に「地域とともに育つ子どもたち」をスローガンに「あおいそら運動」が始まり今日に至っています。この「あおいそら運動」の基本理念は、未来を託す子どもたちのために,大人は何をすべきかを考え,ともに手を携えながら,子どもたちのために活動し,郷土愛に満ちた暖かい地域を築こうとする大人の運動であり「大人が変われば子どもも変わる」とした市民運動です。またよく知られていることに「あおいそら五つの約束」があります。
  あ:あいさつをしよう
  お:思いやりの心を育てよう
  い:いけないことをしない勇気を持とう
  そ:そうだんと話し合いの輪を広げよう
  ら:らくなことだけを考えず元気にがんばろう

 その「あおいそら運動」の年に一度の推進大会が,明日「興風会館」にて行われます。その中で,各種表彰がありますが本校からの受賞者を紹介します。

 実践作文(生徒)の部 : 林 知花さん(3年1組)   梶原 康寛くん(1年1組)
 実践作文(PTA)の部 : 金久保 昭男さま(PTA会長)
 善 行 賞   : 丹治 海都くん(1年1組)   江利山 涼翔くん(1年2組) 

 この木間ケ瀬地区で,いや世の中から非行がなくなり郷土愛に満ちた子どもたちが育つように願っています。

11月13日(金)

今日は13日の金曜日。何か不吉な予感がしますね。
冗談はさておき、今日は今話題になっている世界遺産にも登録されている京都の「宇治上神社」について書いてみます。この宇治上神社がなぜ話題なのかと言えば、神社が参拝者向けに作ったA4版の一枚の印刷物が話題になっているのです。そこにはこう書かれています。
「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをするところです。テーマパークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないのです。『お客様は神様』の自論は適用しません。本当の神さみは目の前においでです。当然不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっかり御監督なさってください。お子様を叱るのは親の責任ですし、親が不行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆ギレではなく『ありがとうございます』です。自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共にお子様の健やかな成長を見守りましょう。」
という内容です。
神社には、「当たり前のことまで書かなくてはならないのか…」という反響の言葉が寄せられているそうです。

11月12日(木)

おはようございます。
さて、今日は山梨県に出張です。今日、明日と甲府市内で関東甲信越公立学校教頭会の研修大会です。しっかり研修して、日々の学校運営に生かしたいと思います。
時間があれば、本日記事を更新したいと思います。

11月11日(水)

 
 毎日の業務にプラスして,このHPを更新するというのは慣れない私にとっては意外に大変なものですが,そんなときに助けてくれるのが「記念日」です。世の中には様々な記念日が存在し,調べてみると実に興味深いものです。どうしても話題に困ったときには,この「記念日」を活用させていただいていますが,今日は待ちに待った記念日です。11月11日には実に多くの記念日が存在し,その数は1年365日中NO1でしょう。例えば「世界平和記念日」「土の日」「靴下の日」「鮭の日」「電池の日」「麺の日」「ポッキー・プリッツの日」など紹介しきれません。「1」がきれいに並んでいるということで,学校内を見渡してみましょう。


 これは2年生の自転車置き場です。もともと引いてあった,消えかかった白線をきれいに引き直しました(写真)。するとどうでしょう。改めて指導などしなくても,翌朝からきれいに整然と自転車が整列しているではありませんか(写真右)。自転車のスタンドが白線の上に,そしてハンドルは左向きに・・・ どうでしょう。これって凄くないですか?これを写しながら「この2年生なら大丈夫!」と確信したものです。
11月11日,本校にとっては「自転車置き場の日」とでも言いましょうか。