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南部梅郷公民館「家庭教育学級『南部まなび愛コース』開講式・講演」

 本日、南部梅郷公民館主催で、本校1年生PTAが「家庭教育学級係」として参加する「南部まなび愛コース」の開校式がありました。

 主催者あいさつなどの開講式行事の後、みずき小学校長による講演、「教育の土台となる家庭教育の実践」がありました。

 講師(みずき小校長)自身の成育歴の中から、また、子育ての中からヒントになることや今の社会や学校の様子などを詳しくお話しされていました。

 上の写真の「チーバ君」の折り紙は、講師自ら作り方を考案したもので、参加者へのプレゼントとしていただきました。ちなみに講師は折り紙が得意で、病弱だった子どものころに家の中で遊べるものとして経験してきたとの話もありました。(本校校長もミニサイズのチーバ君をいただき、ネームプレートに入れています。子どもたちの反応がすごいのでいつか自分も作れるようになりたいと思っていますが、難しいのでなかなかうまくできずにいます。)

 お話の初めに、昨年度から活用に取り組んできた「クロームブック」を披露し、それを使って画像を映し出しながらの講義でした。野田市ICT(NICT=ニクティ)」についても話に混ぜていただきました。

 印象に残ったことは、ご自身の経験から「子どもを社会に触れさせれることで、多くの大人などと交流し、話の仕方や礼儀などはもちろん、自分の生き方(キャリア教育)に関しても自然と学べる」ということがプラス面としてあったということです。

 現在の日本の地域教育はかなりすたれた状態であるといわれています。昔いた「かみなりおやじ」は今では不審者扱いになってしまいかねませんし、近隣に住む知っている子ですらどのように接したらよいか難しいので話しかけづらいという話もあります。

 この南部地区はその意味でも社会教育である子ども会や野球のチームなどが盛んに活動している稀有な地域であると言えます。そのようないろいろな大人の中で鍛えられた子どもたちは家庭や学校だけでは体験できない成長をしているということでした。

 学校、家庭、地域の3者が手を取りあい、子どもたちを見守る、そのような活動の中心になることができるよう、本校でも引き続き努力してまいります。よろしくお願いいたします。

 家庭教育学級に参加された役員のみなさん、ありがとうございました。