3年生を送る会 ~在校生による卒業生のための最後の行事~
先週の金曜日、「3年生を送る会」が開催されました。できれば、当日に記事を載せたかったのですが、なかなか想いを言葉にまとめることができず、本日なってしまいました。
3年生を送る会は、生徒会のオープニングムービーで幕を開けました。生徒会執行部が工夫を凝らしたムービーで始まり、笑いあり、感動ありの内容でした。
1年生の発表では、3年生にお世話になった場面を映像や呼びかけによって振り返り、自分たちの成長を合唱によって示すことで感謝を伝えるものとなりました。
2年生の発表は、メリハリのバランスが絶妙な発表でした。笑いをふんだんに盛り込んであるなかで、一番長い関わりがあった3年生への強い想いが伝わってくる。そんな発表でした。3年生は、自分たちの姿が後輩たちにどのように映っていたのかを再確認できる、自分たちに誇りをもつことができるものだったと思います。
また、3年生の発表の前には「全校応援団の引継ぎ」が行われました。ここまで、全校生徒の模範となる姿を学校生活の様々な場面で示してくれた全校応援団の面々。引き継ぐ際の表情には、充実感が宿っていました。そして、伝統を引き継いだ新全校応援団のメンバーには、南部中の伝統を引き継ぐと同時に、自分たちの色を存分に発揮していって欲しいと思います。
最後に、3年生の発表が行われました。後輩たちへの感謝。後輩たちがいてくれたからこそ、今の自分たちがある。そんなメッセージのこもった呼びかけと合唱が体育館順に響き渡りました。
3年生と過ごせる時間が、もう残り僅かなのだということを、この3年生を送る会で改めて自覚させられた気持ちです。これまで、学校生活の様々な場面で、南部中学校の顔として活躍をしていた3年生。朝、正門で登校する姿を出迎えられる時間にも終わりがきます。しかし、終わりは次の始まりへの準備でもある。3年生が、南部中学校を卒業し、4月から次の始まりを迎え、大きく羽ばたいていくことを願ってやみません。