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令和五年度修了式 学校長式辞

 修了式の学校長式辞の内容です。

 生徒たちに話した内容です。ぜひ、地域でも共有し、みなさんで中学生を見守てまいりましょう。

 よろしくお願いいたします。

 桜はまだですが、少しずつ着実に春は近づいています。

 卒業式では、今年のキャッチフレーズ「先輩に学べ」のとおり、卒業生がすばらしい姿を皆さんに残していってくださいました。1・2年生の皆さんも、式の雰囲気を創りだし、すばらしい卒業式にしてくれました。感謝します。

 今日の修了式をどう迎えているでしょうか。

 修了式でもよりよい空気、雰囲気を創りだして、立派な姿で今、式に臨んでいるのではないでしょうか。

 さて、「葛中魂」をどう考えていますかという質問を受けたことがあります。

 皆さんは「葛中魂」をどうとらえているのでしょうか。どんなふうに考えているのでしょうか。

 私は「人を思う心」というように考えています。

 部活動の試合の応援に伺うと、そうした姿が随所に見られました。試合の姿から「チームのために」「感謝の気持ち」など感じました。

 また、地域からも多くの声をいただいています。「助けられました」「ありがたいです」という声から、葛飾中生の「葛中魂」が伝わってきます。

 さらに、行事でも、「みんなのために」「感謝をもって」がんばる姿がありました。

 これからも「葛中魂」をもって生活していってください。

 まもなく4月を迎えます。新しい仲間を迎えます。そのときもぜひ「葛中魂」を示してください。

 この一年間皆さんが大きく成長したのを実感しています。

 3月4月は別れと出会いの季節です。そして、「自分を変えるチャンス」でもあります。

 1年生から2年生へ、2年生から3年生へと、このチャンスを自分のリスタートの機会として考え、新たな目標や夢に向かっていってください。

 そのためにも、この春休みを大切に過ごしてください。

 新しい空気をつくる、雰囲気をつくり、葛飾中の新しい伝統となる4月にしていってください。まずは心身の健康に気をつけた春休みにしましょう。