学校長から

令和6年度(3年度より継続)

3学期始業式校長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さん、冬休みの間元気で過ごせましたか。今日から3学期ですね。

さて、この写真を見てください。

(写真を見せる)

何だかわかりますか。玄関や職員室の周りで見たことがありますよね。これは、市の事務員さんが季節ごとに考えて装飾してくれているオーナメントです。皆さんの生活する学校が少しでも潤いのあるように普段のお仕事にプラスワンで飾り付けしてくれているのです。

学校には担任の先生以外にも事務員さんのようにいろいろな先生がいますね。もう1人の事務の男の先生がいるのを知っていますか。保健の先生、栄養士の先生、調理師さん、英語や音楽や図書館の先生、用務員さん、読み語りの先生。すべての先生がそれぞれの立場で皆さんの勉強や生活を支えてくれているのです。

校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っています。

皆さんがこうして毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことだけど当たり前のことではありません。校長先生は皆さんに、当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるようになってほしいです。いつもは当たり前すぎて口に出せないけれど、恥ずかしがったり、照れたりせずに、「感謝」を表現してほしいのです。6年生はもうすぐ卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」「うれしかったです」。どんな言葉でもいいです。話すのが苦手な人は手紙や文字、行動、いろいろ考えられると思うので、相手に伝わるのならどんな表現でもいいです。

最後になりますが「感謝」の気持ちは誰に表せばいいのでしょう。少し時間をとりますので考えてみてください。

(少し時間を取る)

先生だけではなくお友達、学校だけではなくお家の方、少し考え方を変えて人だけではなく皆さんがお世話になった物でもいいですね。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

1月の避難訓練 校長講話

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

皆さん、今日の避難訓練はいつもとは違う避難訓練でしたね。

さて、どこがいつもと違う避難訓練だったのでしょうか。3つ答えられたらパーフェクトです!少し時間を取りますので全部答えられるように考えてみてください。

(少し考える時間をとる)

1つ目。「予告なし」

皆さんは今日の避難訓練の前に「今日は避難訓練がありますよ」と予告されていましたか。そうです。訓練ではない、本当の地震はいつ起こるかわかりませんよね。今日の避難訓練はそのための練習でした。

2つ目。「1人で」

今日皆さんはクラスの人と一緒に並んで避難しましたか。そうです。いつもと違ってクラスで並んで避難することはしませんでしたね。1人1人が避難して、校庭に出てから集合しましたね。

3つ目。「いつもと違うコース」

今日皆さんは教室から並んで避難しましたか。そうです。いつもとは違う場所にいてそこからいつもとは違う経路で避難しましたね。

さて、この3つの答えをまとめるとどんなことが言えるでしょう。答えは簡単です。「いつもと違う」ということです。今日の避難訓練は、今年度最後の避難訓練ですから、担当の先生に頼んでいつもと違う「応用問題」にしてもらいました。

皆さん、応用問題は上手に解けましたか。校長先生が採点したところ今日の皆さんの避難訓練は100点満点でした。皆さんはこの後、1人1人が教室でふりかえりをしてみてください。

これで校長先生のお話を終わります。

1.24【校長メッセージ】

おはようございます。

 今朝は授業の前に校長先生から大切なお話が3つあるので聞いて下さい。

1つ目はコロナウイルスのことです。 コロナウイルスオミクロン株による陽性者が増えていることは皆さんもニュースで知っていると思います。実は、新川小でもこの土日で3つのクラスで出ました。でも、抗原検査キットで検査をしたら残りの児童は全員陰性だったので学級閉鎖にならずに済みました。それは良かったのですが一つ心配なことがあります。皆さんの中にはそんな人はいないと思いますが、誰が陽性だったとか、その子に近づかない方がいいとか、根も葉もない噂をしたり、行動をしたりする人がいないかということです。もし、そういう人がいたら校長先生に直接教えてほしいです。それから、皆さんの中にはコロナウイルスが怖くて学校に来たくないと思っている人もいるかもしれません。でも、学校は土日の間に消毒してあるので安心して登校して下さい。

