学校のようす(2024年度)
【令和6年度卒業証書授与式】さようなら 僕たちの母校 西深井小学校
3/14(金)、令和6年度卒業証書授与式が挙行されました。春を感じられる暖かな天気のなか、卒業生も晴れやかな表情で登校してきました。
登校後、卒業生は1年生に届けられたコサージュを左胸につけ、卒業式の準備を整えます。
式は滞りなく進行しました。一人ひとりが担任の先生の呼名にしっかりと返事をし、卒業証書を受け取りました。「別れの言葉」での卒業生の合唱『絆』、全校児童による合唱『変わらないもの』は会場を温かくつつみこみました。
君と出会った幸せを かみしめながら歩いていこう
一年先も 十年先も 変わらない思い これからもずっと
この一年間、学校を支えてくれた6年生たちが、今日で西深井小学校を旅立ちます。6年生と在校生のそれぞれの思いが、歌詞やメロディにのせられて、体育館全体に響き渡りました。とても感動的な合唱でした。
式が終わった後、卒業生は教室に戻り、学級活動を行います。
6年1組では、近藤先生からのメッセージが一人ひとりに渡されました。正真正銘、最後のメッセージ。卒業生は胸に刻み込みます。
さくら学級、あおば学級でも最後のメッセージが伝えられました。たくさんの人と深くかかわって、様々な経験をした6年間。そんな経験が彼らを大きく成長させました。
最後は在校生に見送られて、6年生は西深井小学校を卒業しました。
ありがとう。そしてさようなら。6年生たちの未来が明るく、すてきなものでありますように…。
【6年生】メッセージ
卒業まで残り1日となりました。昨日、卒業アルバムを手にした6年生。卒業にまた一歩近づいたように思います。
今日はまず4年生とリレー対決! 昨日の3年生のときと同様、思い出作りに…というよりは、みんな目が真剣です。
連日勝負に燃えていた6年生たちでした。
教室では、卒業アルバムにメッセージを書きあいます。クラス替えの少ない西深井小学校。他の学校よりも、仲間と過ごした思い出はひとしおです。心を込めてメッセージを書きます。
5年生担任、熊谷先生がペンをもって教室に入ると…、給食中なのに行列ができました。子ども同士だけでなく、先生からの思いも、アルバムに書き込まれます。
いよいよ卒業まであと1日。明日、西深井小学校の6年生は旅立ちます。
【6年生】私の身長、どれくらいのびたかな?
卒業式まで残り2日となった6年生…。今日は3年生たちと校庭に集合です。今回は6年生vs.3年生のけいどろ対決です。6年生も3年生も最後の思い出づくりのために…というよりは勝負に燃える本気モード。特に兄弟関係の多い3年生と6年生。弟、妹に負けまいとお兄ちゃん、お姉ちゃんたちは必死に逃げ回ります。
目いっぱい走り回って、たくさんの思い出が作れました。
特別授業はまだまだ続きます。その後、6年生は教室に戻り、今度は養護教諭の早川先生の授業です。配られたのは、リボンで結ばれた可愛らしい卒業メッセージ。
このリボンはほどいてみるとそれぞれ長さが違います。実はこのリボン、6年間で伸びたそれぞれの身長を表しています。6年生たちは、自分の身長がどれだけ伸びたのか、友だちと見せ合います。
心や学ぶ力も成長していますが、身体ももちろん成長しています。一番目に見えやすいのが身長のはずなのに、いざ実際にリボンで視覚化してみると「こんなに大きくなったんだ。」と驚いてしまうものですね。
改めて自分の成長を実感した一日になったのではないでしょうか。
卒業まであと2日!
【6年生】担任の先生たちと…
3月のとある日の4時間目、6年生はいつもどおり教室に座ります。しかし、教壇に立つのは担任の近藤先生ではなく…1年生の担任、逆井先生です。実は2年前、6年生たちが4年生のときに担任をしていたのは逆井先生でした。今日は元担任からの特別授業です。逆井先生が黒板に字を書くと「先生、字がうまくなった?」と声がとびます。とても楽しそうです。
始まったのは「グループエンカウンター」。グループごとに分かれて謎解きをする活動です。みんな真剣に話し合います。
終わった後には、1年生からのメッセージを動画で見せます。とても可愛らしいメッセージに6年生たちもほっこりしていました。
久しぶりの逆井先生の授業、子どもたちも懐かしそうに感じていました。
続いて5・6時間目。今度は5年生のときの担任だった峠先生との特別授業。家庭科室でいっしょにパンケーキを作ります。ファスナー付きのプラスチックバッグで簡易しぼり器を作り、思い思いの形のパンケーキを焼きます。
給食の後でしたが、みんなおいしそうにペロリ。とても楽しそうです。
このような特別授業ができるのも、西深井小ならではですね。子どもたちも先生たちも楽しめた、すてきな授業でした。
卒業まであと3日!
【6年生】こんなに大きくなりました
3月のとある日、6年生たちはだれもいない1年生の教室に向かいました。1年生の教室につくと「はーい、みんな席についてー。」と担任の先生から声がかかります。「足が入らない!」「机が低い!」「いすも!」と6年生たちは大盛り上がりです。
続けて、6年生の担任の先生は子どもたちに声をかけます。「はーい、じゃあみんな教科書の〇〇ページをひらいてー。」と。机の上には1年生の国語の教科書がありました。言われたとおりに教科書をひらく6年生たち。「じゃあ、『スイミー』を丸読みで音読していこうか。〇〇さんからどうぞ。」 6年生たちは、1年生に戻ったかのように明るくハキハキと音読し始めました…。
卒業まで残り数日となった今、改めて1年生の教室に足を運び、1年生の教科書を開くことで、自分たちがどれだけ成長したのか、子どもたちははっきりと実感したようです。その後の振り返りで6年生たちはこのように書いていました。
1年の時のことはおぼえていないけど、成長したなと思いました。理由は机も小さいし、習っていることもむずかしくなってるからです。昔は6年生大きいなと思っていたけど、今は1年生小さいな、自分があの身長だったなんて信じられないと思って見ています。そのことも考えると成長したなと思いました。
1年生の教科書と比べて、文字も大きかったり、ほとんどがひらがなだったりしてびっくりしたけど、1番おどろいたのは内容のちがいでした。今は6年生の教科書でもふつうに読めるけど、1年生のころに読んでいたらスムーズに読めなかったと思ったし、文の意味も分からないと思いました。いろいろな学習をしてきたからできるようになったんだなとわかりました。
子どもたちは、この6年間で心も体も大きく成長しました。最初はひらがなが書けないのも当たり前。教科書の文字もこんなに大きかったのに…。今ではひらがなだけでなく、カタカナ、漢字、アルファベットも自由自在に使いこなします。子どもたちはこの6年間で、様々な人々に支えられ、自分たちでたくさんの努力をしてここまで成長しました。これからの長い人生でも、いろいろな人の助けを借りて、一歩ずつ、一歩ずつ成長してほしいですね
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