ブログ

5・6年生対象の情報モラル授業

 今日は高学年を対象とした情報モラル授業がありました。

 夏休みを控えて情報端末を使ったトラブルに巻き込まれないよう、また、友達同士でのいさかいが起こらないようにこのような授業を行いました。

 内容としてはネットの特徴・SNNの世界についてなどですが、話の中心には「人として」という視点がたくさん入っていました。「人の嫌がることはしない」「保護者などの責任を負う人への報告・連絡・相談が重要」「困ったら人に相談する」といった普遍的なことが網羅されていました。

  『ネットの「ひのわ」』のお話も重要でした。ネットにあげた情報は「ひ」ろがる・「の」こる・だれのものか「わ」かる、という話です。重要なことは「うかつに個人情報をネットにあげない」ということです。

 講師の先生の話の重点は

 1 ネットの「ひのわ」を理解して活用する。

 2 ネットは相互監視の世界(「仲間うち」という隔離された場所ではない。)

 3 危険な使い方や他人の迷惑になる使い方をする人は孤立してしまう。

 4 ネットの世界は自己責任の世界(だから責任をとれる大人の許可が必要)

 5 科学的、論理的に施行することが重要(大人になってからも役に立つ)

   ・正しいかどうか自分で考え、判断し、行動する

   ・自分の軸を身につけることが大切(人に惑わされないこと)

   ・「なぜ?どうして?」を忘れないようにする

 6 ネットの世界はリアルな世界の一部なので「仮想空間」と思わないことが大切

 7 トラブルにあったら一人で抱え込まないこと

などだそうです。非常に重要な視点だと思いました。

 来てくださった、㈱教育ネットの講師の方のお話は分かりやすく、本当にありがたかったです。

 ただ、実際にはご家庭での保護者の皆さんからの声掛けなどが一番重要となると思います。ぜひ、ご家庭で話題にしてください。お願いいたします。