2つ目は登下校のことです。 新川小学校では今、集団登校をしていますが、蔓延防止等重点措置がしかれている間の2/13までは一度やめようと思います。低学年のコース別下校も一度やめます。集まると密になってしまうからです。ただ、不審者の心配もありますので完全に1人で歩いてほしいというわけではありません。マスクをして少しだけ間隔をおいてしゃべらずに登下校できるといいですね。コロナの状況が良くなったら、2/14からはまた、集団登校に戻す予定でいます。

3つ目は、皆さんのふだんの生活のことです。今皆さんは、3密を避けたり、毎朝体温を測ったり、手洗いをしたり、マスクをしたり、黙食をしたり、ということをしていると思いますが、コロナ禍の生活が長くなってきて、少し気持ちが緩くなってきているなと感じます。もう一度1人1人の人が見直して心がけていってくれるとうれしいです。というのは、皆さんはコロナ禍を長く生きていくので「自分の身は自分で守る」が基本だからです。あらためて、みんなで見直してみましょう。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

2月 全校朝会 校長あいさつ

今日みなさんに話したいことは、1つだけです。

皆さんは、始業式の日に校長先生が話したことを覚えていますか。

(少し間を取る)

3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だということでした。新川小学校の児童の皆さんのことですから、きっと「感謝」の気持ちを持って毎日を過ごしていることと思います。今日の校長先生のお話は、せっかくだからその感謝の気持ちを、ぜひ、もっと「伝えよう」ということです。

みなさんに聞きます。みなさんを見守ってくれている人は誰ですか。そして何人いますか。心の中で、校長先生に教えてください。

(少し間を取る)

おうちの人? その通りですね。いつもみなさんを心配して見守ってくださっています。

交通安全隊の方々?いろいろな方が地域で見守ってくださっていると思います。

学校の先生? お勉強を教えてくださっているだけではなく、いけないことはきちんと叱ってくれたり、頑張っていたときには褒めてくれたり、困っているときには相談に乗ってくれたりしていると思います。

まだまだたくさんいますよ。

たとえば、6年生。

委員会やクラブでがんばっている姿をみかけることがあると思います。

他にも、おいしい給食を作ってくださっている調理員の方々や、学校の中や外をきれいにしてくれている用務員さん、読み語りや学習サポーターの皆さんなど、いっぱいいますね。

そうそう、みなさんのクラスの中でも、自分を助けてくれたり、楽しませてくれたりしている人がいると思います。

「フレンドステーションしんかわ」の話

新川小児童の皆さん、こんにちは。

今日は校長先生から皆さんに大切なお知らせがあるので聞いて下さい。

皆さんは「不登校」という言葉を聞いたことがありますか。いろいろな事情があって長い間学校に来ていない状態のことを「不登校」といいます。去年この「不登校」の子どもたちは全国の小中学校で196,127人いました。だいたい2クラスに1人いる計算になります。

流山市にもこういう「不登校」の子どもたちがいて、今度の4月から「不登校」の子どもたちを応援する教室「フレンドステーションしんかわ」というのが新川小学校にできます。その場所は、今の「児童会室」と「かがやきルーム」です。

皆さんの中には、特に高学年の人は、「音楽室に移動する時はどうするの?」とか「かがやきルームはなくなっちゃうの?」とか「計画委員会はどこでやるの?」「そもそも新川小の子じゃない子どもたちが入るのは…」と心配になる人もいると思います。

その心配な気持ちはわかりますが、それは少しせまい考え方ではないでしょうか。「不登校」の子どもたちのことも大切にしてくれませんか。これから長い人生を歩んでいく皆さんにとっては、いろいろな人とお互いの考えや気持ちを出し合って一緒に生きていく場面が数多く出てきます。校長先生は、「不登校」の子どもたちが「フレンドステーションしんかわ」なら学校に来られるという場所になるなら、少しでもお手伝いしたいなという気持ちになりました。このお話を聞いている皆さんは今どんな気持ちですか。

そうは言っても4月になってみないと「フレンドステーションしんかわ」に、どんな子が来ることになるか、何人来ることになるかまだわかりません。今通うはずの学校に行っていない子どもたちなのでしゃべるのが苦手な子もいるかもしれません。校長先生は、新川小の子どもたちにも「フレンドステーションしんかわ」の子どもたちにも、この新川小学校の場所が大切な居場所になってほしいなと思っています。

