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校長室のひとりごと「睡眠障害・寝不足」

 一般的な話になりますが、子どもの「睡眠障害」について気になっています。ゲームやSNSの子どもたちへの普及、習慣化が影響してか、現代の子どもの3~4人に一人の割合で「睡眠障害」や「睡眠習慣による問題(寝不足)」を抱えているといわれています。発育過程の子どもの睡眠不足は、ケガ、肥満、高血圧につながるという報告もあり、脳や身体的発達にも影響を及ぼしかねないため、我々大人以上に睡眠習慣の改善を図る必要があります。
 機会があれば「昨日何時に寝た?」と生徒たちに質問しています。「10時くらい(10時前)」と答える生徒は少なく、「11時、12時くらい」と答える生徒が一番多く、日付が変わる時間を答えた生徒も少なくないことに驚かされます。11時以降と答えた生徒に「何やってたの?」とすかさず切り返したところ「習い事や塾」という生徒もいれば「スマホをいじっていた」という生徒が多かったことに驚かされました。(正式な調査ではありませんが)
 一般的に成人は7時間以上、中高生は8時間以上、小学生は9時間以上の睡眠時間が推奨されています。翌朝遅くとも7時には起きることから、夜11時には就寝してほしいものです。心身ともにリフレッシュした状態で登校してくることが理想です。
 心身の発達期である中学生、やはり「早寝・早起き、そして朝ごはん」、規則正しい生活リズムを身につけさせたいと思います。