☆二中の様子☆(ブログ)

【最後の授業】

 お休みをなされている今村先生の代わりに約3週間、1年生と2年生の理科の授業を担当させていただきました。しかし本日で私の授業も終了します。明日以降は、今村先生が復帰なされて授業を行います。いろいろとご心配、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

 本日の最後の授業は、こんな取り組みをしました。

  

 決して家庭科の調理実習の授業ではございません。

「どうしてホットケーキミックスで作ったホットケーキは、膨らんで美味しいのか?」という疑問について授業を行いました。(一番右の写真は、小麦粉・砂糖・卵・牛乳で種を作り、焼いたものです。全く膨らみませんでした。)

 実際にホットケーキミックスを作って、ホットケーキを焼いてみました。(これを対照実験と言います。)

 

 ほらね、黒板にも理科のそれらしきことが書かれているでしょ。ホワイトボードには、分子の元素を使って何かやろうとしています。

 もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれません。そうです!ベイキングパウダーを入れなかったので、小麦粉から作った方は膨らみませんでした。

 では、「ベイキングパウダー(重曹:炭酸水素ナトリウム)を加熱するとどうなるのか?」というのが、本日の授業の狙いです。

 ちょうど1時間目に2年1組で宇井先生が実験をされていましたので、のぞいてみました。

 

   

 実際に炭酸水素ナトリウムをガスバーナーで加熱しています。すると何やら気体が発生し、それを集めているようです。この気体の発生のためふっくらと膨らみます。それでは、「この気体の正体は、何だろう?」

 この続きは、ぜひ今村先生と確認してほしいと思います。

 私にとって久しぶりの理科の授業でしたが、1年生も2年生もしっかりと授業を受けてくれました。関連する雑談ばかりでしたが、それでもしっかり聞いてくれて、楽しい3週間を過ごすことができました。生徒の皆さん、ありがとうございました。すこしでも「理科が楽しかった」と思ってくれたら幸いです。またどこかで授業をできることを願って・・・