このことについて、皆さんの考えや意見があったら、ぜひ校長先生に聞かせてください。

これで、今日の校長先生のお話を終わりにします。

卒業を祝う会校長の話

全校児童の皆さん、こんにちは。

今、計画委員の皆さんが「新小の鍵」を引き継ぐのを全校児童の皆さんは見たことと思います。この鍵に誓って、新しい新川小のリーダーたちとともに来年度新川小の伝統を一人一人の児童の皆さんで作っていましょう。さて、6年生と一緒に生活できるのもあと2週間、日にちにすると10日間となりました。下級生の皆さんは、6年生の皆さんにどんなことでお世話になったことを覚えていますか。今日の「卒業を祝う会」は卒業式本番には出られない下級生の皆さんにとっては「これまでどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて6年生に発表できる最後のチャンスでした。一生懸命できましたか。皆さんの気持ちはきちんと伝えることはできましたか。逆に、6年生の皆さんには「卒業を前にして、今、下級生のみんなにどんなことを伝えて卒業したいですか。」と聞きたいです。

今日は3月3日です。卒業式は3月18日です。あと14日で6年生は卒業を迎えます。校長先生が子どもの頃、6年生として小学校を卒業する時、風邪をひいて「謝恩会」というのに出られなくなったことがあります。同じクラスの友達に、「先生がいつもの先生より優しくてとても楽しかったんだよ。」と教えてもらえましたが、当時の校長先生には残念な気持ちしか残りませんでした。よく、「1日1日を大切にして健康管理をしっかりと」と言いますが、この時ほど自分が元気で健康にいられるって大事なことなんだなと思ったことはありませんでした。

今オミクロン株によるコロナウイルス感染症が流行っています。もし、陽性になったり、濃厚接触者になってしまうと長い間学校を休まなくてはなりません。6年生はもちろんのこと、下級生の皆さんも健康管理には十分気をつけてください。そして、6年生は残り少ない新川小での1日1日を、他の学年の皆さんは友達と一緒にいられる1日1日を大切にしてください。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

新入生入学説明会 校長挨拶

こんにちは。本校校長です。マスクをはずすとこんな顔です。

この4月から本校1年生として入学されるお子様の保護者の皆様におかれましては、卒園及び入学の準備で大変お忙しいことと思います。

本日来校された際に、新型コロナウイルス感染予防のために実施している体温の計測や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保等、御協力をいただき誠にありがとうございます。今年度は、感染予防対策のため、学校の教育活動も様々な点で見直しを図ってまいりました。来年度も引き続き感染予防を行いながら、子供達の健やかな成長に必要な教育活動を保護者の方や地域の方の御支援も得ながら、進めていきたいと考えております。

さて、小学校に入学するお子さんからすると、新たな環境に身を置くことは、どの子にとっても楽しみであると同時に大なり小なりストレスも感じることと思います。本日は、まず保護者の方に、本校の学校教育について各担当よりご説明申し上げ、入学までの準備を円滑に行っていただくためのよい機会としていただきたいです。また、今日の説明会後に、実際に準備される際に疑問が出ることもあると思います。その際は、遠慮なく学校におたずねください。

最後に、私から1点だけお願いがあります。本校では集団登校を行っていますが、お子様が安全に登下校できるように、今から横断歩道や信号の渡り方、信号のない交差点の渡り方などを教えていただけるとありがたいです。

なお、次年度の本校の学級数ですが、1年生2学級を含めて、通常級12学級に加え、知的特別支援学級である「あおぞら学級」2学級、情緒学級である「かがやき学級」1学級の合計15学級でスタートする予定です。

私からは以上です。4月からのお子様方のご入学を心よりお待ちしております。

令和4年度1学期始業式の話

1学期のはじめなので、校長先生から、みなさんがさらによい子になってもらうために、いつもの3つの合言葉についてお話しします。

3つの合言葉といえば皆さんはもうおわかりですね。

それは…

「ふわふわ…、    こつこつ…、    わくわく」ですよね。

まず、「ふわふわ」です。

校長先生が正門であいさつしていると笑顔であいさつしてくれる人と何も言わずに黙ったままの人がいます。笑顔の人はふわふわ言葉を使うのが上手な人が多いです。周りの人も笑顔になれます。周りの人が笑顔になるとみんなが笑顔になります。このように笑顔が広がって学校全体が笑顔であふれるといいなあと思っています。

