学校の様子

今と昔の6年生、どちらが体力があるか?(6年生)

 6年生の算数の授業の様子です。6年部では、資料の整理の単元で研修を進め、互いに授業を見あって、授業の工夫の効果や子供たちの学びの深まりを確認しています。

 これまでに「今と昔の6年生、どちらが体力があるか?」という課題をソフトボール投げの記録をもとに考えています。平均値だと・・・、最高得点だと・・・、最低得点だと・・・と考えたり、ドットプロットを用いて比較したり、最頻値、中央値という視点からも比較をしてきました。

 本時は、単元の学習の3時間目です。度数分布表から柱状グラフを作成していくことを学びました。柱状グラフにすることで、どんなことがわかるかを子供たちは考えていきます。「一番多いところがわかりやすい」「数のまとまりやちらばりがわかりやすい」「分布の形がわかりやすい」と、子供たちは柱状グラフで表すよさを考えていました。

 何の値に着目するかによって、「どちらが体力があるか」という課題に対する判断は変わります。様々な比較の仕方を学びながら、どの比べ方で比べると、説得力のある説明ができるか追究することをがんばっている6年生です。