3・4年生の外国語の授業
本年度から新指導要領がスタートし、3・4年生の学習に新たに「外国語活動」が加わりました。今までは5・6年生だけが取り組んできた活動ですが、中学年にもすそ野が広がったということになります。
3・4年生は「外国語活動」で年間35時間、5・6年生は「外国語」で年間70時間ということからもお分かりのように、5・6年生は教科として今まで以上に深く学ぶことになります。3・4年生は「聞く」「話す」の2つの内容を中心としますが、5・6年生は「聞く」「話す」に加えて「読む」「書く」という内容に取り組みます。
ただ、この新型コロナウィルス感染予防の対策として、「話す」という活動には制限が加わりました。ですから3・4年生は「聞く」ことが中心になり、授業にどのくらい関心を持って取り組むことができるのかと思っていました。
昨日、4年生が外国語活動を展開している授業を見る機会がありましたが、担任の工夫で子どもたちが楽しく英語の授業に溶け込めている姿を見ることができました。(季節の行事・七夕をモチーフにした授業のスタートをしていました)
どの授業でも「楽しみながら」「楽しい雰囲気で」「関心を引くように」というスタートが、子どもたちの意欲をたかめるのだと再確認しました。ただ、このような工夫は時間がかかり、なかなか思うように準備をすることができないのも現状です。
また、最近は大型テレビのモニターを使った授業展開も多くなっています。昨日の授業でも教科書の付属のDVDを操作していろいろな国のあいさつについて実際に映像や音声を聞いて学ぶことができました。
授業でできること、できないこと、様々な配慮をしながら今後も楽しく学べるように工夫していきたいと思っています。