弁護士によるキャリア教育(いじめはなくせる!)
10月23日(金)に、5年生に向けて野田市教育委員会アドバイザーの石垣弁護士に「いじめはなくせる!-弁護士のお仕事」という授業を行っていただきました。
まず、弁護士の仕事とは、刑事事件や民事事件等で「言葉で困った人を守る」ことが多いという話から始まりました。
そして、どのような事件も「人(体・心)」や「もの」を守るように法律が定めていることを教えてくださり、その「人(体・心)」を傷つけることは、
大人の社会では「犯罪」「不法行為」とされ、子どもの間では「いじめ」になると教えてくださりました。
教育では「人格の完成が目的である(教育基本法第1条)」とされているので、その人格を傷つける行為はおろかであり、そのようなことをするのではなく、「自分のやりがい(打ち込めるもの)を見つけ、自分の人格を完成するようにすることが大切」というお話をしてくださいました。
そのやりがいのあることが「自分にとっては弁護士だった」とお話しされましたが、石垣先生は元学校の先生。「なぜ、学校の先生から弁護士に?」という子どもたちの質問には「学校社会には法律に強い方が少ない。学校関係の方のためにもこのような人間が必要だと思った」と話されていました。
まさに、「自分のやりがい」を、今現在も頑張ってらっしゃる石垣先生。毎日忙しく、体力も大切であると話されていましたが、その原動力になっているのも「やりがい」なのではないかと推察されます。子どもたちのキャリア教育においても、人権教育においても、とても有意義な教室でした。
石垣先生、ありがとうございました!!