2020年6月の記事一覧
ビオトープのほたる 今年も
6月26日、17時ごろ、ヘイケボタル、500匹が学校のビオトープに放流されました。「放流」と言っても、成虫ですので、そっと草の上に移すイメージです。筑井さんが、持ってきてくださいました。佐野先生の持っている草の葉にたくさん止まっている蛍が見えるでしょうか?ちょっとピンぼけしている写真もあってごめんなさい。
体育館やおうちの明かりがあると、蛍は明るい方へ飛んでいってしまうそうです。そこで、体育館にはカーテン、住宅地側には明かりを遮る遮光ネットがはられています。
その夜、20時頃の様子です。見えるかな?しばらく、蛍の舞う様子が楽しめそうです。
蛍の光の点滅と蛙の鳴く声と……。おいでになる際は足元にお気をつけください。防虫対策もしっかりと。
昇降口に新しい仲間がやってきました!!!
水槽の中に生き物がいます。なにがいるのかな?のぞいてみましょう。
頭を下に向けています。正解はタガメ!! 四方先生のお父様にいただきました。タガメは日本最大のカメムシの仲間の昆虫。水の中でも呼吸をするための管を水面に出して息をするそうです。メスが産んだ卵をオスが守り、子どもを育てるとか。
水槽の中には他に、コオイムシとタイコウチがいます。是非のぞいてみてくださいね。
関宿小のひらめ ピンチです その2
6年の皆さんが考えてくれた「氷で冷やそう」作戦、「扇風機で水槽に風を当てよう」作戦、室温の上昇とともに、効果がなくなってきました。西日の当たる多目的室は31度を超え、、テラスに水をまくと一時的に下がりますが、また30度を超えます。「室温が30度を超えると、水温も下がらなくなる」と齋藤さんが教えてくれたとおり、水温は29度から下がらなくなってきました。
そこで、齋藤さんをお呼びして、ひらめを引き取っていただくこととしました。
まず、水槽の水を減らして、ひらめをすくいやすいようにします。
せっかくなので、福田先生がひらめの大きさを測ることにしました。梅先生お手製の「魚の大きさを測る物差し」を当てようとすると、影が出来てひらめがびっくりして飛び跳ねました。どうやら30センチを超えています。下側になっているひらめはさらに大きいようです。
さて、どうやってすくいましょう?本来は「網で」すくいます。手で触ったりすると人の体温はひらめに比べて高いので、やけどをしてしまうからです。
そこで、齋藤さんは手のひらを十分に冷やして……。
一瞬で、用意した小さな入れ物に入れました。なるべくダメージを少なくするための早業です。ふだんから扱い慣れている齋藤さんだから出来る技ですね。
見ている先生達から拍手が起こりました。
最後はエアレーションをして、丁寧に包み、いよいよお別れです。関宿小学校のひらめはこの後、齋藤さんにお世話をお願いすることとなります。
陸養の横断幕もはがされました。本当は6年生の皆さんと一緒に迎えたかったお別れ式でしたが、分散登校の中でしたので、先生達でお別れをしました。
ひらめの受け入れ式をしてから約8ヶ月、いろいろなことがありました。
がらんとした教室はさみしさを感じます。
関宿小のひらめがピンチです!
梅雨入り前、気温の高い日が続きました。クーラーのない3階多目的室の室温は30度を超えています。しかも夕方になっても下がりません。したがって、ひらめ水そうの温度も、グリーンのラインを超えそうな28度、時には29度を示す日が出てきました。
これはひらめにとっては危険な水温です。これ以上の飼育は難しくなりました。6年生のページにもアップしたとおり、分散登校の間、6年生の皆さんはどうしたらよいか?いろいろと考えてくれました。
①大きな冷蔵庫に水槽ごと入れる→そんな冷蔵庫はない
②海水を取り替える→少しやってみたが、あまり効果なし
③部屋にクーラーをつける→市長さんにお願いして、予算が通って、工事して……では間に合わない!!
④周りから風を当てて水を冷やす→やってみた
⑤溶けない氷を入れる→やってみた
5年生の理科だと、一つずつ実験をしてどれが効果があるか検証するところですが、ひらめの命がかかっているので、いっぺんにやりました。そのようすがこちら。
凍ったペットボトル、使えるだけの扇風機や送風機で風を当てて、西日を遮るボードを立てて、
さて、どうなったでしょう?
今後の学校行事について
6月11日(木)、野田市ホームページに、野田市の対策会議の決定として各種学校行事の中止について連絡がありました。運動会をはじめとして、修学旅行、林間学校、フェスティバル、校外学習など、子どもたちが楽しみにしていた行事が、三密のリスクを避けられないものとして、中止の決定となりました。学校メールにて保護者様宛の文書を送付させていただいたところです。
大変残念でなりませんが、子どもたちの健康、そして保護者の皆様の安全を考えると今年度は苦渋の決断であったことと思います。これまで、我慢強く、コロナウイルスに対応した生活を頑張ってきてくれた子どもたちのことを思うと胸が痛みます。その分も、今後子どもたちが笑顔で楽しく思い出深い学校生活を送れるよう、職員一同、知恵と工夫を出して参りたいと思います。
なお、今後の年間の行事予定につきましては、改めて文書にてお知らせをいたします。ご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。