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2025年1月の記事一覧

コンビニはどのように商品をそろえているのだろう(5年生)

 5年生の社会の授業の様子です。「情報を生かす産業」の小単元の学習に入りました。ここで、先生はコンビニエンスストアの情報を活用した販売について、子供たちに考えさせていきます。

 導入では、東京オリンピックに来た外国の人たちがおどろいたことを子供たちに考えさせました。この答えはコンビニの品揃えです。子供たちにとっては、当たり前の日本のコンビニの品揃えですが、外国の人たちのおどろきを知り、子供たちは、コンビニの品揃えに関心をもっていきます。

 そこで、「コンビニはどのように情報を活用して消費者がほしい商品をそろえているのだろう」と学習問題を設定しました。子供たちは、まず一人一人がその予想を考えていきます。「地域にあわせて商品を変えている」「売れているものうれていないものをレジの履歴で考えている」「なくなる前に発注する」「求められている商品をつくる」など、すでにしっかりとした予想を考えていました。予想について、友だちの考えを知りたい子供たちの様子にあわせて、友だち同士の交流を進めていきます。「それもそうだね」「この考え方はいいね」と、子供たちはより考えを深めていきます。

 全体でそれぞれが考えた予想を伝え合った後は、自分の予想の検証活動に入っていきます。先生の用意した資料や社会科資料集、インターネットなどを活用していきます。

 この授業では、学習課題に対する自分の予想を確かめようとする子供たちの姿が見られました。この後の子供たちの追究活動の様子が楽しみです。

 

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