※自分から進んであいさつができ、ふわふわ言葉で気持ちを伝えられる子になってください。

次は、「こつこつ」です。

校長先生は小学生の頃なわとびが苦手で二重跳びができませんでした。でも、あきらめずにこつこつがんばっていたら、ある日できるようになりました。そして、こつこつがんばっていたら、だんだんおもしろくなっていろいろな跳び方ができるようになりました。こつこつがんばっていると、できなくても必ず誰かが助けてくれます。

※友達と協力して勉強や運動をこつこつできる子になってください。

最後は、「わくわく」です。

授業では、わくわくしながら「どうして、なぜ」そうなるのか、「本当にそれでいいのか」を友達や先生と一緒に考えていくことが大切だと思います。そして、授業では、先生のお話をよく聴くことも大切です。

※わくわく進んで学び人の話もよく聴ける子どもになってください。

 

これから新しい学年・学級がスタートします。ぜひ、この3つを心がけて、すばらしい1年にしてほしいと願っています。校長先生は、皆さんの頑張りをいつも応援しています。

 

これで校長先生のお話を終わりにします。

1年生の入学を祝う会 校長あいさつ

55名の1年生の皆さん、今日は、全校のお兄さん、お姉さんがみんなのために入学を祝う会をしてくれましたね。うれしいですね。

皆さんが入学して7日が過ぎました。学校には慣れてきましたか。

校長先生は、毎日1年生の教室に行っていますが、皆さんが毎日毎日、どんどん学校に慣れていくのがわかります。このあと、来年皆さんが2年生になった時は来年の1年生に親切にしてあげて下さいね。

さて、6年生の皆さん、今日は「入学を祝う会」を計画し、実行してくれてありがとうございました。6年生のおかげで、心温まる会となりました。力を合わせてこの会を実施してくれた6年生の実行力、まとまり、すばらしいなあと思います。6年生のみなさん、これから1年間、全校をリードし、さらに発展させ、明るく楽しい新川小学校になるようにいっしょに努力していきましょう。

2年生から5年生の皆さん、今日は「心のこもったプレゼント」をありがとうございました。きっと1年生の心に届いたでしょう。これから1年生をよろしくお願いします。

全校児童345人のみなさんのおかげで、令和4年度の初めの一歩が大きく踏み出せて校長先生は大変うれしいです。これから新川小学校を笑顔あふれる楽しい学校にしていきましょう。

これで、校長先生のお話をおわりにします。

陸上部を応援する会 校長講話

5月になって暖かくなり、体を動かすのにもよい季節になりましたね。今月は28日に運動会があります。その前に19日には流山市内の陸上大会があります。

陸上部の皆さん今日はそれぞれの種目で見事な演技ありがとうございました。まだ、大会本番までには少し時間がありますのでさらに磨きをかけてください。

さて、コロナ禍になってから声に出して大きな声で応援することを自粛するようになりましたね。でも、校長先生は「応援する気持ちは必ずその人に伝わる」と思っています。そして、応援の力というのは、持っている力以上に力を発揮することができるものだと思っています。

選手の皆さん、新川小の子ども達は、来週5月19日の大会の時も心の中で精一杯皆さんを応援しています。皆さんを応援しているのは、子ども達だけではありません。今まで体調管理をはじめとする様々な支援をして下さったご家族や地域の方々、指導をして下さった先生、声をかけて下さった先生方などたくさんの方が皆さんを応援しています。皆さんは1人ではありません。大会では思い切って頑張ってきて下さい。

実は、選手の人に負けないくらい頑張っている人たちがいます。それは選手になれなかったけど練習に頑張って参加し続けた人たちです。校長先生はこの人達も本当に偉いと思っています。どうしてかというと、練習の時にお互いに声を掛け合っているところを見ていたからです。「踏切が弱いよ」とか「助走のリズムが違うよ」など、本人ではわからないことを周りで見ている人が教えてあげる姿に感動しました。こうしてどの子も成長し自己記録を伸ばしているのだなあ、と感じます。仲間と支え合いながら成長していくことは、どんなときにもとても大切です。そのことを陸上部への参加を通して学んだのだと思います。

それでは、全校の皆さん、19日は心の中で一生懸命応援しましょう。きっとその思いは伝わるはずです。校長先生も応援しています。