☆二中の様子☆(ブログ)

【3年生 アクティブ・エイジング学習】

 25日(火)の5・6校時に3年生は、地域の方を講師に迎え、2クラスずつアクティブエイジング学習を行いました。私も恥ずかしながら勉強不足のためご紹介させていただきます。

 アクティブ・エイジングとは、生活の質を下げることなく社会参加を続けながら年齢を重ねていくこと、そのための社会的な取り組みを指します。

 そこで、本日は桜台自治会の 近藤 広 様を講師に迎え、「私たちの地域では、どのような課題があるだろうか?」をテーマにご講演いただきました。

  

 私も平成29年から教頭として本校に勤務していましたが、桜台自治会の行事には数多くの生徒達が参加して活躍しました。

 地域を挙げての合同避難訓練では、桜台に住む生徒が参加して、避難困難なお年寄りの方をリアカーに乗せて、体育館まで避難させるお手伝いを行ったり、自治会館で開催された慰労会では、音楽部が演奏を行いました。また、本校グラウンドを会場に、10月に行われる桜台運動会では、ボランティアで仕事を手伝うとともに、競技に参加して地域の方々と交流を深めました。

 しかし残念ながら令和元年度末のコロナ感染症の影響で、地域で開催する行事を中止しなければならなかったこと。

さらにコロナが落ち着いた令和4年以降においても、役員の高齢化に伴い行事の再開には至らないそうです。そのため中学生との交流を楽しみにしている地域の方々もとても寂しい思いをしているようです。

 それでも自治会として、①環境に関する課題に取り組んでいること ②市行政と連携し防犯・防災に取り組み について社会とのつながりについてお話をいただきました。

 そして最後に、中学生に期待することとして

①高齢者には、優しく温かく見守ってほしい ②挨拶を大切に、友を大切に ③参加できる自治会のイベントがあったらできるだけ多く足を運んで地域との交流を深めてほしいと期待を込めて話をしていただきました。

 生徒達もその話を真剣に受け止めていました。

「地域の子供は、地域で育つ」ぜひ、生徒達には地域との関わりを多く持ち、将来地域を背負って立つ担い手として成長してくれることを願っています。

 講師の近藤様、本日は本校生徒のために公私ともにお忙しい中、ご講演いただき誠にありがとうございました。本日お話をいただいたことをしっかりと受け止め、今後も地域との交流を広めていけるよう学校として取り組んで参ります。