【2年生 マナー講習会】
来月7月3日(水)に2年生は、新型コロナ感染症のため長い間実施できなかった職場体験学習を5年ぶりに実施します。そのため先週から今週にかけて、各事業所に行き事前の打ち合わせを行いました。
その最後の取り組みとして、昨日5・6校時に講師 松本 博之 先生をお招きして、マナー講習会を実施しました。
松本先生は、小笠原流礼法を通して中学生だけでなく社会人に対しても多く講演を行っていらっしゃいます。
まずはじめに、正しい礼の仕方を全員で指導していただきました。そして、少しだけ先生が学んだ小笠原流礼法について、ご紹介くださいました。
もともと小笠原流は「武士の作法」として、大きく分けると弓道・馬術・礼法の三つに分けられるそうです。その中で、武士の作法として紐の結び方(写真:菊花結び)やのし袋についてお話をいただきました。とても興味がありましたので、ここで問題
もともとのし袋には、何を入れて相手に渡していたでしょう。(ちなみにお金を入れて渡すようになったのは、昭和になってからだそうです。)→正解は、ごま塩やきなこ だそうです。(お赤飯やお餅を渡すときにのし袋にごま塩やきなこを入れて、一緒に添えて渡していたようです。)
その後に実践例として、相手に書類を渡すときやペンを渡すときの心遣いとして、どのようにすれば良いか具体的に実演していただきました。
そしてより具体的に【職場で気をつけること】として、①「服装・身だしなみ」②言葉遣い③挨拶の重要性④玄関での心得⑤椅子の左方について 等々、実際に職場でのことを想定して丁寧に指導していただきました。生徒達もより実践的内容に、とても真剣に聞いていました。
ぜひ今回学んだことを本番で生かしてほしいと思います。皆さんを受け入れてくれる事業所は、本来仕事をする場所です。みなさんの行動が、今の1年生へとつながります。ぜひ、有意義な職場体験にしてほしいと思います。
松本先生、本日はお忙しい中、本校2年生のためにご講演いただきありがとうございました。大変興味深いお話あり、より実践的な内容ありと生徒達も先生のお話から多くのことを学ぶことができたと思います。