【3年生 家庭科授業】
本日6校時、3年2組の家庭科の授業では、「アクティブ・エイジングをして地域を支えている方からお話を聞こう!」ということで、地域の方を講師にお招きして授業を行いました。
「あれ?見覚えがある?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。本日、講師としてお招きした方は、地域でのボランティアはもちろん、第二中学校の花ボランティアさんとしても10年以上活動していただいている方です。また、民生委員としてもご活躍されている方で地域とのつながりを強く求めて日々取り組んでくれています。
ところで余り聞き慣れない「アクティブ・エイジング」とは何かと言いますと、
「世界保健機関(WHO)が国連の国際高齢者年(1999年)や第2回高齢者問題世界会議(2002年)などで提唱した概念で、「人々が年を重ねても生活の質が向上するように、健康、参加、安全の機会を最適化するプロセス」と定義されています。
「アクティブ・エイジング」は「活動的な高齢化」などと訳されますが、「アクティブ」とは身体的に活動的であるということだけではありません。病気や障がいがあっても、すべての高齢者が社会経済的、文化的、精神的な活動に参加できるという意味も含まれています。
と、いうことで本日の講師の方は、この概念にぴったりの方です。人との触れ合いを大切にして、人の喜ぶ姿を見て嬉しく思い、人のため地域のためにいろいろなボランティアを買って出てくれる方です。
本日の授業では、事前に準備していた「生徒の質問」に答えることを中心に、高齢者として活動するにあたりたくさんの経験をわかりやすく話をしていただきました。やはり、亀の甲より年の功です。その話を生徒達もとても真剣に受け止めていました。