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野田市教育委員会アドバイザーによる特別授業

 今日は5年生を対象に、野田市教育委員会アドバイザーの弁護士・石垣先生による特別授業がありました。

 弁護士の仕事は「ひとの体と心(+モノ)を守ること」がベースであるというお話から始まり、努力によって世の中はよくなっているという現実にも触れていました。

 ここ15年間で窃盗認知数は4分の1にまで減り、中でも車の窃盗に関してはピーク時の9分の1まで減っているという事実は、「世の中はよくなっている」ということであるとお話しくださいました。何か、世間のニュースでは悪い事ばかりが目立つので悪いイメージが先行しがちですが、このようなお話を聞くと「努力で世界はよくなる」というように希望が持てました。

 また、教育基本法の第1条の教育の目的に触れ、「教育の目的は人格の完成を目指すことにある」とお話しいただき、「いじめは人格を傷つけてしまうのでやってはいけないこと」=「犯罪」であるとお話しくださいました。

  最後に「学校に通うのはなぜ?」というお話から、「学校で自分のやりがいを探そう」というお話をいただきました。

 キャリア教育の視点からいうと、自分の将来の夢を探すときに、単なる漠然とした夢ではなく「人の役に立つ」「人に喜んでもらう」という軸をもって将来を見通すと、「自己有用感」や「達成感」を得られると思います。その意味でも「やりがい」という言葉はすごくわかりやすい言葉だったと感じました。

 石垣先生も弁護士でのやりがいに同様なお話をあげてくださっていました。

 ここで学んだことをもとに、いじめを認めず、楽しい学校で自分のやりがいを見つけてほしいと思います。

 石垣先生、ありがとうございました。