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3年生校外学習

 11月4日(金)に3年生の校外学習がありました。社会科の学習を兼ねて印旛郡栄町にある房総のむらに行ってきました。

 実行委員さんによる出発の会もしっかりと執り行われました。

 房総のむらについて、クラスの写真撮影をし、荷物を置いた後は学級ごとの活動となりました。これは感染予防のため、体験学習が1学級ごとしかできないためです。

 1組はクラスでぐるっと近隣の武家屋敷などを見た後、体験学習に取り掛かりました。

  体験学習は事前に希望を取り、個々に決めた「泥めんこづくり」と「千代紙ろうそくづくり」です。

 泥めんこづくりは、すでにつくられた泥めんこに好きな色を着色するという作業となります。

  黄色、赤、青、黒という順番でめんこに色を塗っていきます。

  作業が早く終わった子たちは、泥めんこを使った遊びを体験しました。みんな、楽しく体験することができました。

 千代紙ろうそくづくりはろうそくの周りに好きな千代紙の絵を切り抜き、糊で貼り付けるという作業をしました。

 糊で貼り付けたら、最後に溶かしたろうの中にそれを入れ、完成です。

 良いお土産ができました。

 1組がこのような体験学習をしている間、2組は上総の農家でお話を聞き、班活動をしていました。

 天気が良かったのでお昼は広場で食べました。他にもたくさんの学校がいて、広場は大賑わいでした。

  午後は1組と2組の午前中の予定を逆にして行ないました。

 水車は初めて見る子が多かったようです。写真の小屋の中にうすがあり、水車の力で棒を動かしうすの中のものを突く様子を見学しました。

 上総の農家では所員の方にいろいろなお話を伺いました。

 「なぜ、北にある方が『下総』で、南の方が『上総』と呼ばれていたのか?」などという興味深いお話もお聞きできました。江戸時代は商店が近くにないから「物を買う」という意識が低く、一つのものを大切にしたり(壊れたら自分で直す等)、身の回りにあるものをできるだけ利用するようにしたり(わらで縄を作るとか、萱(かや)で雨具を作るとか)と今のSDGzにつながる考え方が定着していたとのお話はとても貴重でした。

 その他にも武家屋敷を見たり、下総の農家・安房の農家なども見学しました。

 商店街を模した場所も見学しました。

 様々な見学ができ、とても良かったです。帰り道はとても混んでいて予定の時間を大きくオーバーしてしまい、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。

 また、保護者のみなさんには朝早くからお弁当の用意などをしてくださり、ありがとうございました。